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温泉めぐり紀行

メタセコイア並木(滋賀県 2025年5月)

609.旅道中で入った温泉5つ

2016-12-06 | 温泉探訪

今回の近江・信州の旅で入った温泉は5つ。
どれも気持ちの良い湯だった。

▼さら・さくら温泉(愛知県犬山市) ~2016年11月24日~

  

  犬山市が建てた温泉健康施設。
  70キロほど離れた明宝温泉から毎日毎日10トンの
  タンクローリー車で運んでくる。

  嬉しいことに65歳以上は350円!
  免許証かなにかお見せした方がいいいですか、というと
  
  自己申告制なのでお年は尋ねないことにしてます

  と受付のおじさん。いい施設です。アルカリ単純泉。


花白温泉 (岐阜県恵那市) 
2016年11月25日~ 
  
     

 田舎道を走っていてふと看板が目に入って立ち寄った。
 建物のすぐ脇が明智鉄道「花白温泉駅」。
 ちょうど電車が入ってきたのでパチリ。
 なんか、ここだけ時間がゆっくり流れている気がする。
 花白温泉はエコの観点から燃料は薪を使っている。
 小さな浴槽がふたつ。勢いよく湯が流れ込んでいる。
 ガイドブックにはまず紹介されない超ローカルな
 温泉だった。
 540円


松川温泉清流苑(
長野県松川町) 2016年11月25日~
  
   

 
 宿泊施設もあるきれいな温泉施設。
  入浴料が400円なのもうれしい。
  食堂で蕎麦を注文し、畳の休憩室でのんびり過ごす。
  ここへ来るまでリンゴ畑が続く。リンゴの紅と
  雪のコントラストに思わずカメラを取り出す。


さくらの湯(長野県高遠市) 
2016年11月26日~

    

  大奥を舞台とした絵島生島事件(1714年)。
  ここ信州・遠野は流罪となった絵島が61歳で
  亡くなるまで27年ものあいだ
幽閉された地である。
  
  
    浮き世には また帰らめや 武蔵野の  
         月の光の かげもはづかし   絵島  

  蓮華寺に参り、絵島の墓前で手を合わせた。
  戒名は信敬院妙立日如大姉  

  ところで、この
  「さくらの湯」にはずいぶんと昔(20年くらい前か)
  入湯したことがある。
  
  そのとき
  馬肉をつかった「さくら丼」という信州らしい
  ソウルフードがあった。でも、
  食堂のメニューのどこをみてもその名はみあたらない。
  馬肉を使った"牛丼"みたいなのだったが、
  熱を通しすぎると固くなるし、調理の難しい食材なのだ。
  
600円。


▼蛇王鉱泉・咲乃湯(長野県高遠市) 

  

   高遠から杖突峠に向かう国道256号線。のどかな
  ローカル街道から少し山側に入った場所にポツンと
  建つ。
  水素含有量(?)が豊富な温泉であることが売り。
  数日前に降った雪と所々凍ってる山道を慎重に
  運転して到着。
  おばちゃんが二人出迎えてくれる。600円。
  よく暖まる温泉だ。気持ちのいい湯温のせいもあって
  いつまでも浸かっていたい気分。 

  
  「なにこれから中央(高速)乗るの?
   あたしゃ高速ではだいたい180キロで飛ばすね。
   うん、一度も捕まったことないよ。それでも
   追い抜いてくやつがいるんだよ、ポルシェだね
   体が小柄のせいか大っきい車が好きでさ、
   今?エスティマ、その前はエルグランド・・・・」

 
  湯から上がると、まぁお茶でも飲んできなさいよ、
  と声をかけてもらった。
  せっかくなので・・ということで椅子に坐った途端、
  スピード狂おばちゃんの話しが止まらなくなった。



  
  



526.白山温泉、日テレ「スッキリ」で放映

2015-10-12 | 温泉探訪

昨日、山梨県韮崎市・白山温泉の露天風呂に入ってたら突然、日本テレビの取材がありました。この温泉はノーベル賞を受賞した大村博士が私財を投じて建てたもので、受賞をきっかけに一気に有名になった温泉です。テレビは明日、放送するのことでした。

そして今日12日の朝。
朝刊のテレビ欄をみると、
▼連休中どうなった?①満員大混雑ノーベル賞教授の温泉 とありした。
うまいタイトルをつけるもんだなと感心します。
番組の初めは、ラグビー米国戦の結果を放送し、やっと8時半過ぎに昨日撮っていた露天風呂の温泉シーンがでてきました。どきどきしましたが、私も思いのほか写ってましたねぇ。奥さんと笑いこけながら見てました。

娘や息子に知らせていたので、皆で見たよう、孫が指さしてジ~ジだって笑ってたよう、とか続々、携帯にメールがきました。
奥さんのお友達からも「ご主人が写ってましたねぇ」とメールが来てました。面白い体験でした。


テレビ画面から









 


525.大村美術館&白山温泉

2015-10-09 | 温泉探訪

 


やはりというか、もう大勢の人が開館を待っている。時刻は午前9時。ポツポツと雨交じりの天気。実は奥さんと韮崎大村美術館にやってきた。ノーベル賞受賞の大村博士が私財を投じてつくり韮崎市に寄贈したというあの美術館である。

たぶん行列だろうなと予想して今朝は6時に横浜を出て圏央道、中央高速でやってきた。ノーベル賞受賞記念事業として6日から13日まで無料開放のせいもあるかもしれないが雨の中で開館を待つ人が多い。30分切り上げて9時半にオープンしてくれた。
小さくて瀟洒な美術館だ。梅原龍三郎、堀文子、片岡球子、小倉遊亀など錚錚たる作品が展示されている。女性画家を中心に大村博士がコレクションしたものが多いのが特徴である。二階には濱田庄司作の皿、壺などがショーケースに展示。丘の斜面に建っているので、二階の展望カフェからの眺めがいい。
今日は残念なことに雨なので見られなかったけれど、晴れてれば富士山、八ヶ岳、奥秩父連峰、茅ケ岳を望むことができる。

