昨日は定例の就労移行の支援ミーティングでした。
(それについては、お伝えしたいこと盛りだくさんで後日記事書きます)
さて、その会議のなかで、数人の利用者の共通する課題が注意・注目でした。
しかし、そのアセスメント内容も、その対応方法もそれぞれでした。
生活内容が本人の状態にあっていないために、1日の中の、また月の中の、季節などによって、集中できることのばらつきがあることに対して、生活内容の見直した。
教えるプロセスの時に、注目しなくてはいい部分に注目することに対しては、教え方をそのように設定して、何を習慣化するのかを見直した。
視覚的な手立てに注目できないことに関しては、整理統合や、興味関心を取り入れた見直した。
また、環境による影響によって注目できたり、注目できなかったりすることに対しては、実習先、将来のジョブマッチング、環境マッチングの方向性を確認した。
注目の支援を上げると、
構造化の整理統合の見直し、明瞭化、指示を本人に合わせる、興味関心の活用、ルーティンの活用、刺激の統制、ジョブマッチング(仕事内容、時間等)環境マッチング、ナチュラルサポートなどなど。本当に様々です。(1つ1つを今後の記事で説明していきます)
大枠で、重要な視点としては
●本人にあわせた構造化の活用
●ルーティンは注目を助ける
●マッチングやナチュラルサポートも必要(特に就労)
支援者の中には、やたらと注目の問題の時に明瞭化や色を使うことが主張され方がいます。(明瞭化したために余計わかりにくくなる例もありますし、カラーの使いすぎも余計習慣化できなかったり、注目できない状況になることがあります。)しかし、明瞭化は本当にアイデアの1つにすぎません。
と言いながら、スタッフから「最近ブログ、明瞭化しすぎ、みにくい」と言われてしまいました。(自爆)
今日のまとめですが、注目の支援・工夫で大事なのは、
個別化なんです!
そしてそのための
アセスメントです!
では、またきんしゃいねぇ~、そいぎんたぁ~!
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