牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

坦々麺専家 玉丹 (西早稲田)

2005年08月16日 | 食べ歩き (早稲田・高田馬場)
早稲田通り沿い、三徳西早稲田店向かい側にオープンした坦々麺専家「玉丹(ぎょくたん)」に行きました。

中華料理の「紅虎餃子房」や「胡同四合坊」で有名な際コーポレーションの経営で、ラーメン屋というよりは、坦々麺を中心にした中華麺の専門店といった風情です。

メニューは黒ゴマをベースにした「黒玉坦々麺」と白ゴマの「白玉坦々麺」、それに汁無しの「無湯坦々麺」を中心に、トマト坦々麺、カリー坦々麺などバラエティーに富んだもの。
今回は、迷った末、店員の薦めの「肉玉坦々麺」とビール、餃子のセットです。

幅広で固めにゆでた中華麺に箸で崩れるほど煮込んだ豚肉、少し濃い目の味のスープは玉子を崩して混ぜるとちょうどいい具合の味になります。他のメニューも是非、試してみたいですね。

お洒落な店内は、女性一人でも入れそうな感じです。
ライスが無料でサービスされるのは、早稲田という土地柄でしょうか。

クルマも夏バテ

2005年08月15日 | 日々雑感
先日、小金井のリストランテ大澤に出かけるために2ヵ月半ぶりにエンジンをかけた愛車ですが、案の定、バッテリーが上がっていました。

2ndカーのVitaからジャンプコードで始動、なんとか生き返ったかと思いきや、週末にドライブに出かけたところトラブル続出。

キーを抜いてもアクセサリー電源が入りっぱなし、助手席側のパワーウィンドウが動かない、SRSエアバッグの警告灯がついたり消えたり。。
幸いにも走りに影響したり、エアコンやステレオ等の快適装備がおかしくなることはなかったものの、今年で11年目になる愛車ゆえ、数ヶ月も放ったらかしにすることはよろしくないことがわかりました。

早速、主治医であるノリトシ自動車の社長さんに電話。お盆明けに入庫することになりましたが、いくらかかるのかなぁ。。

つヾらそば (下落合)

2005年08月14日 | 食べ歩き (その他)
さっぱりした麺類が食べたくなり、荒木町の讃岐うどん屋「こびんちょ」にでも行こうと思ったら、お盆休みでどこも休み。そこで、目白の「つづらそば」に行くことに。
JR目白駅から目白通りを下落合方面に10分くらい歩いたところ、目白病院の向い側にある民芸造りの建物です。

目白通りを通るたびに時代劇のセットのような特徴的な建物が目に入り、初めて入ったのが大学生の頃。
そばだけでなく、うどんのメニューも豊富でよく通う店のひとつになっています。

「つづらそば」という名前の由来は、先代の御主人が全国津々浦々を回り、各地のそばやうどんの味を習得したことから、「津々浦々」がなまって「つづら」そばと命名したそう。

今日のメニューは釜揚げうどん。夏に温かいうどんもなかなか美味しいものです。

百年ライスカレー (日光金谷ホテル)

2005年08月13日 | 食べ歩き (その他)
明治6年(1873年)創業の日光金谷ホテルが、130周年記念事業の一環として、明治~昭和初期のメニューを再現したもののひとつです。
「百年ライスカレー」という名称は、放送作家の小山薫堂氏が命名したとのこと。

現在では1食840円でお土産のレトルトパックで提供されているほか、ホテル内のコーヒーラウンジ「メイプルリーフ」のランチタイム限定のメニューとなっています。
ミニサラダ付で1,575円とちょっとお高いですが、明治から平成まで四つの時代の歴史を刻んだ重厚でクラシカルな建物のなかで、ゆっくりと流れる時間とともに楽しむカレーは格別です。

レトルトではビーフのみですが、ホテルではビーフの他にチキンと鴨の具が選べます。
味はいわゆる欧風のカレーにインド風のスパイスとココナッツミルクが効いており、濃厚な味。今風のレシピとはずいぶん違うとのことです。
ライスはレーズンバターライス、薬味には福神漬け、らっきょう、マンゴーのチャツネでした。

おいしいカレー、生ビール、好物の福神漬けにらっきょうと大満足のランチでした。

Irish Pub The Morrigan's/ザ モリガンズ (四谷)

