ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

ふらり、電車に乗って…

2008-05-23 16:02:06 | 日々の出来事
先週の日曜日のことだけど…
夫とふたりでJRのローカル線で20分ほどの小さな町、小松市へ行った。
夫の会社の社長が出展している市民美術展を見に行くのが目的。
駅前のデパート内の催事場に会場がある。
小さな町の唯一のデパートだからか、
開店時間に合わせて行ったのにもかかわらず結構な人混み。
さっそく、エレベーターに乗り会場へ…。
催事場では美術展の他にも山野草&盆栽展も行われていて、人がいっぱい。

この展覧会は小松市の市民芸術会員らが陶芸、彫刻、洋画、日本画、書の作品を年に1度、発表する場となっているそうな。

目を見張るほど素晴しい作品もあれば、見るからに手抜きっぽい作品も…。


社長の作品を見つけた…


タイトル「桜梅桃杏」
サブタイトルもあったけど、忘れました。

大作で全長2.5m位(台座も含む)。赤銅風仕立て。

まあ、芸術作品というのは創る人、見る人、受け取り方は自由なわけで…
かなりの大型作品だし搬入がさぞかし大変だったろうとか思ったけど、
一見、銅に見える材質も実はFRP(硬化プラスティック)で、
以外と軽いらしい。
なるほど、叩くとスコスコとした音がする。
実は、社長の作品とは名ばかりで、かなりの社員が手伝わされた模様。
もちろん、搬入も社員が…。


わたし的に気に入った作品はこれ


タイトル「森の見張り番」

全60cm程のやや小振りな作品。
作者名は忘れたけど、ジブリや水木ワールドを思わせる作品。
これも青銅風仕立てだが、叩くとスコスコ(笑)

感動するような作品はなかったけど、
久しぶりの美術鑑賞で初心に返った気分。


美術展を観終えてデパートを出ると、どこからともなくお囃子が聞こえてきた。
この日は、小松市の代表的なお祭り「お旅まつり」の最終日でもあった。
この祭りは加賀百万石城主、前田利家公の弟がこの町を治めていた時からの祭りで、曳き山の上で演じられる子供歌舞伎で有名だ。


駅から一番近い町内、大文字町で展示されていた曳き山をパチリ。

手摺のある真ん中あたりが子供歌舞伎の舞台となる。


曳き山の天井部分
金箔や漆をふんだんに使い、絢爛豪華な作りとなっている。


最終日、それもまだ午前中とあって、たいした賑わいもないので、
寂れた商店街でお団子を土産に買い、
ふたたび電車に乗って昼には我が家へ到着。

わずか2時間程のふらり旅。
でもなんだか、のんびりと懐かしい感じが思い出せるひとときだったナ~。

    ==========
忘れるところだった…。
今回のお出かけのもうひとつのお土産。


湯飲み茶碗ほどの花鉢二つ

美術展の横でやっていた盆栽展でいろんな鉢が売られており、
それがみな激安!
盃ほどの小さいものから水瓶のような大きなものまで様々。
どれでも5つで400円!とか、目移りして困ってしまうほど…。
横で夫が「これ以上、何を植える気なん?」と呆れ顔。
悩みに悩んで買ったのがこれ。ひとつ100円。
ひとつの使い道はすでに決めてある。
ブツが届くのを待つばかりなのだ…。ウフッ!

コメント (4)
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