 


それまでは一日あたり数十人の来館者でしたが大村先生のノーベル賞受賞のニュースが報じられた翌日(6日)は800人、次の日は1800人が来られたんですよ。もうびっくりです。

と美術館の女性館員さんが語ってました。


   

そしてこのノーベル賞効果は隣の温泉施設「白山温泉」でも同じ。これも大村博士が設計し私財で建てた温泉施設である。それまでは地元のひとがのんびり利用してたのにニュースが流れてからというもの、大勢の観光客で混雑してきたと、露天風呂でおじさんが半分嘆いている。
露天風呂には東京、埼玉など来たおじんたち7~8人。ぬるめの気持ちいい温泉だ。皆でノーベル賞受賞談義で盛り上がる。

「あの薬の特許料がすごいらしいよ」

「どんくらいかね」
「年に10億らしいね」
「へぇ~すごいね、それはまた」
「隣の美術館の絵画は全部で5億だって話だよ」
・・・・

 

「すみませんが、これから取材させていただきまかので、よろしくお願いします」と、
テレビの取材クルーがやってきたた。日テレの朝番組「スッキリ」とか
レポーター(後で訊くと大竹真さんという人)が風呂に入り、どちらからですかぁ、とか入浴客のおじさんたちに取材。15分くらいあれこれカメラに撮っていった。



明日の8時から9時の間に放送するとか。

    



さらに、隣のそばや。おいしいからぜひ食べていってください、と美術館の女性が勧めていた。しかし、11時の開店時にもう19番目。予約名簿に記入し、いったん施設の休憩室に戻って30分後、店内の様子を見に行ったらまだ誰も食べてる様子がない。一人で蕎麦をうってるとのこと。これではとても無理なのでキャンセル。

韮崎市民俗資料館にあるNHKドラマ「花子とアン」のロケセットを見て、「みたまの湯」へと向かった。

 



大村美術館パンフレットから










NHKドラマ「花子とアン」のセット


520.連休

2015-09-22 | 温泉探訪

今年は5連休のSilver Week。次回5連休になるのは11年後とか。19、20、21日と奥さんの実家、高崎に行ってきた。
20日はおばあちゃんをつれて法師温泉長寿館、奥平温泉遊神館の2カ所で温泉に入ってきた。青空が広がる秋空。空気の澄んだ上州路のドライブは快適そのものだった。連休中は晴れ続きで行楽日和。どこも賑わってることだろう。


今日22日は「栄ゾリステン弦楽アンサンブルコンサート」に奥さんと出かけた。出演するチェリストからいつも招待券を頂いて毎年聴きに来ている。会場は洋光台の栄区民文化センターリリス。客席はほぼ満杯。
モーツァルトの作品が3曲。
アイネクライネナハトムジークト長調K.525
ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447
ディベルティメント第17番ニ長調334

音楽の世界は素人だからよく分からないが弦楽器のひびきがとても心地よく、なおかつハーモニーのなかに力強さも感じられた演奏会であった。

さて明日の23、24日は定例の「歴史散歩の会」を箱根で行う。懇親会を兼ねて一泊のWalkingである。今回は2日かがりで芦ノ湖を一周する予定。参加者は18名。好天が期待できるので大いに楽しめそう。


法師温泉


515.御殿場温泉会館

2015-08-28 | 温泉探訪




あしたピアノレッスンが無くなったのでまるまる空いたんだけど、どっか行く? 近場がいいんだけど

と奥さん。昨日のことだ。

近場で温泉・・かぁ、

      アタマの中の温泉ファイルを検索し、ひとつの答えをはじきだした。


じゃぁ、

 "だるま"で食事して、御殿場温泉会館でのんびりってのはどう



こういう遊びの話しはすぐにまとまるのが我々夫婦。愛車に乗って午前中の国道1号線を下り、昼前の11時半、小田原の老舗料理店「だるま」に到着。
私は、いつものように天丼セット、奥さんは刺身・天ぷら定食。エビがぷりぷりして美味しい。見た目ではタレが濃いように思えるがさっぱりした味。金曜日なのだが昼頃にはお客さんが続々と入ってきた。やはり人気店だ。






だるま

箱根湯本、仙石原を抜け乙女峠を越えて御殿場温泉会館に到着。ここのセールスポイントは湯船から真正面に富士山を拝めること。
でも今日は残念ながら雲の中。3時間500円という安さと持ち込み可という庶民的な雰囲気がいい。
広い座敷ではおじさんおばさんたちが昼寝したりテレビみたり、思い思いでくつろいでいる。
私たちも温泉に入り、昼寝をし、好きな本を読んでめいっぱい過ごした。

帰りの御殿場ICに入る前に蒲鉾の鈴廣でビールのおつまみにシソ蒲鉾、イカの塩辛を買う。今羽の晩酌がたのしみ。




御殿場温泉会館

 


514.夏休み北陸旅行

2015-08-18 | 温泉探訪


■観光ブームの金沢 ~息子たちと会う~

 
 息子夫婦の住む石川県金沢市。昨年8月、人事異動で北海道釧路市からこの城下町に引っ越してきた。それからちょうど1年の8月12日の午後、武蔵辻の近江市場で息子夫婦と待ち合わせた。

金沢には高崎ICから長野自動車道、北陸自動車道を使ってやってきた。一昨日、おばあちゃんを横浜から自宅のある高崎まで送り、翌日、金沢に向けて出発した。北陸自動車道は海岸線に平らな土地がないせいで延々とトンネル道が続く。これなら冬の除雪作業は不要かもしれない。

今晩泊まる金沢駅前のホテルに駐車し、近江市場へ奥さんと急ぐ。暑い日射しが照りつけている。北陸新幹線の開通効果で金沢に大勢の観光客が押し寄せている。ホテル代もランチも軒並み値上がりし、夕方、ふらりと居酒屋にはいろうとしても予約客で満席状態とか。金沢は未曾有の観光ブームのまっただ中にある。

