マクロビオティックsalon PINO

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ブルキナファソ訪問記 その2

2020年02月07日 | アフリカ旅行記

25日の土曜日は、ベノワの村を訪ねる事になった。

まずは、市内のおばあちゃんのおうちにお邪魔する。

左からピノ、愛梛(ベノワの次女)、おばあちゃん、ネラ(ベノワの古友人で、アフリカの布などで素敵な服、雑貨を作っているビジネスウーマン)

挨拶して、村へ向かう。市内から1時間弱くらいの所にある。

幹線道路法を外れると、ブッシュと赤土の道を進む。しばらくして、初めの集落がある。村は、みんな顔見知りなので、まずは挨拶から始まる。

バオバブに瓢箪が絡まっている。

ベノワのお父さんの家に到着。穀物倉です。少し高床式になっていて、穀物を保存する。

これは、村の大切な保存食。ネズミです。屋根の上で乾かしていたのを今から料理する。

シアバターの実。大きく丸みのあるドングリみたい。

6歳(だったと思う)の男の子パスカル。ハリネズミを捕獲!ちょっと誇らしげ!ハリネズミ、初めて見た!

ベノワとベノワのお父さんのイラスム。この写真は、私のお気に入り。

ボボでは、「粟」がよく食べられていて、粟をひいて粉状にする。「トウ」を作る準備。左から村の女の子トンド、ベノワの長女恵美梛と次女愛梛。

白トウモロコシの皮をコロンという臼とコロカラデンという杵でついて剥がす。

村の井戸。足踏み式になっている。便利!

蜂の巣。こちらも大切な食料です。

乾季は、農閑期。雨季に備えて、畝が整えられている。雨季になると、緑が繁り、とても美しいらしい。反対に街は、下水が溢れ大変らしいが…。

雨季は、村は農繁期を迎え、みんなが畑仕事に勤しむ。お昼も、女達がお弁当を畑に運ぶほど忙しいらしい。

なので、乾季の農閑期は、農繁期に備えて身体を休め、のんびりしている、とのこと。

 

主食の「トウ」を作っている。白いトウは、白トウモロコシから。少しネズミ色?薄茶色?の場合は粟を混ぜたり、粟だけの場合もある。練るのには力が要るし、練り方によって味も変わる。女達は力強い!

 

この日、トウとバオバブソース、ビサップ(ハイビスカス)のピーナッツソースと乾燥ネズミの炊いたものをご馳走になった。(写真がなくて残念…)バオバブとハイビスカスソースは、美味しかった!さすがにネズミは見るだけに終わる…。

ベノワ家族は、村で作られる粟や米など、手に入る物は、全て村の物を食べている。美味しくて、作った人の顔が見える。その上、農薬の心配がない。食事情は、日本と共通している。 

食べ物を自分たちで作る、そして食べるといったシンプルで大切な暮らしが村にある。

 

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