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私の一押し作品!!≪その他編/矢野 直人 陶展より≫

2016-07-16 14:55:45 | 工芸
皆様、こんにちは。 3連休、初日の土曜日いかがお過ごしでしょうか?

先ずは“お知らせ”です。
大変遅くなりましたが、九谷の吉村 茉莉 先生から先の「NEW Generation展 2016」 にてご購入頂きました作品の桐箱が届きました。
茉莉先生から「色々と展示会が重なり、大変お待たせして申し訳ございませんでした。」とのことです。
大至急、発送作業に取り掛かりますのでしばしお待ちください!!

さて、早いもので現在開催中の「~唐津・高麗~ 矢野 直人 陶展」(~17日()迄)も、残すところ今日明日の2日間のみとなりました。
昨年末にそれまでの連房式登窯から新たに割竹式登窯へと築き直して挑まれた今展でしたが、おかげ様で会期中は県内外から多くの愛陶家の方々に足をお運び頂き、大変賑わいのある個展会場となっています。
是非、今週末は岐阜まで足をお運び頂き、次代の唐津を担う矢野 直人さんの魅力溢れる新作群をご覧ください!!

それでは、今日も出展作品の中から「私の一押し作品」と題して、選りすぐりの作品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品は、「その他編」と題して、李朝系を中心とした作品を集めてみました。
土や釉薬など素材探しを自ら行う矢野さんらしく、造形力と共にその多種多様な作域の広さもまた彼の魅力の一つです。
砂岩と粘土の組み合わせの妙が楽しめ、一点一点焼きにこだわった矢野作品を存分にお楽しみください。

先ずは、その容姿の美しさから格調高い趣を感じさせる李朝作品から。 今展では、「茶碗」の他にも「ぐい呑」が出展されました。



   矢野 直人 作 「李朝茶碗」 H 6.6×D16.0cm・・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「李朝盃」 H 3.7×D 8.2cm・・・・・・(売約済

続いて、「三島」作品も。 
そもそも三島手は高麗時代の象嵌青磁の流れをくんでいましたが、次第に簡略化し、粉引刷毛目など簡略な手法へと変わっていきました。



   矢野 直人 作 「三島徳利」 H14.0×D 9.3cm・・・・・¥19,440-



   矢野 直人 作 「三島注壺」 H 8.6×D11.8cm・・・・・(売約済

最後は、その希少性の高さから近年ますます注目を集める山瀬の土を用いた作品2点を。
山瀬土ならではのきめ細かな土肌に色づく斑文状が現れた「御本(ごほん)」の景色は、見る者に上品で華やかな趣を与えてくれます。



   矢野 直人 作 「唐津山瀬ぐい呑」 H 4.8×D 6.2cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「唐津山瀬ぐい呑」 H 4.8×D 6.2cm・・・・・(売約済
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