2005年08月12日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
JR四谷駅近くにあるアイリッシュパブ「ザ モリガンズ」です。
四谷駅麹町口から上智大学の前を通りすぎ、麹町6丁目の信号脇のビル2階にあります。

暑い日の外回りの後、夕方にここで1/2パイントのビールをひっかけ、気持ちをリセットしてから勤務先に戻ることもしばしばです。
ちなみに、1パイントはイギリスで約568ml(アメリカでは約473ml)です。

店内は本場アイルランドのパブを再現。店内の外人濃度が高く、カントリーコテージ風の内装とあいまって、不思議な雰囲気です。
ドラフトビールは、ギネス、キルケニー、バス、ハイネケンをはじめ世界各国のビールが7種類、その他にボトルのビールが20種くらいあり、ビール好きにはたまりません。

うれしいのはビールの注ぎ方、グラスのふちいっぱいまでなみなみと注いだら、そこから泡がちょうどいい具合になるまで、こぼしながら調整します。
たかだか数ccかもしれませんが、客にビールを美味しく提供するために注ぎ方までこだわる心遣いがなんともうれしい限りです。

オープンの17:00から19:00まではHappy Hourでビールが100円引き。
よく頼むメニューはFish & ChipsのSmallが500円+1/2パイントのキルケニーが100円引きで400円の900円コースです。

ただ、Fish & Chipsが出てくるのが遅いため、ついついもう1/2パイントたのんでしまうのがつらいところですが。

STEINMETZ/シュタインメッツ ST-1

2005年08月11日 | 散財日記
2ndカーのOPEL Vitaに愛用しているのが、独STEINMETZ(シュタインメッツ)社の1世代前のホイール「ST-1」です。
サイズは、 6J×15インチ オフセット+49 4H/100mmです。

ドイツでは、タイヤが多少フェンダーからはみ出しても問題ないようで、旧Vita-B(Corsa-B)用には、15×7J offset42がラインナップされています。
OPELの輸入を始めたヤナセは同時に、独STEINMETZ(シュタインメッツ)の代理店にもなりましたが、その際に7JのホイールをVitaに装着すると車検に通らなくなるため、シュタインメッツに別注したのがこのホイールです。

先代のメルセデスベンツSLKが日本に輸入されるときに、はみ出したリアタイヤを覆うように、本国仕様にはない樹脂のフェンダーアーチモールが装着されましたが、これも同様の理由によるものでしょう。

オリジナルの7Jのホイールは、スポークがよりシャープに伸びていますが、この6Jのホイールはスポークがラウンドしていて丸みを帯びたVitaのボディにピッタリだと思いますね。


とんかつ 三金 (四谷)

2005年08月10日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷見附交差点にある「とんかつ 三金」で遅めのランチを取りました。

衣がかりっとしジューシーなポーク、キャベツ、赤出汁、きちんと炊いたご飯は食べ放題と、きわめて正しいとんかつ屋です。
一人だとたいていカウンター席に通されるのですが、テーブル幅が広く清潔で、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

昼のピーク時をのぞけば、席に着いたときにメニューと一緒にスポーツ新聞を持ってきてくれるのが心憎いところです。

本日のメニューはヒレかつセット。
特徴があるわけではありませんが、まっとうに美味しいランチでした。

てんぐや (曙橋)

2005年08月09日 | 食べ歩き (牛込界隈)
曙橋駅前、靖国通りの住吉町交差点の近くにあるラーメン屋「てんぐや」です。

ラーメン屋というより坦々麺屋といった方が正しいでしょうか。
縮れた麺にすりゴマがたっぷりと入った濃厚でクリーミーなスープが特徴的で、辛さは好みで選べます。

服部学園の服部幸應さんが週刊誌でこの坦々麺をほめた記事を拡大コピーにして店内にはってありますが、ずいぶん古そうなので、かえって逆効果ではないかと思うことしきり。ただ、坦々麺好きを納得させるくらい、かなりレベルが高いのではとオススメできます。

この店は牛込に転居した際に、女子医大に通院していたラーメン好きの上司に紹介されて通い始めたのですが、坦々麺以外のメニューを食べたことがありません。
機会があれば、普通のラーメンも食べてみたいと思います。


リストランテ大澤 (小金井)

