自閉症スペクトラムの方の特性を考えた受容コミュニケーションの支援のためのアセスメント、つまり理解に関するアセスメントに対してのポイントの続きです。
○氷山モデルの視点でアセスメント
理解についてのアセスメントでも、氷山モデルは重要な観点です。
理解していない事象だけでなく、なんで理解がむずかしいのかを多角的にみることが必要になります。
そもそも意味が理解できないのか。情報のタイプが本人には具体的ではないのか。情報は理解できているけど整理して考えていないとか。
○細分化して確認する
1つの活動の理解の中には様々な意味が含まれています。
例えば、掃除機という活動の理解の中には、
掃除機の使い方もあれば、面の理解、ゴミをとるという理解。
様々な意味、概念があります。
本人が、どのように理解しているかを見る時は、細分化した上で、1つ1つを確認、アセスメントする必要があります。
○自閉症の特性と知的な特性をわけて整理する
「できないこと」「わからないこと」の時に書いたないようなんですが。
他の支援でもそうですが、理解する支援の時のアセスメントでも「知的な障害の特性と、自閉症の特性をわけて整理する」といこうことです。
その理解できない理由が、知的な特性による影響からくるのか、それとも自閉症の情報処理の特性からくるものかをわけて考える必要があります。
あわせて、発達の段階として、まだ本人にとって理解できない段階にあるのかもしれません。
単純な理解しいる、理解していないではなく、上記を参考に整理してみることが大切です。
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