午後2時半、息子夫婦がやってきた。
今年37才の息子は会社でも中堅どころの働き盛り。きっと忙しかっただろうに半休とって我々につきあってくれた。お嫁さんのA子さんもいたって元気そうだ。
観光客でごった返す近江市場を出て主計(かずえ)町茶屋街、ひがし茶屋街、金沢城公園、21世紀美術館、長町武家屋敷跡などを散策。途中、茶屋街の茶房に入り、二階の座敷でゆっくり、のんびりと寛ぐ。
夕方6時半、予約しておいてくれた和食の店"あぐり"で4人で食事。二年ぶりの親子で囲む夕食、ビールも料理も美味しい店だった。


近江市場


主計町の茶屋街


茶房で一息

息子夫婦と歩く

 

 北国新聞が伝える近江市場の現況



■立山から室堂へ

昨夜は息子たちがホテルまで送ってくれた。翌日、再び北陸自動車道に乗り、立山ICで下りて立山駅へ向かう。ここからケーブルで浄土平まで行き室堂行きのバスに乗る。霧がかかっていて周りの景色がよく見えない。

約50分ほどで室堂に到着。あいにくガスっていて何も見えない。それにすごく寒い。室堂に建つホテルは40年前の10月下旬、新婚旅行で泊まったホテルだ。奥さんと来たのは新婚旅行以来ということになる。登山客に混じって散策路をたどるとチングルマなどの高山植物に混じってライチョウの親子4羽が顔を見せた。
今日は魚津駅近くのマンテンホテルに泊。



新婚旅行で泊まった室堂のホテル

室堂は寒かった

チングルマ


トリカブト




■入善町で旧友と再会


 立山連峰の雪解け水を集めて流れる黒部川。その扇状地には田圃が連なり豊かな湧水が稲作を支えている。名水の里のひとつが生地(いくじ)の町。小さな漁港を囲む小さな町に10カ所も名水が湧く。

立ち寄った「魚の駅 生地」。観光案内ボランティアさんにお願いして30分コースで近場を案内してもらった。

「ここは温泉旅館だったけど後継者がいなくて廃業してしまった、ここのラーメン店も主人が年とってしもうてやっていない、昔はよく配達してもらったもんだが・・・」

清水庵の清水
(しょうず)に行くとすごい勢いで湧きだしている。三段に流れていて、一番上が野菜などを洗い、最後の段で洗濯に利用する。ひと口飲むとほんとうに美味しい。この黒部の美味しい水を持って帰りたくて実は20リットルポリタンクを二個車に積んできている。



生地の魚の駅 天然岩ガキは一個500円


生地の清水に案内してくれた


入善町の湧水


昨夜、魚津のマンテンホテルから電話をした。かけた相手は魚津の隣町の入善町に住むS君だ。川崎育ちで中学以来の旧友だ。縁あってこの町のNECに就職し、土地の娘さんと結婚して家を建てた。この地に住み続けて40年以上になり、すつかり方言が身についている。おととしガンで亡くなった友人Kの葬式で会って以来だ。

生地で時間調整して午前10時半過ぎ、Sの家に到着。家の前に立って待っていてくれた。Sの奥さんと会うのは実に久しぶり。私たちの新婚旅行の際、Sくん夫婦が宿泊先の宇奈月温泉へ車で駆けつけてくれた。そのときから数えれば40年ぶりということになる
懐かしい話に花が咲いたが、午後から二人でエアロビ体操に出かけるとのことなので、早速にお奨めの湧水地に案内してもらうことにした。高瀬湧水海洋深層水の2カ所で20リットルタンクに詰め込んだ。

再会を期してS君らと別れ、私たちはある温泉地へと向かった。
30分ほど山間に車を走らせると一軒宿の小川温泉が現れた。ここは昔、S君に連れてきてもらった温泉である。亡きKも一緒に楽しんだ思い出の露天風呂・・・。
アブを追い払いながら湯につかり、つかの間のひと風呂を味わった。

大糸線に沿って南下し、今晩は松本のホテル泊。いつも行く居酒屋で食事。中国人の3人娘と同じテーブルを囲んだ


小川温泉の露天風呂



■入笠山に登る

旅の4日目。今日も好天だ。まず松本市の南東、鉢伏山の中腹に位置する牛伏寺(ごふくじ)を訪ねた。静寂な佇まいの真言宗のお寺だ。


牛伏寺


■入笠山

ふと想い出した。以前から奥さんが行きたい行きたいと云っていた山がある。この先にある入笠山だ。昔どおりなら上まで車で行けるし、駐車場から30分程度で頂上に立てる。ということで、
中央高速に入り、諏訪南IC で下りて入笠山へ向かう。林道を駆け上がると一般車通行規制があり、係員の指示に従って駐車場から歩くことに。
ところが「クマが出没しています。ラジオを鳴らしたり、鈴をならすなどしてください」の看板がでている。不気味である。

   「あのさぁ、クマ除けになんか歌ってくれないか」

   「う~ん、何がいいかな

   「なんでもいいから、できるだけ大きい声で・・・」

   「え~と、・・・・じゃぁ、 
   
    ♪ ♪ ある日、森のなか、クマさんと出あったぁ 

   「おいおい、それじゃ(クマが)出て来ちゃうじゃんよ」

   「なんかご用ですかぁ、なんてね


山道を登ること50分、湿地帯に到着。ちょうどヤナギランなどの高山植物がよく咲いている。ここから30分ほど登って入笠山の頂上へ。大勢の登山者で賑わっている。

周囲に遮るものが無いので360度の展望がのぞめる。午後になってすこし雲がでたが目の前には八ヶ岳の広大な裾野が広がっている。
お盆のこの季節、上り線は渋滞が予想される。なので、いつものパターンだけれど「みたまの湯」で時間調整して帰ることにした。
みたまの湯を午後9時頃に出て家に着いたのは午後11時30分。走行距離は1240キロ。昨年暮れから我が家にやってきた軽自動車、Honda N-Boxにとって本格的な長距離ツァーであった。
こうして3泊4日の夏休みはあっという間に
終わってしまった。



