ミチタネツケバナ・2~陽だまり

 良く見るとホトケノザの横でたくさん咲いているのは「ミチタネツケバナ(路種漬花)」。直径5~6センチの小振りなロゼットから花茎をピーンと伸ばして先端に2ミリほどの白い花をつけている。同じ仲間のタネツケバナは、花期がもう少し遅く、草丈も大きい。写真でもかろうじて確認できるがミチタネツケバナの雄蕊は4本でタネツケバナの雄蕊は6本。
 さて先日、日経新聞の春秋欄に “七十二候” が載っていたので、ここでも触れておこう。七十二候は二十四節気のそれぞれをさらに5日ずつの3つの期間に分けたもの。立春から初めの5日間(初候)を “東風解凍(トウフウコオリヲトク・ハルカゼコオリヲトク)” と言って、暖かい東風が氷を解かし始めるさまを表わす。次の5日間(次侯)が昨日あたりからだが  “黄鶯睍(コウオウケンカンス)” と言って、ウグイスが山里で鳴き始める様子。最後の5日間(末侯)を “魚上氷(ウオコオリヲイズル・ウオコオリニノボル)” と言って、氷が割れて魚が飛び出すさまを表わす。立春から15日経つと、次は雨水。
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ハボタン

 ウォーキング中に見かけることが多いが人様のお庭のものを写すわけにもいかずなかなか記事にする機会が無かった「ハボタン(葉牡丹)」。冬の花壇には欠かせない存在で、縮緬葉、半縮緬葉、切れ葉など園芸品種として色々改良されている。ハボタンはアブラナ科アブラナ属でキャベツの仲間。きっと食べられるに違いないが野菜売り場では売っていない。さて写真は下柚木の道端で見つけたもの。とてもキャベツには見えない。
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