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週末特別企画/加守田章二

2021-06-05 15:23:37 | 工芸
皆様、こんにちは。 週末の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。 

今日の岐阜は、梅雨の時期らしいどんよりとした厚い雲に覆われた1日となっています。

さて、今日は「週末特別企画」と題して、素晴らしい逸品をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、日本陶芸界の鬼才 加守田 章二の1970年代に制作された「湯呑」3点です。

陶芸家としては初にして唯一となる高村光太郎賞を受賞するなど、近代日本陶芸史に大きな足跡を残した加守田章二(1933~1983)が49歳の若さでこの世を去ってから、今年で38年。
展覧会ごとに作風が変化した伝説の作家が遺した作品は、色あせることなく、今もなお多くの愛陶家を魅了し続けています・・・。

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。

先ずは、1977年の作品から。
彩釉による模様の定着が窺えると共にフォルムの深化が見所で、絶妙なバランスでの口縁や模様の配置もみられるようになります。



   加守田 章二 作 「湯呑」 H 8.8×D 7.4cm ¥1,100,000-

続いて、1978年の作品。
1978年は、彩釉の縞文が縦と横で構成されたテキスタイルのような抽象的な要素と幾何学的性を発揮していきます。



   加守田 章二 作 「湯呑」 H 8.9×D 7.3cm ¥1,210,000-

最後は、1979年の作品を。
78年に続いて79年も彩釉薬の縞文を発表。 この年は、岩手県遠野から東京の東久留米の陶房に場所を移して制作されます。



   加守田 章二 作 「湯呑」 H 9.0×D 7.3cm ¥1,100,000-
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