入笠山への登山ルート

頂上にはたくさんの人が

八ヶ岳山麓




380.信州ひとり旅(4)

2014-06-07 | 温泉探訪


■馬場家住宅

広いお宅だから掃除し終わるまでまる一日はかかるわね。今はこうして部屋を開け放しにするから余計ホコリが入るんでしょ。
大変なのよ。部屋が広いから冬は寒いと思うよう、昔の人はたいしたもんだと思うね、そう、屋敷の半分が(松本)市に寄付されたんだけど残り半分の屋敷には、昔、お医者さんだったご主人と奥様が今も住んでいますよ。たしか80才は超えてる方だったかな・・

(掃除中のおばちゃん)

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松本の大地主である馬場家は鉢伏山のふもとに建つ江戸時代末期の屋敷。
1万3千㎡の広大な敷地に主屋、文庫蔵、表門と左右の門長屋など江戸時代のこの地方を代表する民家建築とのこと。しかし、奥蔵、隠居屋、茶室などは現在の当主が使用中のため非公開となっている。

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庭にやってきたシジュウカラ


■上諏訪温泉・片倉館


塩尻から国道20号線に入る。昼に近いせいか交通量が少ないです。岡谷の標識をみて、日帰り温泉の「ロマネット」を思いだした。
何年か前のことだが、自慢のローマ風呂に入りに行ったのに工事中で休館という残念な記憶が甦った。

というわけでリベンジのつもりでわざわざ寄り道したところ・・・あぁ、何ということでしょう、浴場天井の改修工事で7月いっぱい休館!!。えぇウソだろう!!って、つい口走ってしまった。ついてないよね、2回もふられるなんて・・・。仕方がない、口直しに上諏訪温泉の片倉館へとむかうことにしたのでした。

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片倉館の正面


ここってさ、今度、世界遺産登録される富岡製糸の片倉工業さんと関係あるの?あっそう、やっぱりね、関連会社なんだぁ


受付でお父さんが訊いている。この入浴施設は、もともと従業員用の厚生施設としてつくられた。そういう点は富岡製糸工場が従業員を大事にした経営姿勢と相通じるものがありますね。

レンガ造りの建物が今日までずっと現役で使われ続けている重要文化財も珍しいのではないか。千人風呂といわれる浴槽は明るく広々感がある。胸まで浸かる深い浴槽には大量の湯が流れ込み、足底の玉砂利の感触が気持ちよい。日曜祭日だと大変な混みようだが今日は5~6人。

ゆったりノンビリと浸かり湯を楽しむ。2階に休憩室があり手足を伸ばしてくつろげます。
ここへはもう何回入っただろうか、家族以外にも温泉同好会の連中とか、多分10回以上は来てますね、昔、上諏訪駅前のデパートに温泉施設があって珍しさもあって入ったんだけど、いずれ確かめに行かなくてはね・・・。



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重厚な雰囲気の片倉館



■台が原宿

さらに20号線(甲州街道)をさらに上る。午後の交通量は少ない。
高速道では決して味わえない旧街道の街並み。そのゆる~い風情に浸っていると眠気が襲ってくる。
白州を過ぎたところで
台が原宿の標識が目に入った。日本酒の七賢の酒蔵のあるところだなと思って立ち寄ったらもう店じまいだった。時計を見るともう5時過ぎだ。

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七賢の蔵元


■みたまの湯

今日はもうひとつ温泉に入ろう、ということで、いつものみたまの湯にやってきた。ちょうど夕陽が沈むところだった。みたまの湯はすごく久しぶりのような気がする。
露天風呂から甲府の町を眺めてるうち、いっそ今晩は甲府に泊まろうかなと思い始めてきた。

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379.信州ひとり旅(3)

2014-06-05 | 温泉探訪

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牛伏寺
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所々にある案内板にしたがって里山をぐんぐんと登っていく。「重要文化財馬場家住宅」の案内板がちらっと見えた。
舗装されてはいるが山道というか林道を駆け上がる。牛伏寺ダムから後ろを振り返ると北アルプス、残雪の常念岳が良く見える。

さきほどからエゾハルゼミがあちこちで鳴いている。カエルの鳴き声そっくりだ。もう夏の風情。下界は30度近い暑さだったのに、ここは海抜1000メートルの高地。涼やかなサラリとした空気が支配している。
寺の駐車場に車を駐め、牛伏寺への参道を行く。
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ところで牛伏寺は「ごふくじ」と読み、古くから厄除祈願の寺として有名なんだとか。成人の日には厄除縁日大祭が行われ例年10万人の参拝者が訪れるそうです。
境内がひろいなぁ、と思ったら寺全体の敷地は15万坪の広さ。
写真を撮っていると、珍しい花があるから案内しましょう、と女性が声をかけてくれた。風情から想像するとお寺のおかみさんらしい。

夜になると日本画のようにボーっと浮かび上がって何とも幻想的なんですよ、わたしらのぜいたくです

寺の裏にあったのは樹齢400年の大ツツジ。こんもりと白い花を咲かせています。

えぇと何て云ったかなぁ、花の名前はすぐ忘れちゃう、この上から見るとまた素敵なのでそっち撮ってもいいですよ

と言い残しておかみさんは家に入ってしまった。気さくな女性だ。遠慮なく撮っていたら、おかみさんがやってきて、「琉球」という品種なんだとおしえてくれた。


この枝垂れ桜も樹齢は300年くらいかなぁ、参道脇に誰も観てくれないけど一本の桜があるんですよ、それも300年は経っているのね、先人があちこちに植えてくれたのよね

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■重要文化財 馬場家住宅


おかみさんにお礼をいって山門をくぐり、石段を下ります。
車に戻り、山道を下りながら、そうださっき見かけた馬場家住宅に寄ってみよう、きっと旧家にちがいない。

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馬場家で


378.信州ひとり旅(2)

