岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」会場奥風景

2016-08-02 11:30:42 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も岐阜は、朝から太陽がギラギラと照りつけております。(

さて、先週末7月30日(土)から始まりました「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展 【 ~ 7日()】。
今展では、太田さんと親交の深かった12名の陶芸家仲間が集い、太田さんが手掛けた作品をそれぞれが担当し意欲作を発表されています。
また、太田さんの遺作も併せて出展されており、愛陶家のみならず陶芸家や美術関係者の方々にも足をお運び頂いております。
太田さんの遺作がまとまって出展されることもこれが最後ということです。 
是非、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

本日20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)において、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、「~太田 梁を偲ぶ~ 恒梁会」展の会場奥風景をご紹介致します。



先ずは、太田さんが修業時代に勤めていた霞仙陶苑での弟弟子にあたる 大西 雅文さんと、伊賀の谷本 貴さんの作品から。
有望な若手作家がひしめき合う丹波焼において、現在最も注目される陶芸家の一人 大西さんは【粉引】を。
次代の伊賀焼を担う谷本さんは、【井戸】に挑戦されました。



続いて、奥正面には次代の美濃・瀬戸を担う西岡 悠さんと山口 真人さんの作品が並びます。
太田さんの【黄瀬戸】に多大な影響を受け、自らもその大きな壁に挑戦し続ける西岡さんは【鳴海織部】を。
そして、霞仙陶苑での修業時代に太田さんと苦楽を共にした山口さんは【黒織部】を、出展されました。



陶芸家仲間だった伊賀の福島 一紘さんは、薪窯で豪快に焚き上げた【志野】を。



信楽の地で、李朝作品を中心に作陶活動を続ける鈴木 大弓さんは、色鮮やかな【織部】を。



次代の信楽焼を担う澤 克典さんは、師匠である鈴木 五郎 先生を彷彿させるかのような【赤織部】を発表されました。



最後は、太田 梁さんの珠玉の【黄瀬戸】作品です。
伝世の桃山黄瀬戸の名品と見まがうほどの出来栄えを見せる作品に、多くの来場者の目が釘付けになっていました。



今展では【黄瀬戸】作品と共に、【志野】【織部】【黒織部】【美濃伊賀】【美濃唐津】などの作品も出展され、大きな話題を集めました。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする