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トベラ・1~果実

 トベラ科トベラ属の「トベラ(扉)」。初夏に白い花を咲かせ、秋に直径1センチほどの果実が稔る。果実は3裂して中から赤い種子が出てくるが、粘性物質に包まれていて、すぐに地面に落ちることはない。花には芳香があるが、枝を切ると悪臭を放つらしい。そのため魔除けとして扉にこの枝をはさんだという風習から「トビラノキ(扉の木)」と呼ばれ、それが転訛してトベラになったという。さて、昨日のツルウメモドキに続いて、この果実の味を確認し忘れた。見た目は水飴に包まれているようだが、はたしてどんな味なのだろう。
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