2014-06-04 | 温泉探訪

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■無言館 ~戦没画学生慰霊美術館~

信州上田の塩田平(しおだだいら)にいます。群馬県の富岡町を離れ、上信越自動車道を走って小諸ICから塩田平に辿り着いたところです。のどかな田園地帯を望む三王山(さんのうやま)に建つ「無言館」。
ここは戦死した画学生が描き残していった油絵やスケッチ、遺品を展示しているユニークな美術館です。開館は今から17年前の平成9年5月。新聞か何かは忘れたが無言館の存在を知り、いつか訪ねてみたいとずっと思ってました。

坂道を上ると甘い香りが漂ってきます。駐車スペースに車を入れ、頭上を見ると白いブドウの房のように咲く白い花たち。アカシアです。薫りの正体はこれでした。5月の爽やかな風に乗ってハラハラと花びらが舞い、心地よい香りがあたりを包み込みます。
緑色の風に導かれ無言館の正面ドアをそっと押し開けると・・・


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ほのかな
照明に包まれた静寂な空間が目の前にあります。目をこらすと十字架の形をした館内に戦没画学生の作品が浮かび上がっています。
戦地に旅立つ直前、死を覚悟したであろう彼らはどんな思いでキャンパスの前に立ったのだろうか・・・ある者は最愛の妻の裸婦像を描き、愛しい妹を描き、家族団らんを想い描く・・・、
画学生ひとりひとりの逸話や家族宛てのハガキを読み進むにつれ、若くして夢を断ち切られた彼らの無念さがひしひしと伝わってきます。一枚一枚の画に込められた絶望・希望・悲哀が胸をうちます。
これら70年前の遺作群は、若者を戦場へと送り込む道を開こうとする今日の日本政治を見つめています。
無言館ができあがるまでのいきさつは「『無言館』ものがたり」(窪島誠一郎著、講談社、1998年)に詳しい。著者は無言館の設立者で1941年生まれ。

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「『無言館』ものがたり」から



■前山寺・鹿教湯温泉

無言館からほど近い信濃デッサン館。今回は立ち寄らなかったが立原道造記念展示室があるらしい。そのデッサン館から真っ直ぐにのびた道の先に前山寺(ぜんさんじ)が建っている。812年、空海の開創で本尊は大日如来。国の重要文化財の三重の塔。よく手入れされた美しい庭園に建つその佇まいがなんとも優しい。
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前山寺 三重の塔



鹿教湯温泉

塩田平には別所温泉という名湯がある。外湯が3箇所もある。しかし、ここはさきを急ぐことにした。松本に抜ける国道254号線に入って鹿教湯(かけゆ)温泉へ向かう。
鹿教湯温泉入り口の信号を右折し、観光協会に隣接する駐車場に入れる。鹿に化身した文殊菩薩が信仰の厚い漁師に山中に湧くいで湯を教えたことから鹿教湯と名付けられたとか。この温泉は、リハビリの湯治客を受け入れることでも昔から知られており、リハビリ病院も温泉街の一角にある。静かな湯治向きの温泉街です。

観光
協会の女性に道順を尋ね、共同湯の「文殊の湯」へ。
歩いて5分、内村川のほとりに共同湯の文殊の湯がある。先客はひとり。300円を払って無色透明な湯があふれ出る浴槽に浸かる。気持ちのいい湯温だ。ちいさな露天風呂から渓流と新緑を楽しむ。湯を上がり、川向こうに建つ文殊堂を見に行く。

さてっと、後は松本市内のホテルを目指して走るだけだ。夕食はどこでなにをたべようかなぁ・・・。

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文殊の湯

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文殊堂


377.信州ひとり旅(1)

2014-06-02 | 温泉探訪

■富岡製糸工場

ついこの間まではシャッター通りだったのに、ちょっと信じられないですよ、この観光客の多さには、世界遺産さまさまだいね

駐車場貸しのおじさん、群馬弁混じりで戸惑いと驚き、そして嬉しさ半分の表情です。信州上田へ行く途中、ふと思いつき、世界遺産登録の決まった「富岡製糸工場」に立ち寄ってみようということに・・・。

おばあちゃんが住む高崎の家では2月の大雪で何カ所も雨樋が曲がって壊れてしまった。工事業者にひとりで対応するのは心許ないだろう、ということで昨日の夜、奥さんと一緒に関越自動車道でやってきた。
翌朝、9時からの業者との打ち合わせは30分ほどで済み、費用は50万、翌日から着工という段取りになった。高崎市役所では修理費用の3割(上限20万円)を補助する制度があるので申請することに。

打ち合わせも終わり、奥さんは仕事があるので電車で横浜に戻る。そして私はフリーに。どこかゆっくりとしてらっしゃいよ、と軍資金を奥さんが渡してくれる。有り難く頂戴し、ひとり旅に出発ということになった。

久しぶりのクルマひとり旅。
出発は午前10時頃。快晴。暑い陽射しだ。きょう行きたい場所はもう決めてある。
信州上田の「無言館」。
先の大戦で戦死した画学生たちの遺作を収蔵、展示している美術館です。

Dsc_6774 手術後の疼痛も無くなったので長時間運転が出来るようになったのが何より嬉しい。
今宵は時々利用する松本市内のホテルに。泊まる場所さえ確保しておけば心置きなくプラプラできる。

高崎から吉井IC方面へ向かってるとき、そうだ、このまま行けば富岡市だから話題の富岡製糸工場に寄り道してみようかと気軽に思いカーナビをセットし直した。

しばらく風薫る田舎道を走り富岡市内に着いてみたらすごいことになっていた。ウィークデイだというのに市営駐車場は満杯、観光バスからは観光客がぞろぞろ。世界遺産(になる)製紙工場を今のうちに観ておこうという健康で旺盛な好奇心が町中に渦巻いている。
というわけで冒頭のおじさんの駐車場に駐めて見に行ったわけです。


