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私のイチオシ作品!!《女流作家 編/酒器展 2020より》

2020-01-19 09:42:55 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から青空が広がって爽やかな一日となっています。

さて、若手人気作家の新作から物故巨匠作家の逸品まで一堂に会した、年に一度の酒器の祭典「酒器展 2020」も本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
おかげ様で今年の酒器展は過去最高の人出となり、 “完売” 作家が続出するなど連日大盛況となりました。
令和 2年を最高の形でスタートが切れたと思います。 
改めて、素晴らしい新作をご出展頂きました各先生方並びにご来廊賜りました皆々様方に厚く厚く御礼申し上げます。(感謝)
来年の「酒器展」も乞うご期待です!!

それでは、今日から毎展恒例となっている「私のイチオシ作品!!」をご紹介させて頂きます。
今展からも選りすぐりの『酒器』をご紹介していきますので、乞うご期待です。

トップバッターとして今日ご紹介する作品は、華美な作品で今展に花を添えてくれた 由良 薫子さん、吉村 茉莉さん、水元 かよこ さんです。
お三方とも会期早々に “完売” となるなど、大人気でした・・・。

先ずは、今展最年少作家 由良 薫子さんの「見立て絵付」作品から。
多治見市陶磁器意匠研究所を卒業され昨年4月より金沢卯辰山工芸工房に入所し、その独創性溢れる作風で早くも愛好家の心を鷲掴みにしています。
未来派工芸の発信拠点として数多くの才能を輩出する金沢卯辰山工芸工房でどの様に成長されるのか、今後の展開が楽しみでなりません・・・。



   由良 薫子 作 「熔怪片口/獏と狼」 H 7.0×D13.2cm・・・・・(売約済

   由良 薫子 作 「熔怪ぐいのみ/流水」 H 4.9×D 7.0cm・・・・・(売約済)

昨年に引き続いての参加となった九谷焼の新星 吉村 茉莉さんの作品も。
現代における赤絵細描の第一人者 福島 武山の下で学び、伝統の技とモダンなデザインを融合させた作風で注目を集める茉莉さん。
独特の感性で表現された色香漂う茉莉さんの作品は今展でも大人気でした!!



   吉村 茉莉 作 「片口/花うらら」 H 9.6×D7.8cm・・・・・(売約済

   吉村 茉莉 作 「ぐい呑/花うらら」 H 5.6×D 4.6cm・・・・・(売約済

最後は、 伝統ある九谷焼に造形を持ち込み、そのユニークな形態と色彩豊かな絵付けで個性的な世界を展開する水元 かよこさんの作品を。
国内外で活躍する水元さんですが、今展でも水元さんの新作に愛陶家や美術関係者から大きな注目が集まりました。
文錦堂でも本年5月に個展を予定しており、どんな新作で驚かせてくれるのか今から開催が待ち遠しい限りです・・・。



   水元 かよこ 作 「徳利/花波」 H 14.0×D7.2cm・・・・・(売約済

   水元 かよこ 作 「ぐい呑/そこ花」 H 5.6×D7.2cm・・・・・(売約済
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