東芝が最先端のシステムLSIで、ファウンドリー(半導体受託生産会社)大手の米グローバルファウンドリーズへの生産委託で最終交渉に入ったことが24日、明らかになった。
東芝は、すでにサムスン電子を中核に外部に生産委託する方針を表明している。製造コストの削減と経営資源を得意のメモリー事業に集中する東芝の戦略が加速する。
●世界の半導体メーカーに対抗
グローバルのダグラス・グロース最 . . . 本文を読む
ファウンドリー(半導体受託生産会社)の世界的な大手で、売上高は約35億ドル(2010年12月期推定)。09年3月にアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が製造部門を分離。
AMDが34.2%、アラブ首長国連邦の投資会社ATIC社が65.8%を出資して設立した。
10年にはシンガポールの半導体受託製造大手と経営統合し、シェア約4割に急拡大。独ドレスデン、シンガポール、米ニューヨ . . . 本文を読む
半導体ファウンドリー世界2位の米グローバルファウンドリーズのダグラス・グロースCEOは25日、2011年の設備投資に前年比でほぼ倍増の54億ドル(約4450億円)を投じると発表した。
独ドレスデンや米ニューヨークの工場内のクリーンルームの拡張するなど、生産能力を向上させる。
●日系企業からの受託重視
このほか、アラブ首長国連邦のアブダビの新工場へ投資し、アラブ人学生のための . . . 本文を読む