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入場料500円也を払い、20人ずつくらいのグループの後にくっついてボランティアガイドの解説を聞きます。
東繭倉庫、操糸場、
フランス人の指導者ブリュナーが家族と2年間住んだ館、糸取り技術を教えるために雇われたフランス人女性4人が住んだ女工館と廻ります。

最初の技術伝習工女は士族の娘たち多かったようです。報酬は20円、これに対しブリュナーはなんと700円。いかに明治政府が製紙工場の導入と推進に力を入れてたかが分かります。
フランス人女性4人は病気、ホームシックなどでわずか2か月で帰国してしまったのですが工女達は短期間で技術習得してしまったというから驚きです。

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2月の大雪の影響がここにも。
木造の乾燥場がもののみごとに潰れてしまっていました。しばらく撤去せずに折を見て復元するようです。
しかし、昭和62年に操業停止するまでの115年間操業し続けた割には、ほとんどの建物、操糸機などの保存状態が良いのは工場の持ち主の「片倉工業」が売らない、貸さない、壊さないの3原則を貫いてきたことにあります。保存のために毎年、数億円を維持費に充てていたというからおどろきです。
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雪で倒壊した乾燥場建物

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日本独自の技術が組み込まれた操糸機


359.久しぶりの横浜温泉

2014-04-12 | 温泉探訪

夕方、奥さんと横浜温泉に出掛けました。
やっと行けるようになったわね、と嬉しそう。多分3カ月ぶりくらいかな。実は、昨晩も横浜温泉へ出掛けたのです。が、車から降りてお風呂セットを持って行こうと思ったら、無い!!のです。座席の下にもどこにも見当たりません、奥さん、うっかり家に置き忘れてきてしまったようです(^^;)。

わたしも入院時に手続き書類を全部家に忘れてきてしまって取りに行ってもらったりしてるので、あれこれ言えませんが、二人足して一人前なら、まぁいいとするかな・・・
というわけで今日の横浜温泉行きは昨日のリベンジなのでした。


横浜温泉は老人ホームに併設された施設。地下1000メートルから組み上げているナトリウム塩泉です。
4月から100円値上げして600円(2時間)になっていました。そのせいかどうか分かりませんが湯船は人が少なかったです。
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白い花のサクラ

温泉に行く前にお腹が空いたので行きつけの中華屋さんへ。店に入った途端、座っていた女性から声をかけられた。

「あらぁ、おひさしぶりです」
    どなたかなと思ったが直ぐに分かった。
「あっ、斉藤さん、こちらこそご無沙汰です」

  斉藤さんは七回忌を迎える亡父が最晩年を過ごしたケアハウスのマネージャー

「相変わらずお仲がよろしいこと・・・」
「いえ、いえ、それはどうもありがとうございます、その折はオヤジがお世話になりましてありがとうございました。職員の皆さん、お元気ですか、そうそう、遠藤さんは未だ現役ですよね?」
「彼はね、首の脇に癌ができて何回か手術したんですけど去年の10月に退職しました、すごく痩せちゃいましてね」
「えぇ!、そうですかぁ、じゃぁ、知ってる職員さんはもういないのかなぁ」
「あの当時からいるのは松田と田中ですかね

「あぁ、あの元気な松田さんねぇ、オヤジは最後まで面倒見てもらったんですよね」
「これから羽田まで人を迎えにいかないといけないので・・これで失礼しますね」


私は中華丼、奥さんは五目そば、そして餃子を注文しながら、そういえば斉藤さんとは以前もこの店で遇ったことがあるなぁ、と思いだしていました。

先の遠藤さんもそうですが、ここのところ私自身を含めて病を抱える人の姿が多くなってきました。
都内で出版社を経営する知人のKさんが脳梗塞で倒れた、と聞いたのはおとといの話です。職場で倒れて順天堂大学病院に緊急搬送され、ICUから一般病室に移ったのだが呼びかけにも反応がないらしい。とても心配です。

 以前、私の前立腺がんのことを聞き、知り合いが出版するがん専門の実用誌「がんサポート」を直ぐ送ってくれたのもKさんです。
Kさんのことを電話してくれたNさん自身も昨年、乳がんの手術を行い、現在も抗がん剤で治療中の身です。奥さんが所属する女声合唱団でも大腸がんが再発し、来週入院する方がいるそうです。
昨年の夏、肺がんで亡くなった私の旧友も、そしてKさんもNさんも私と同じ昭和22年生まれ。もう何があってもおかしくない年齢なのでしょうね。団塊世代の健康リスクが高まってます。

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ベランダで咲くマルベリーの花


358.四国めぐり(最終回)

2014-04-10 | 温泉探訪

平成24年1月27日、月曜日。旅も4日目。最終日です。よく晴れてます。JR徳島駅前のドトールでCoffeeを飲み、和菓子店で名菓・小男鹿(さおしか)を購入。市内のどこからも見える「眉山(びざん)」。徳島には幾度か来てるけれど、まだ一度も行ったことがないので先ずはここを訪ね、フライトまで、どこかの温泉に浸かって時間調整しよう。

Dsc_2583 眉山へのロープウェイは定期点検で運休中だった。眉山頂上へカーナビにしたがって山道を上っていく。展望台からは徳島市内が一望できる。泊まったホテルもよく見えるし居酒屋のあった繁華街も見当がつく。左に目を移すと吉野川、海の近くには空港が、さらにその先には大鳴門海峡に架かる橋も見える。
展望台近くに建つモラエス館に入ったところボランティア解説員の方が一時間近く詳しい説明をしてくれた。明治時代に外交官として日本に来ていたモラエスは日本がすっかり気に入り、職を辞して徳島の娘と結婚する。徳島市内で生涯を暮らし、幾つかの書をのこしている。
このモラエスさんという名前がなかなか覚えられなくて困った。えぇ~とほら、モ、モーリスだっけ、う~ん違うねぇ、
じゃぁね、もらえますって覚えりゃいいんじゃない、もらえます→モラエス、これならOKでしょう(^^;)

