岐阜の画廊 文錦堂

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東京滞在記/展覧会編(1)

2014-04-03 16:28:31 | 工芸
皆様、こんにちは。

桜花咲き誇る季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 早いもので、もう4月なんですね!?
新学期や新年度がスタートしましたが、頑張っていきましょう!!

さて、3泊4日の東京滞在を終えて、昨晩遅くに岐阜へと帰ってきました。
長女の引越しも何とか無事に終えることが出来ましたが、ホントに引越しは疲れます。(疲) それにしても、一人暮らしなのに何故あんなにも荷物があるのでしょうか!?

今回の東京滞在では、もう一つの目的であった「隠崎隆一 事に仕えて」(菊池寛実記念 智美術館)も観てきました。

 美術館周辺には、福山 雅治さんが♪歌ったことでも知られる桜の名所「桜坂」もあり、が見頃を迎えていました!!



最終日だったこともあって、個展会場には隠崎先生もいらっしゃり、一緒に行った文錦堂六代目?の長男も交えて先生とゆっくりとお話しすることが出来ました。
隠崎先生に「今のうちに“ガツン”と感じる素敵な出会いを多く持ちなさい。」と話しかけてもらった長男でしたが、まさに隠崎先生との出会いが“ガツン”だったらしく、会場を後にしてからもしばらくの間、興奮冷めやらぬといった状態でした。(笑)

静粛に包まれた個展会場では、改めて隠崎先生の作陶30年に亘る軌跡が見ることが出来、至福のひと時を親子で共に過ごすことが出来ました・・・。



最後に、文錦堂に届いたばかりの隠崎先生の新作から「カセ胡麻」・「焦げ」・「緋襷」など多彩な景色が見て取れ、「備前」ならではの焼きの真髄を楽しめる酒器揃をご紹介致します。



    隠崎 隆一 作 「備前酔器」 H15.8×D 8.2cm・・・・・(売約済

 背面には「緋襷」の景色が見て取れ、足にはまるで足袋を履いたかのように「桟切」が白く彩ります。

    隠崎 隆一 作 「備前酒呑」 H 7.6×D 7.0cm・・・・・(売約済

 焼成時に降りかかった灰によって生じた「カセ胡麻」による見事な景色。

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