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定年後の伊豆高原 バラと酒と音楽と

伊豆高原に終の棲家を建築し永住。カミサン、愛猫ジローとの伊豆での老後は如何に。薔薇・酒・音楽・日々の徒然。

特別養護老人ホーム・奥野苑・慰問ライブ

2011年05月10日 | バラ日記

特別養護老人ホーム「奥野苑」でのボランテイアライブ。
奥野苑は伊東市の水瓶・奥野ダムに隣接する風光明媚な里にある。

おやじバンド「ジローズ」の今日のメンバーは、キーボード・ヴォーカルにシンガーソングライターの歌姫・島田さん、リードギターにギター侍・長谷さん、そしてギター&ヴォーカルのジローのトリオだ。

観客は80歳台中心の皆様と介護スタッフの方々でざっと40人ほど。スタートする前の音合わせの段階からリズムに合わせてハミングするお年寄りたちがいる。うん、なんか乗れる雰囲気だね。

まずはオープニングメロデイー。藤原一郎の「丘を越えて」を調子よく…と思ったんだけど、出だしのタイミングが合わずにいきなりずっこけた。簡単な曲でもきっちりと打合せしないといけないね。反省。

で、メンバー紹介が終わって一曲目の「月の砂漠」。長谷さんの美しいギターソロでイントロが始まる。ボーカールはジローだから、少々演歌っぽい歌い方だけど、お年寄りの皆さんが一緒に歌いだしてくれたのが嬉しいね。

今日の演奏曲目は1930年代から70年代までの年代別ヒット曲からまとめたもの。80歳代の方でも良く知られている歌だけど、歌詞を印刷して配布しておいたので、最初から一緒に声を出してくれる人が多くて、とてもよい雰囲気になってきた。

V ジロー
月の砂漠・星の流れに・悲しき口笛

V 島田
テネシーワルツ・上を向いて歩こう・可愛いベイビー

V 合唱
いくつになってもハッピーバースデー
拓郎の歌だけど、歌詞にその月のお誕生日の方のお名前を入れ込んで歌うと、サプライズでとても喜ばれるから、慰問ライブでは定番になってしまった。今回4月のお誕生日は五人、84歳から98歳までと超ご高齢の皆さんだ。お元気なのが嬉しい。

V 中川
星影のワルツ・旅の宿

V 島田
エンディング曲 東京音頭
  
アンコール
津軽平野

今までの慰問経験から、老人福祉施設での演奏で喜んでいただけるポイントは

①笑顔満面、大きな声で挨拶してから、明るく陽気にはじめる事
②歌詞を予め配っておく事。A4一枚に一曲の歌詞を文字20ポイントの大文字にして印刷すること。
③難しい漢字は使わない事。
④普通のスピードの三割ダウンくらいのゆっくりしたテンポで演奏する事
⑤お年寄りが歌ったり手を合わせてくれたら誉める事
⑥出来るだけお年寄りに参加させること。(合唱・手をたたく・足を踏むなど)

演奏を終わって、皆さん大変満足されたような表情で解散されので、こちらも大満足。充足感を覚える一日だった。
慰問演奏100回(毎月一回年間10回)を達成するには10年かかる勘定だし、ジローは75歳になっちゃうなぁ。その為にはずっと元気でなければ出来ないし、バラも音楽も自分の健康が大前提だね。