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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

フラダンス

2008年04月21日 | 定年後の徒然日記
日曜日、久しぶりの陽気に誘われて「さくらの里」にお散歩へ。
未だ桜が華やかだなぁ。八重桜だけど美しい。無料駐車場から車椅子を押して車道を渡る。例の縁石があるので家内を車椅子から降ろし、よっこらしょと縁石を乗り越える。不安定な姿勢で立ち止まっている家内を見かねて、中年夫婦から声がかかった。

「お手伝いしましょうか?」
あっ、どうもありがとうございます。でも、大丈夫ですから…
「なんでこんなところに縁石があるのかしらねぇ、これじゃ車椅子の方はさくらの里に行けないでしょうに」

健常者には判らないが、車椅子利用者には乗り越えなくてはならない縁石などのバリアーが大きな壁になる。以前に記述したが、壊れた縁石を取り外してくれたら車椅子でも公園散策が出来ると伊東市観光課にメールでお願いしたがナシのツブテ。縁石を取り外すどころか新たにお金をかけて縁石工事を行う市の行政感覚は理解不能だ。もっとも身障者からの訴えなど市の担当者は気にも留めないのだろうが。

石舞台のほうが何やら賑やかだ。ん?ハワイアン?もしかしてフラダンス?
当たり!



フラの衣装をまとった女性達や応援部隊でいっぱいだ。
舞台ではご高齢のウクレレ&ボーカルと中年のギタリスト、ベース奏者、さらに若い女性チームのウクレレ奏者が生演奏を務める。







今まで拝見してきたキャンプ場でのフラダンスと比べると、今日の石舞台のチームはどれも上手に思えた。バックの生演奏がいいのかなぁ。陽気もいいし気持ちいいからかもね。フラダンスチームを数えると10チームくらいいるようだ。







伊豆のフラダンスといえばご高齢のご婦人チームばかり(失礼)と思っていたが、どうして、若いピチピチのフラダンスチームがいるではないか。やっぱり若いチームはいいなぁ…と鼻の下を伸ばす。幸い、車椅子の家内には、にやけた夫の鼻の下は見えない。





それにしても、伊豆高原のご婦人がたは活発だ。フラダンス、コーラス、キルト・ガーデニング・バンド・俳句・麻雀…趣味のクラブがわんさかある。そのどれもがご婦人主役だ。リタイア亭主の影は滅法薄い。ジロー参加のガーデニングクラブでさえ男の居所は狭い。伊豆に定住したリタイア亭主達は、何故かひがみっぽくて、シャイで、引っ込み思案で、自信喪失で、影が薄くて、声が小さくて…どうしてなんだろうか。朝のウォーキングでは、年老いた犬を連れた中高年亭主の散歩姿に何組も行き会う。どなたもどこか寂しげである。


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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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定年夫の処遇 (ジロー)
2008-04-23 12:32:02
コーネリアさん こんにちは
なに、心配することはありません。組織人としてビジネス第一線を駆け抜けてきたご主人、残り火のような仕事(失礼・ジローも同じです)を抱えてはいても、やはり前線退出は寂しいもの。で、何か趣味を…とこうなります。ゴルフが趣味っていっても仲間はビジネスがらみですから縁は遠のきます。
伊豆高原の男達は「お友達」がいないのです。シャイだから遊んでって言えないんです。で、しょうもない飲み仲間だけがつるんでいるのです。
その点、伊豆高原のママ達は元気溌剌パワー満開です。連れ合いが亡くなると夫はすぐに後を追いますが、夫が先に行くと残された妻は90歳まで生き延びます。伊豆高原の80歳以上の老夫人は皆様そのような感じで元気です。

hanachan と コーネリアさんに笑われないよう、バラの手入れに気合いを入れています!
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皆さんの会話 (コーネリア)
2008-04-23 06:42:48
皆さんの会話につい吹き出してしまいました。
我家の定年した夫の気持ち、同じなのでしょうか・・・?
4月から週2度の出勤になった夫、コーネリアは毎日のスケジュール盛り沢山で、夫ひとりでお留守番という日が多い今日この頃です。
反省???!
もう少し夫と過ごす時間を作った方がよいのかしら?
それともこのまま、私が出かけて留守の方がよいのかしら・・・・?
最近、ハワイ、フラダンスにも興味ありです。

連休あけの伊豆高原、楽しみにしています。
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フラ命? (ジロー)
2008-04-22 11:01:29
tsukaさん おはようございます。
奥様、フラ命ですって!それは好都合。これからの伊豆高原はフラダンスフェステイバルの季節です。ハワイで本格的にフラを学ばれているのなら、伊豆高原のフラなんて…私が教えてあげなくちゃ!と、こうなります。
ハワイといえば、プチホテルのアンシャンテのママはハワイ命の方。ラウンジで出すコーヒーもハワイ仕込み。奥方とフラダンスフェステイバルを冷やかして、その晩はアンシャンテに宿泊してママとハワイ談義に花を咲かす…奥方攻略には用意周到な仕掛けを考えましょう。
こんどは何時参上ですか?ビールを飲みながら作戦会議をしなくちゃね。
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男は黙って (ジロー)
2008-04-22 10:53:07
しいたけさん おはようございます。
リタイアした閉じこもり症候群の男達が出来ることは、老犬の散歩と庭いじりと黙ってビールをあおるだけ。それに比べてご婦人がたは意気軒昂!
せめて寂しい男の時折の集まりでは鬱積を吐露して酒を酌み交わしましょう、
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シャイなtsukaです! (tsuka)
2008-04-22 10:51:38
「年老いた犬を連れた中高年亭主の散歩姿」まるでワタクシではありませんか!
我が奥は「フラ、命!」週2回溌剌と通い、ハワイまでへもお稽古です。
定住に難色を示していますが、いざとなったらES奥さまのように、すぐに地域密着となるのでしょうなぁ。
さて、ワタクシは?・・・情報交換にまた会合を!
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縁石乗り越え (ジロー)
2008-04-22 10:46:06
見習い2号さん おはようございます。
今使っている車椅子にはそのような機能はついていません。小さな車にも積み込める軽量車いすなので機能は最小限としているようです。
介護する立場になって初めてバリアの多さに気付かされます。
建築家のはしくれとして住まいの中のバリアフリーには気を配ってきたつもりですが、外の世界はバリアが多すぎます。あと10年もすれば伊豆高原一帯は後期高齢者の街になるのに。
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僕も鼻の下伸ばしたかったです! (しいたけ)
2008-04-22 01:56:56
キャンプ場で見慣れてたのとは少々違うようですね
失礼ながらお若い方々も多そうです
見る側にとっては・・・・です!

女性は逞しくおばちゃんは益々活き活き輝き
男性の大半は年とともに萎んでいきます

(最初から萎んでいますからこれ以上は萎まないつもりです)


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縁石 (城ヶ崎-見習い2号)
2008-04-22 00:31:43
ジローさま。
これは良いところへ出会いましたね。
私も母の散歩に付き合って車椅子はしばしば押しました。段差とか、側溝の蓋のグレーチングとか思わぬところにバリアが有りますね。
ところで、車椅子の後の下方にペダルのようなものがありませんか?それに介助者が体重をかけると前輪が上がり10cm程度までの段差なら乗り越えられます。
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