現実と夢!!

今日は曇り

人には期待値を

2008-02-09 16:21:50 | Weblog

仕事は誰かと一緒に行うことが多いだろう。


組織をまたいでの人
チーム内での人
上司、同僚、部下

色々あるだろう。

ただ、色々な人とかかわる関係上どうしても
パフォーマンスは様々だ。

すごいパフォーマンスをだしてくれる人ならばいいのだが
パフォーマンスが低い人は問題。



-なんで、こんなこともできないのか?
-なぜ、やっていないのか?
-何をいっているんだ?
-なんだこのアプトプットの品質の低さは?

こんなことで頭を悩ますことはないだろうか。


少しチーム内にフォーカスして考察したい。


対象が向上心が非常に強く努力しているならいいのだが
そういった要素がない・低い人に対して、こんなことを日々感じていると
ストレスがたまっていく一方で、いいことなしだ。

皆あなた程、優秀ではないのだ。
そういった視座がまず必要だ。

そして、その人にたいして、
彼なら、これぐらいのアプトプットだろうと想定しておくことだ。
つまり、期待値を設けておくのだ。

期待値が低いと、それ以上の結果をだしてきたらメッケもん。
期待を高くしておくと、往々にそれを下回るのだから「は?」という気持ちが
芽生えてしまいよくない。



ただ、私は結果にのみ期待値を設けるのは反対だ。
もう少し踏み込んだほうがいいと考えている。

その人の期待値=プロセスでの期待値×アウトプットでの期待値

と考えるべきだろう。

同一のプロセスを踏んでも、
何が重要で何が課題かを把握する力
それらをどうまとめあげるかという力
といった点は人によって変わってくるからだ。

アウトプットの品質が低くても、
最後のつめが甘いだけで、プロセスはいい線いってるかもしれない。



リーダとしてチームを作るなら、人選が重要だ。
そういったときにこの期待値の考え方は生きるかもしれない。
これら期待値を足し算にして、時には掛け算にして
目標達成をできるだけのチームをプロデュースすることが可能だからだ。

ただ、何何ができる人、こういった経験をしてきた人 という点だけで
チームを作っていたら、どれだけのパフォーマンスをだせるかは
やってみないと分からない。
今、私はこういった要素だけで作られたチームにいて非常に苦労している。
結局、期待値を低くせざるをえないが、
これはメッケもん ということを経験するにはいったいどうすればいいのだろうか??

ということを現在思案している。