2005年08月08日 | 食べ歩き (その他)
小金井にあるリストランテ大澤で母の誕生日を祝いました。

場所は多磨霊園や府中の運転免許試験場の近く。室町時代から続くという旧家・大澤家36代目が日本家屋を改装してオープンさせたイタリアンレストランです。
コンセプトとしては広尾の羽澤ガーデンや荒木町のカルミネ エドキァノと同じですが、300坪もの手入れの行き届いた日本庭園とシガーバーになる大きな土蔵が大澤の特徴でしょうか。

料理は平均点レベルでしたが、バジルを練りこんだ冷製のパスタがなかなか美味しかったです。とはいえ、わが家の近くには手軽で美味しいイタリアンがたくさんありますのであえて行くとすれば、ドライブがてらになるでしょうか。

実家が西東京市(旧保谷市)なので、母を連れての食事には重宝しそうです。

満/MITSURU (曙橋)

2005年08月07日 | 食べ歩き (牛込界隈)
曙橋の駅前に新しくできたパン屋、小麦と酵母「満/MITSURU」です。
場所は都営新宿線の曙橋駅を出て合羽橋に方面に上がる坂の下、立飲み屋DANの隣で昔am/pmがあったところ。店の人によれば、今年のGW明けにオープンしたとのことでした。

店のつくりは一見して手打ちそば屋かと思えるような和風の門構え。間接照明のダイニングバーのようなアプローチを入ると、黒基調の内装に美味しそうな手作りパンが並んでいました。

買ったのは、揚げカマンベールと生ハムのサンドイッチとごぼうサラダのサンドイッチ、桃のタルトっぽい菓子パンと豆大福のような風貌のあんパンです。
どれもおすすめできる美味しさ。
この界隈には美味しいパン屋が少ないので期待です。

近いうちに全メニュー制覇しそうな予感がします。

まるいち (荒木町)

2005年08月06日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
四谷・荒木町界隈で私がもっとも愛するラーメン屋が「まるいち」。
新宿通りから荒木町の杉大門通りに入ってすぐの左手にある、間口の狭いカウンターのみのこじんまりとした店です。

ラーメンというより支那そば、細麺縮れ醤油味の正しい東京ラーメンといった風情。化学調味料とは対極にあるようなほっとさせる味、飲んだ後にさらっと食べたくなるようなラーメンです。
店主は車力門通りの裏手にあるあんこうなべの「たまる」の弟さん、元日本料理の板前さんだったこともあり、非常に丁寧な仕事ぶりを感じます。

メニューはラーメンとワンタン、それにトッピングの組み合わせ、昼時には茶飯もあります。
いつも頼むのは人気メニュー、ワンタンメン。 つるつるとした食感は他所ではなかなか食べられません。
麺を大きな寸胴鍋を使って泳がせるように茹で、昔ながらの平ザルで手馴れた感じですくいあげます。注文してから出てくるまで5分とかからないでしょうか。職人的な技を見ているだけでなんだかほっとしますね。

豚骨やら辛子味噌やら、少し凝ったラーメンが多い昨今、次の世代に残したい正しい味です。

伽耶苑/KAYAEN (四谷)

2005年08月05日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
JR四ツ谷駅前、三栄通り入り口角のコージーコーナー地下にある韓国料理屋「伽耶苑/KAYAEN」に行きました。

何度かテレビで取り上げられたことがあり、気にはなっていた店なのですが、ついつい手軽な牛角や餃子の宇明家が並びにあるので、なかなか店に入る機会がありませんでした。

入った時間は夜の9時、おなかはそこそこ減っていましたがしっかり食べるには少し遅いので、選んだメニューが伽耶苑ジョンゴルの一品。この店の名物料理で牛肉、きのこ、野菜を甘めに調味したオリジナルの鍋料理。調理場で、石で作られた鍋にある程度具材をセッティングした後、テーブルの上のガスコンロで煮込みます。

店員がマメに火加減を見てくれて、最後は店主の朴春姫さん自ら味見をして、取り分けてくれました。

韓国料理とはいえ、それほど辛くなく、プルコギ系の甘い深みのある味。野菜もたっぷり取れて、満足の一品でした。

カタログハウスの店 東京店 (新宿南口)

2005年08月04日 | 日々雑感
新宿駅南口に通販生活の版元であるカタログハウスの店があります。

もともと通販生活の個性的な品揃えが好きだったのですが、たまたま担当する得意先がこの隣にあるため、通う頻度も多くなりました。

この店のメリットは、通販生活で掲載されている商品を実際に手にとって見られること、またセットで販売している食器や食材をバラで購入できること、また大型の商品でも送料が無料になることです。