Dsc_2600 次に向かったのは陶板名画の展示で有名な大塚国際美術館。鳴門海峡大橋の近くです。でも残念、月曜日が定休日なのでした。高速使ってわざわざ来たのに・・・。
急にお腹が空いてきてしまい、市内に戻る途中のレストランで昼食。店の人に、この近くにスーパー銭湯とか温泉ないでしょうか、と聞いてみたところ、おばちゃんが出てきて詳しい地図を書いてくれた。「あいあい温泉」というらしい。やはり地元の人に聞くのが一番だ。Dsc_2604
 
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ちょっと古い建物だが庶民的な温泉施設です。風呂から上がり、旅の四日間をおもいだしながら休憩室でうつらうつらと昼寝・・・

愛媛では砥部動物園の子象に会えたし、伊丹十三記念館は改めて彼の多才ぶりに感心した、貫禄の道後温泉に今回も入れて幸せ気分に浸った。
宇和町では地方文化の奥深さと底力を見せてもらった。石泊集落の石垣、その見事な美しさの向こう側に村人の強靭な意志を見た。
高知「ひろめ市場」の活気に溢れた場所は初めて。新鮮な驚きとワクワク感に酔った。坂本龍馬記念館では龍馬の人間性と面白さが改めて分かり、竹林寺の庭園は自分との対話にふさわしい空間であった。

足摺岬も室戸岬も行けなかったけど、ぐるっと愛媛、高知、徳島と車でまわった四国旅でした。手術前に思い切って出掛けてきて良かった。

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356.四国めぐり(3)

2014-04-06 | 温泉探訪

 

Dsc_2382四国旅の三日目。先ず高知名物の朝市に行ってみました。高知城下町を東西に走る「追手筋」で毎週日曜日に開かれています。たぶん百軒は超える店が道の両側にテントを張ってますね。生姜やトマトなどの野菜、果物、干物などの海産物、いも天などの店が並びます。ミヤゲに生姜とミカンを購入。

■面白い坂本龍馬記念館

ところで今日の宿泊地、徳島市内のホテルに到着したのは夜の8時過ぎ。今日もまた午前中のんびりし過ぎて高知市内をなかなか脱出できなかったのです。坂本龍馬記念館は思いのほか面白い場所でした。有名観光地なので館内は観光客が一杯です。

館内には貴重な資料が数多く展示されています。龍馬が姉の乙女に宛てた手紙、太政奉還2日前の後藤象二郎宛の書簡など本人直筆の手紙をみることができます。家族のなかでも特に姉に可愛がられて育ったんでしょうね、弟が姉を慕っている様子が文面から伝わってきます。きっと誰にでも好かれる可愛げのある人だったんでしょう。

幼少時、ヘビにキンタマを噛まれ危うく命を落とすところだったとか、龍馬は面白いエピソードに事欠かない人物です。
1862年(文久2年)脱藩し、大洲へと逃れます。その5年後、京都近江屋で中岡慎太郎とともに刺客に襲われます。数日命を長らえた中岡は、刺客の放った次のひと言を言い残しています。
こなくそ!!。それは大洲地方の方言。暗殺犯は今もナゾのまま(2010年3月「きょうも温泉めぐり」より)。


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                       坂本龍馬記念館

 

 

■五台山竹林寺

龍馬記念館から歩いて桂浜へ。風が強いので浜に近づかないように何度も放送が流れています。龍馬像の前で記念撮影。
龍馬像まえの広場で、そして桂浜の砂場で先ほどから男女の若者達が踊ってる。撮影もしている。あとですごく流行ってることが分かったのですが、これはAKB48「恋するフォーチュンクッキー」のダンスでした。

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                        桂 浜

四国霊場31番札所五台山「竹林寺」は724年(神亀元年)の開基。美しい庭園、鎌倉時代の仏像17体が納められてる宝物館そして境内の緑豊かな自然。どれも心洗われる環境に満ちています。私にとって竹林寺は四国88箇寺のなかでも印象深いお寺のひとつです。

持参した白衣をはおり、本堂、大師堂に参って般若心経を唱えます。奥さんと一心に祈ります。普段は信仰心のかけらもないのに病を得たとたん、神仏にすがっている勝手な自分がいます。
この4月(25日)から50年に一度の秘仏本尊文殊菩薩のご開帳がある。

 

 

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                       竹林寺の庭園

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                        竹林寺本堂

■やなせたかし記念館

高知県香美市香北町はアンパンマンの生みの親、やなせたかしのふるさと。これを記念して香美市が建てたのが「やなせたかし記念館」です。孫へのおみやげ、ということで訪ねました。

午前中は晴れていたのに雨が降ってきた。記念館は「アンパンマンミュージアム」と「詩とメルヘン絵本館」のふたつの建物で構成。
アンパンマンミュージアムの館内は撮影フリーです。さすがに子ども達は、はしゃいで駆け回ってます。奥さんは、孫のオミヤゲにジグソーパズルを購入です。

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                アンパンマンミュージアム

■高速使って一路徳島へ

さて、今日はこのあと、室戸岬をまわって行くつもりで途中まで国道55号線を走ったのですが、どう考えても無理そう、カーナビでは徳島へは23時過ぎの到着を指している。
なので、今日も当初の予定を変更し、高速を使って徳島へ向かうことに決定。あたりはすっかり暗くなってきた。
南国ICから高知自動車道に入り、あとは徳島まで高速走行。川之江東JCからは東に向かってひたすら走る。脇町ICを通過。懐かしい町の名前だ。

昔、脇町の卯建(うだつ)の街並みを奥さんと訪ねた土地です。藍の産地でもある。夜8時ころ、ホテル到着。
ホテル内の駐車場は満杯なので契約駐車場に入れ、部屋で一息。風が冷たい。寒い。
夕食は、歩いて10分、昔入ったことのある居酒屋&食事処へ。

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355.四国めぐり(2)

