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トベラ・2~節分

 今日は節分。我が家では先ほど豆まきを終えたところだが、恵方巻きを食べる習慣は無い。恵方巻きは関西地方が発祥の風習だが、神戸生まれのカミサンの実家ではやっていなかったと聞いており、これが拡がっていったのは平成10年頃からのコンビニの戦略によるもののようだ。節分の日の風習は、地方によってさまざまなやり方があり、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して門に立て、邪気を祓うというのを良く聞く。また年越しそばと同じように “節分そば” を食べたり、 “けんちん汁” を食べる地方もあるらしい。
 写真はトベラ科トベラ属の「トベラ(扉)」。この枝を折ると悪臭がするとのことで、地方によっては節分にこのトベラの枝を扉に挟み、臭気によって邪気を祓うという風習もあるようだ。ところが実際に小枝を折ってみたが悪臭は全く感じなかった。根の皮を剥ぐともっと強い臭いがするらしいが、さすがに根を掘り起こすわけにはいかない。
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