牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

猟奇的歌手 PSY/サイ

2005年08月03日 | 日々雑感
歌舞伎町のKoreaPlazaで購入した韓国の人気歌手PSY (サイ/싸이)のCDです。

先日、韓国系の飲食店に行ったところ、従業員がカラオケで熱唱していたのが、ビバリーヒルズコップで主題歌的に使われた「アクセルF」のリズムに乗せたテンポのよい韓国語のラップ。その従業員に曲名をたずねると、PSYという歌手の「챔피언/チャンピオン」という曲とのことで、しばらくそのメロディーが気になっていました。

このPSY (サイ/싸이)という歌手、デビューは2001年で、韓国では「猟奇(ヨプキ)」が一大ブームになっていたときだそう。この「猟奇(ヨプキ)」という言葉は元々の意味は日本語の猟奇と同様に、グロテスクで気持ち悪い、などのニュアンスですが、ここでは「既成概念を打破する」とか「カッコいい」という意味合いで使われているそうです。
同じ時期に流行った映画「猟奇的な彼女」も同様の語源なのでしょう。

ルックスは三の線で、一見して色物のように思われがちなPSY (サイ/싸이)ですが、ボストン大学→バークレー音楽院出身という毛並みの良さ。今回買ったCDは彼の3作目である3集「3マイ」ですが、どの曲もテンポがよいだけでなくメロディアスで、きっかけとなった「챔피언/チャンピオン」もオリジナルをセンスよくサンプリングしてありました。

意外にオススメなCDです。