2014-04-01 | 温泉探訪

入院のため中断してましたが「331四国めぐり(1)の続編です。

■宇和文化の里へ

Dsc_2210_2 平成26年1月25日、ホテルでゆっくり朝食をとり、レンタカーで松山ICを目指します。家から持参したカーナビには今日の目的地をいくつか入力済み。そのうちのひとつ、宇和町の開明小学校を先ず訪ねます。

Dsc_2228 よって建てられたアーチ窓のモダンな開明小学校は国の重要文化財(平成9年)。
建物に中に入ると明治大正昭和の教科書など約6000点の資料が収蔵・展示され、小さな机が並んだ昔の教室では女子教員姿のボランティアさんが"授業"してくれます。

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開明小学校

また、ここ卯之町は、日本の医学発展に貢献した日本初の蘭方女医イネ(オランダおイネこと楠本イネ)が少女時代を過ごした町です。シーボルトの娘、イネは卯之町の蘭方医、二宮敬作に師事し、産科医として激動の幕末、明治を生き抜いていきます。
そして開明小学校のすぐ隣には宇和民具館。一歩足を踏み入れると、昔どこの家にもあったような民具のオンパレード。
全部が町民からの寄付と言うから皆さん物を大事にする方達だったんですねぇ。
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次に訪ねたのは宇和米博物館。といっても建物は旧宇和小学校を移築したものです。何といってもみどころは、109メートルもある日本一長い木造校舎の廊下。圧巻です、すごいです。雑巾がけのスピード記録があり歴代のチャンピオンの名前がありました。見る価値ありです。
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旧宇和小学校の長い廊下!!


■石垣の里 ~愛南町石泊~

卯之町の醤油やさんで刺身醤油、甘酒を買い酒屋さんで地酒をミヤゲに買って次の目的地、石泊(いしどまり)へと向かいます。

国道56号線を南下し、ちいさな半島にへばりつくような石垣の里、石泊に到着したのは午後3時半過ぎ。宇和町でのんびりし過ぎたかもしれない。
石泊は海に面した小さな集落。石畳の道を登っていくと両側にはひとつひとつ丁寧に積み上げられた石垣が続きます。よくぞこんなに美しくできるものだと感嘆します。
坂の途中で振りかえると内海がすぐそこです。家の前の石垣は凹形にくぼみがあるのは海や漁の様子をみるための工夫です。
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石積みが美しい

50戸程度のちいさな集落の生活を今でも支える美しい石垣。人々の営みの尊さを感じます。観光客を迎える唯一の
茶店「だんだん館」。主人の話では、この時期はさすがに観光客は少ないね、とのことでした。

■高知へ

4時過ぎて石泊を出発。
今日は足摺岬を廻っていく予定でしたが、カーナビの到着時間は午後8時。「真っ暗で何にも見えないでしょうから、パスしましょう」という奥さんの一声で高知のホテルへ直行することに。どうも私たちは午前中のんびりしてしまいがちなため午後からが窮屈になってしまう。

雨が降る夜の56号線を宿毛市、四万十市と走り、須崎に入る手前に高速道路の入り口を発見。まだ工事中で高知自動車道の無料区間らしい。これで早く高知へ行けるので助かります。そして夜8時にホテル到着。

夕食探しに町へ繰り出し、すごく面白い場所を発見しました。「ひろめ市場」です。市場の中には60店舗が軒を連ね迷路のような雰囲気、アメ横と築地市場を一緒にしたような猥雑で熱気溢れる商業施設です。

いたる場所に配置された500ものテーブルで店で買ってきた料理を持ち寄って食べるというスタイル。この日は週末とあってすごい人で賑わっています。かろうじてふたつの席を確保し、ビール、カツオのたたきなどで乾杯。今日も楽しい一日でした。
さて、3日目のあしたは室戸岬を回って徳島までの旅を予定。

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ひろめ市場


331.四国めぐり(1)

2014-01-31 | 温泉探訪

ちょうど1週間前、羽田8時発のJALで松山空港へ飛び立ち、3泊4日の旅をしてきました。
機内から地上がよく見えていて、今、どの辺りを飛んでるのかなぁと、窓に顔をくっつけて頭の中の地図と照合するのですが、瀬戸内海のどこかか讃岐富士らしき山鹿見えたので香川県らしいのですが、やっぱりわからない。そうこうしているうちに松山空港にランディング。暖かい空気です。
レンタカーで最初に訪ねたのは愛媛県立砥部動物園。
孫の美咲ちゃんと3日違いで生まれた7か月の赤ちゃん象の砥愛ちゃん。
ついつい目を細めて見ちゃいましたね。午前中いっぱいブラブラと園内の動物たちを見て歩いて過ごしました。

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今回の旅は、どうも午前中のんびりしてしまいがちで、午後に予定していた場所に行けないことがたびたび・・・。足摺岬も室戸岬も時間切れで残念ながらパスということに。
「伊丹は不思議なひとでした。そしてジョークが素敵な人でした・・」、女優・宮本信子さんのビデオメッセージが流れる伊丹十三記念館に立ち寄って彼の足跡をたどりました。
次いで46番札所の浄瑠璃寺に参拝。
これで3回目だとばかり思ってたが御朱印帳を見て4回目だと云うことが分かった。
ここのお寺の佇まいが何故か好きなのですね。
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   浄瑠璃寺

夕方、ホテルに車を置き、路面電車に15分ゆられて終点の道後温泉駅へ。本館の湯船にどっぷりと入り旅の疲れを癒やします。いつ来ても貫禄のある建物と湯釜です。東と西にひとつずつ湯船があるので両方入りましたが、どういうわけか東浴室のほうが混んでました。
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道後温泉        カキフライに刺身
道後温泉本館前の居酒屋「おいでん屋」で夕食。ここには一昨年もきていて様子が分かる安心して飲めます。
奥さんはセキがでてすこし風邪気味ですが、ビールで乾杯し、おいしいお刺身で御飯をもりもり食べてます。
ほろ酔い加減で路面電車に乗り、今宵の宿、松山第一ホテルに帰りました。