今回の楽しみの一つ。学校訪問。
まず、ベノワの長女が通う幼稚園を見せてもらう。
8時から始まるので、7時45分くらいに家を出る。初バイク!モトクロスのような道を走るので、ドキドキ。
幼稚園に着きました!先生について中に入る。ドラム缶の遊具もある。ジャングルジムもある!
入ると小さなクラスの授業が始まっていた。恵美梛のクラスは、5歳児クラス。
まず、日にちの確認。
昔の日本の軍隊教育っぽい雰囲気が、学校にはある。先生の言うことは絶対服従。だから、先生が「静かに!」というと鶴の一声。静かになります。
算数の授業。数字を書くことや、数の認識、足し算の授業。5歳の子どもには、難題です。恵美梛、足し算頑張ってまーす!
30分ほどしか見ていないので、全般を語ることはできませんが、こんな感じ。一部だけで比較すると、ギニアより落ち着いていて、環境は整っていると思う。
次に行く、小学校も同じ。
小学校です。ここは、ダンスの先生のオマールが子どもの頃に通っていた小学校。ベノワの地域から少し離れた郊外の住宅地にある。
街中の学校だと、こんなに広々とした場所がないので、規模がもっと小さくなると思う。
水呑場や売店がある。夕刻なので、閉まっていて残念…
一番小さなクラス。日本のように同じ年の子どもだけで編成されるのでなく、2~3歳の上限がある。なので、5~7歳ぐらいまでのクラス。100人程度いる。
これは、一番大きいクラス。日本の6年生?でも、もう大人っぽい。立っている彼女は、ダンスが上手いらしい。年に一度、夏にダンスフェスティバルがあるとのこと。
びっくりしたのは、どのクラスでも、「一番賢いのは誰?」と質問されると、すぐに一人の子どもが手を挙げていたこと。
学習は、個人の能力は高められるが、みんな一緒に伸びる、という概念は薄いようだ。
とにかく教室内は静かで、一旦教室の外へ出ると元気いっぱいの子ども達でした。それは、全世界共通?かな。
一番右が校長先生。子どもの数が多い事や先生のお給料など、問題がいっぱいらしい。
でも、とにかく教育を子どもに、という姿勢が感じられた。まだまだ、全ての子どもが学校に行ける状況ではないらしいので、教育の振興が望まれる。