セネガルツアーの目的は、WALKTALKの柳田知子先生が主催される「アブドゥライ・ジャキテさんのダンスと太鼓のワークショップ」に参加することでした。
ダカールから約500キロ離れたタンバクンダという街のはずれにある合宿所で10日間のワークを受けます。
柳田先生はアブドゥライさんに師事し、セネガルに通い続け、資金を集めてタンバクンダにワーク用の合宿所を建設!
そこで、私たちはワークを受けました。
ダンスは、ワリ先生(男性)とラマタ先生(女性)が交代で教えてくださいました。
いつも自転車で通って来てくれました。ワリ先生。
太鼓は、ドリッサ先生、ジャンゴ先生が交代で教えて下さり、どちらもドゥンドゥンはバジャラ先生が担当でした。
左がドリッサ先生。右は管理人のアビブさんと娘のティギダちゃん。
ドリッサ先生は教え方が本当に上手。「マダン」というリズムを教わったのですが、今でも口ずさんでしまうほどです。
今回のツアーで良かったことの一つは、ダンスと太鼓だけでなく、唄の時間と太鼓の歴史などの講義とが交互にあったことです。
唄はマイムナ先生が教えて下さいます。 かなりビッグママです!
唄もすごく楽しくて、一人ひとり唄わされるのが恥ずかしかったのですが、おかげで口ずさめるまでになりました。
その上、先生が「サクリファイ」という服をプレゼントして下さいました!これは、異例の事だそうです。嬉しい!
講義は、アブドゥライさんが担当です。
この写真の日、太鼓の練習が終わり、講義が始まるまでの時間、なんとアブドゥライさんが太鼓を叩き始めました。
実は、アブドゥライさんはアメリカ滞在中に一酸化中毒という事故に遭い、不自由な身体になってしまわれました。けれど、お弟子さんのジェシーさんの必死な看病とリハビリで少しずつ話せるようになったり、歩けるようになられたそうです。でも、太鼓を叩くまでは回復していなかったのです…
それが、この日アブドゥライさんが太鼓を叩き始め、アブドゥライさんの信奉者のワリ先生も涙!
私たちも、感激的なシーンを目の当たりにでき、感激しました。
夕食後は、毎晩トラワレさんがドンソンゴニという弦楽器を弾いて唄って下さいます。
素朴な音色と唄声でゆったりくつろぎます。
たき火を合宿所のみんなで囲みます。唄に合わせて、踊ったり…
アブドゥライさんも太鼓で参加!
日本では、たき火をすることなんて無いので、貴重な楽しい時間でした。
こんな風に合宿所でのワークを10日間受けました。
次回は、食事や生活について書きますね!
を何回も何回も教えてくれてありがとう。