牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

広島つけ麺 ぶちうま (三栄町)

2005年08月02日 | 食べ歩き (四谷・荒木町)
三栄町にある広島つけ麺 ぶちうまに行きました。
JR四谷駅から三栄通りを税務署の方向に進み、一つ目の信号を越えてクリーニング屋の角の路地を右手に折れたすぐの左手、住宅地の中のきわめてわかりにくいところにあります。

もともとこの場所にはオーガニックを標榜した洋食屋「シェフ・アーゴ」があり、当時はよく通いました。無農薬・無添加のからだにやさしいメニューで、味とボリュームともにかなり満足した記憶があります。

そのアーゴが店じまいして、しばらく後にできたのがこの「ぶちうま」。美味しいという評判は聞いてはいたのですが、いつ行っても閉まっており、なかなかその味を確かめる機会に恵まれませんでした。
それもそのはず。ランチは12:00~15:00、ディナーは17:30~20:00とのことですが、仕込んだ材料がなくなると時間前に閉店してしまうそうです。

今回訪れたのはランチタイム。開店前の11:45にのぞいてみるとすでに1人待ち。カウンターで待っていると、開店5分前の11:55には満席になるほどの盛況ぶりでした。メニューはつけ麺の1種のみ。これをベースに麺の玉数、つけ汁の辛さ、トッピング、ご飯を組合せます。
かなり大量のトマトが使ってるというつけ汁に、辛子の量で+1~+40までの好みの辛さを注文するのですが、初めてであったので「からさが一番とがっている」という+5辛に。食べた感想ですが、最初は+5~+10にとどめておいた方がよいでしょう。なお、辛さは食べている途中でも追加できます。

麺はきりりと冷やされ、歯ごたえと食感もなかなかのもの。その上にゆでたキャベツ、細切りにされたキュウリと白髪ねぎ、柔らかなチャーシュー、半熟玉子が丁寧に盛り付けられます。

お皿の上で麺と野菜をまぜ、よく混ぜたつけ汁で味わうと辛味と酸味、独特のコクが口いっぱいに広がります。半分くらい食べたところで、店員の薦めの通りレモンを軽く絞ってみると、さわやかさが増して箸のスピードに加速度が増します。
最後は〆のご飯をスープに軽く一膳。すりごまを一振りして味わうと、ご飯の温かさでスープのコクがいっそう引き立って、これまた別の美味しさを味わえます。

これからの暑い季節、遠出してでも是非、試していただきたい一品ですね。