ここ数ヶ月でも、野菜畑のブイヨングリルパン チャーグリラー有元葉子の片手フライパン山田工業所の打ち出し中華鍋と散財しまくっています。

それだけ得意先に通う頻度が高いということなのでしょうか。

猟奇的歌手 PSY/サイ

2005年08月03日 | 日々雑感
歌舞伎町のKoreaPlazaで購入した韓国の人気歌手PSY (サイ/싸이)のCDです。

先日、韓国系の飲食店に行ったところ、従業員がカラオケで熱唱していたのが、ビバリーヒルズコップで主題歌的に使われた「アクセルF」のリズムに乗せたテンポのよい韓国語のラップ。その従業員に曲名をたずねると、PSYという歌手の「챔피언/チャンピオン」という曲とのことで、しばらくそのメロディーが気になっていました。

このPSY (サイ/싸이)という歌手、デビューは2001年で、韓国では「猟奇(ヨプキ)」が一大ブームになっていたときだそう。この「猟奇(ヨプキ)」という言葉は元々の意味は日本語の猟奇と同様に、グロテスクで気持ち悪い、などのニュアンスですが、ここでは「既成概念を打破する」とか「カッコいい」という意味合いで使われているそうです。
同じ時期に流行った映画「猟奇的な彼女」も同様の語源なのでしょう。

ルックスは三の線で、一見して色物のように思われがちなPSY (サイ/싸이)ですが、ボストン大学→バークレー音楽院出身という毛並みの良さ。今回買ったCDは彼の3作目である3集「3マイ」ですが、どの曲もテンポがよいだけでなくメロディアスで、きっかけとなった「챔피언/チャンピオン」もオリジナルをセンスよくサンプリングしてありました。

意外にオススメなCDです。

広島つけ麺 ぶちうま (三栄町)

2005年08月02日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
三栄町にある広島つけ麺 ぶちうまに行きました。
JR四谷駅から三栄通りを税務署の方向に進み、一つ目の信号を越えてクリーニング屋の角の路地を右手に折れたすぐの左手、住宅地の中のきわめてわかりにくいところにあります。

もともとこの場所にはオーガニックを標榜した洋食屋「シェフ・アーゴ」があり、当時はよく通いました。無農薬・無添加のからだにやさしいメニューで、味とボリュームともにかなり満足した記憶があります。

そのアーゴが店じまいして、しばらく後にできたのがこの「ぶちうま」。美味しいという評判は聞いてはいたのですが、いつ行っても閉まっており、なかなかその味を確かめる機会に恵まれませんでした。
それもそのはず。ランチは12:00~15:00、ディナーは17:30~20:00とのことですが、仕込んだ材料がなくなると時間前に閉店してしまうそうです。

今回訪れたのはランチタイム。開店前の11:45にのぞいてみるとすでに1人待ち。カウンターで待っていると、開店5分前の11:55には満席になるほどの盛況ぶりでした。メニューはつけ麺の1種のみ。これをベースに麺の玉数、つけ汁の辛さ、トッピング、ご飯を組合せます。
かなり大量のトマトが使ってるというつけ汁に、辛子の量で+1~+40までの好みの辛さを注文するのですが、初めてであったので「からさが一番とがっている」という+5辛に。食べた感想ですが、最初は+5~+10にとどめておいた方がよいでしょう。なお、辛さは食べている途中でも追加できます。

麺はきりりと冷やされ、歯ごたえと食感もなかなかのもの。その上にゆでたキャベツ、細切りにされたキュウリと白髪ねぎ、柔らかなチャーシュー、半熟玉子が丁寧に盛り付けられます。

お皿の上で麺と野菜をまぜ、よく混ぜたつけ汁で味わうと辛味と酸味、独特のコクが口いっぱいに広がります。半分くらい食べたところで、店員の薦めの通りレモンを軽く絞ってみると、さわやかさが増して箸のスピードに加速度が増します。
最後は〆のご飯をスープに軽く一膳。すりごまを一振りして味わうと、ご飯の温かさでスープのコクがいっそう引き立って、これまた別の美味しさを味わえます。

これからの暑い季節、遠出してでも是非、試していただきたい一品ですね。