タネツケバナ・2~花

 十文字の花の形はアブラナ科の特徴。これは「タネツケバナ(種漬花)」で、肉眼ではとてもわからないが、画像を拡大して雄蕊が6本あるのが確認できた。ミチタネツケバナを見つけた時に雄蕊の本数の違いを知ったが、なるほどこんな小さな花でも奥が深い。これは小山内裏公園の内裏池付近。
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トウダイグサ・3~開花

 松木地区の多摩ニュータウン通り近くの道端で見つけたお気に入りの「トウダイグサ(灯台草)」。この道端の一角で去年は群生になっていたが、夏にすっかり除草されてしまっていた。さて今年はどうだろうと見に来ると、除草にもめげずしっかりと顔を出していた。トウダイグサの花の形はなかなか興味深い。黄緑色の花のように見えるのは総苞片で、花弁や萼片は消失している。ひとつひとつの花がそれぞれ雄蕊や雌蕊になっていて、普通の花の構造とは大きく異なっている。
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スノーフレーク・2~花

 東京薬科大の「スノーフレーク」。去年ここでこの花を見たのは4月になってから。同じヒガンバナ科のスノードロップは、内側の花被片が短く、緑色の斑点がその短いほうの花被片にある。耐寒性があるので植えっぱなしでも丈夫に花を咲かせるようだ。秋植え球根なので、秋に覚えていたら庭の片隅に植えてみよう。
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