日中、まだまだ暑い日が続く。今日の仙台の最高気温は28度とか、半そでシャツにしようか長袖にしようか、ちょっと迷うような気候となっている。上着を着るのとシャツのままでは、気分的にも違い心まで軽くなりそうだ。それにしても日が落ちる時間がだいぶ早くなり、仙台の日の入りの時刻は17:22となる。
さて、街歩きは運動を兼ね、頭の体操とでもいえる周囲の観察と手軽で楽しい。記録の意味もあり、スマホでパチパチと写真を撮る。難点はポケットカメラのように、十数枚とることはできず、電池容量がすぐに減ってしまうこと。これを快けるすればさらに便利になるのだがなあと思い、写真を撮っている。
そんな中で、広瀬通りを気象台方向へ向かうと、道のつまり歩道上に、何やら記念碑的な石が置かれている。仙台を縦横に流れていた「もう一つの広瀬川」四ツ谷用水の目印的な記念碑だ。文面を見てみるとこの辺りは四ッ谷用水が流れていたところ。立っている支柱は用水の枝流にかけてあった思案橋の支柱だという。左の市中には「志安はし」とある。谷地小路や天神下にあった遊里に行くか行くまいか「思案」したところだ。まさに思案のしどころの橋の記念碑というわけだ
縦横に流れていた四ツ谷用水今では暗渠になったり、地形的に崩れてしまったりしたところもあるが、現在でも工業用水として使われ役に立っている。政宗の時代の遺構が仙台にはまだまだあるのだ。街歩きの楽しみはこうした過去のものを見つけるところにある。