マクロビオティックsalon PINO

PINOはマクロビオティックのオーガニックカフェです。

タンザニア旅行記その7.-フェアトレード

2012年09月11日 | アフリカ旅行記

8月27日(月)、アレックスさんの畑とフェアトレードの施設見学。

 小さくて見えにくいですが、コーヒーの木です。

ところどころ赤い実が付いています。今年のコーヒーは少し生育が遅いらしいです。上手くできるのかな…

とうもろこし畑が続く…  とうもろこしとコーヒーは共存できないそうです。

バナナとコーヒーは、大丈夫。コンパニオン・プランツです。

しばらく行くと、木の上に巣箱をかけて、蜂蜜を取っています。 

木の上の方にあるので、蜂が私たちに寄ってくることはありません。うまく考えてあります。

 村の中心地にとうもろこしを粉にする機械が置いてあります。

それぞれが、製粉にくるみたいです。 

とうもろこし粉(荒引き)とウガリ(細かく引く)の2種類を引きます。 

 コーヒーのフェアトレードでできたデイケアー・センター。

デイケアーといっても日本で言う託児所や保育所のような場所。また、図書館も併設されているし、テレビを見れる部屋などがあります。

 今回も、図書館にJATAツアーズを通して日本から届いた本を寄贈しました。

フェアトレードのコーヒーの施設があるところ。収穫した豆を洗う機械と、豆を干したりする場所があります。

コーヒーの苗も植えています。

 

今回、ルカニ村には国際英語学部、国際観光学部に通う学生さんと3人でお世話になりました。

学生さん二人は英語が話せるし、将来のビジョンもしっかり持った若者たち。頼もしかった!お世話になりました。

彼女の方は、大学のフェアトレードサークル(私たちの頃とはずいぶん違う!)に入っているので、今回のツアーは興味深く収穫も大きかったようです。

「フェアトレード」とは、発展途上国の人々の支援として、その地で何かを作っている人と適正な価格と条件で行う取引の事です。

ルカニ村のコーヒーを日本で取り扱っているのは京都のキョーワズ珈琲さん。(http://www.kyowas.co.jp/)

JR茨木駅前のボン・ネージュCAFEでも扱っているそうです。(近くなので、行ってみたい!)

ちなみにPINOの珈琲はピース・ウインズ・ジャパンが扱う東ティモールのコーヒーです。

今、発展途上といわれる国とのフェアトレードが徐々に注目を浴びるようになってきました。フェアな取引によって、売る人も買う人も満足できる。さらに、その地で暮らす人が「豊か」になっていけばいいですね。

どういった「発展」ということがいいことなのか、「開発」とはどういうことなのか、それをよく考えた上で「発展途上」と言われている国の人々を支援していけたらいいな…と感じました。

便利さだけを追うような「発展・開発」では困ります。

そんなことを色々考えさせてくれるルカニ村。明日も、フェアトレードでできた学校などを見学に行きます!(続く…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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