先週、ミニ盆栽の素材集めに行った公園のすぐ隣に神社がある。
もともと神社があった森の中(敷地)に後から公園が作られたのだろうけど…
公園の名は「若宮公園」。 神社の名は「若宮八幡宮」。
この神社は街中の、特に繁華街のある地域の氏神さまだからか、
春と秋のお祭りにはたくさんの屋台が出て、大勢の人が集まり賑わう。
わが家も氏子ではないけれど、お祭りには家族で出掛けたりしてたので、
馴染み深い神社だ。
由緒は、康平6年(1063)鎮守府将軍 源頼義の建立とある。
先日ご紹介した、わが家の氏神さまの「金剣宮」よりは少し新しいのか。
それでも、千年近い歴史がある。(なにげに神社の歴史ってすごいなぁ~。)
この神社には「境内社」というのがあって、
正門の大鳥居を抜け、八幡宮に向かう参道の途中の左右に6~7つのお社がある。
菅原社、大御神社、白峰社、諏訪社、春日社、子安社、高良社だったかな。
お稲荷様もある。
で、最後に若宮八幡宮にたどり着くのである。
いやいや、ここは神社の団地ですか?(笑)
でも、これだけお社があるってことは、お目当てのあの方々も…
では、探索スタート。
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公園のはずれにある横道に入ると、野鳥天国の若宮の森に入る。
森を横切る道を進むと、鳥居がある。
若宮八幡宮裏門の鳥居
この鳥居は裏口になるので、わりと小さめ。
鳥居をくぐって進むと、いきなりゴールの若宮八幡宮の裏に出ちゃうので、
途中で道をはずれ、正門の大鳥居まで戻る。
お手水
まずはお手水で手を洗う。
お手水はどうして龍の口から水が出てるんだろう~?
では、境内社を順番に詣でる。
菅原社
狛犬さんは左右2体。
大きさはわりと小さく、中型犬くらいかな。
右側
左側
結構、歴史を感じる狛犬さん。
でも、苔むしたりはしていないな。
左の方は脚が割れちゃってる。
それぞれの神社には、歴史や云われ等の説明を書いた表示板はあるけど、
狛犬さんについては、何にも書いてなかった。
お次は…
大御神社
右側
左側
ここは、お社も狛犬さんも建て直されたのか、けっこう新しい。
口の中が赤く彩られていた。
次は…
諏訪社。
残念ながら、このお社には狛犬さんはご不在だった。
では、お次…
白峰社
そして狛犬さんたち。
右側
左側
ここの狛犬さんたちも、古いようだけど、
雨風に当たらない場所に設置されているためか、苔などはついていなかった。
大きさはさらに小さめだ。 小型犬ぐらいかな~。
はい、次いきま~す。
春日社
狛犬さんもいらっしゃいますよ。
右側
左側
苔むしてはいるけれど、わりと新しい作り。
目や口の中などに色が塗られている。
はい、どんどん行きます。
高良社
右側
左側
ここの狛犬さんも作りは新しい感じだけど、
最近作のわりには、大きさが中型犬。
境内社ツアーはこれで終わり。
池が見えてきた。
橋を渡ると、ようやく若宮八幡宮だ。
若宮八幡宮 鳥居
ここでは4体の狛犬さまがお出迎えしてくれた。
手前の右側
手前の左側
なんか、カッコいい~!
新しいのか古いのか分からないくらい、緑に苔むしている。
奥の右側
そうとう古いのだろうな。
お顔が破損している。
奥の左側
こちらはいかにもご老体であろうな方々。
なんか、カエルみたいな平面顔だな~。
若宮社内にはお稲荷社も。
守狐
ところで、さっきの池の中にあった灯篭の足元に気になるものが…
小さい狛犬か?
死角になって画面には写らなかったけど、反対側の灯篭にもさらに1体。
でも、お稲荷さまを参って分かった。
守狐さまだろう。
なんで池の中にいらっしゃるのか分からないけど…
こうしていろんな狛犬さまたちを観察してみると、
実にさまざまな姿形があることがわかった。
作られた年代や、祀ってある神様によって、狛犬さまのお姿も変わるのだろうか。
ひょっとして、時代の流行なんてのもあったのかも知れないな。
神社団地で狛犬探索の旅… なかなか、楽しかった。
最後に、若宮八幡宮でおみくじをひいてみた。
おみくじは100円と50円の2種類があったので、
奮発して100円の方を選んだ。
若宮八幡宮のおみくじ
結果は予想通り「大吉」
なんで予想通りかというと、一昨年ぐらいから私には強運がついてるらしく、
どこの神社でひいても、おみくじは全て大吉。
もちろん、今年の初詣でも大吉。
でもでも、調子が良いのは今年で最後。
来年からは殺界に入るらしく、しばらくは運気も低迷するそうだ。
おみくじや占いを、信じるも信じないも自分次第なんだけど。
なんと!このおみくじにはオマケがついていたよ。
銭亀
なんか嬉しい~!
まあ、来年のことは来年になってから考えることにして、
せっかくの「大吉」な今年一年を、楽し~く過ごそうと思ったとさ。
おしまい。