ウグイスカグラ・６～開花

　蓮生寺公園の小さな梅林にある「ウグイスカグラ（鶯神楽）」。ようやくひとつ開花したが、何となく気だるそう。それもそのはずで、去年の開花は確か３月。一ヶ月も早く起こされれば寝ぼけまなこは仕方がない。

フキ・２～目覚め

　地面から力強く顔を見せている「フキ（蕗）」。キク科フキ属の多年草で、フキノトウ（蕗の薹）はその蕾。葉が出る前に先に顔を出す。３０年も前に活躍したフォークソンググループの　“ふきのとう”　が懐かしい。

オオイヌノフグリ・３～道端

　セツブンソウに　“春の花”　の名前を取られてしまったが、この「オオイヌノフグリ（大犬陰嚢）」は、もっと早くから咲いていて日当たりの良い所では１月でも見ることができる。朝はまだ花を閉じているが、気温が上がると一斉に花弁を広げ、陽だまりでちょっとした群生になる。オオイヌノフグリはゴマノハグサ科の一日花で、ユーモラスな名前は、その果実の形に由来する。