例によって,ソウル在住のチング二人(某延世大学留学生さん,Sさん)に連絡します。クルジョンのおいしい店を知っているということで,そこに行くことに。場所は明洞聖堂のそば。その隣に,韓国では珍しい「チベット料理」があるというのも,そこに決めた理由です。
もう一つ嬉しいことは,やはりソウル在住で,ときどき当ブログにコメントを下さる「高木正雄」さんがいらっしゃること。私のブログの熱心な読者で,最初から旧知のように打ち解けました。
クルジョンのお店は,クル(牡蠣)専門店のようで,クルジョン(牡蠣のお好み焼き),クルパジョン(牡蠣とネギのお好み焼き),クルテジポッサム(牡蠣と豚肉のキムチ巻き)など,牡蠣の入ったメニューがずらりと並んでいます。正直いうと,牡蠣は今,旬とはいいがたい。本当は生牡蠣がおいしいのですが,時期的にちょっと危ないので火の通ったものだけにしました。
クルパジョンとビールで始まり,クルパジョンを追加。話がはずんで,焼酎の杯を重ねます。ただ,今日のメインは「チベット料理」なので,腹八分目にして店をでます。
チベット料理はその店のすぐ隣。看板には,「チベット,インド,ネパール料理」とあります。この店を見つけた「留学生」さんによれば,北京五輪直前,チベットに対する弾圧問題が盛り上がったときに,韓国在住チベット人と韓国の運動圏の学生(体育会系ではなく,学生運動に熱心な学生)が,この店をアジトにして,抗議行動の計画を練る密会を重ねていたそうです。ソウルの中でもディープなお店の一つです。
そして「高木」さんと「留学生」さん,Sさんは,ディープソウル探検隊(?)を結成し,すでに5回ぐらいの探検を敢行したとのこと。その中には,このブログでも紹介した馬場洞やカリボン洞,ノリャンジンもありましたが,東大門のロシア料理店やウズベキスタン料理などといった,私が11年間の駐在中にも未開拓だった店も入っています。駐在3年にして,ここまでディープコリアに踏み込んでいる「高木」さんはすばらしい。
さて,チベット料理。
肉料理は豚と羊が多かった。牛肉がないのは宗教上の理由か,気候的な理由か。マンドゥーに似た料理(kothey)に,メインは韓国の神仙炉(シンソルロ)に似た鍋物(Gyako)。中華風のパンといっしょにいただきます。
酒は,お米から造ったチベットの濁り酒(chang)。アルコール度数は低目で,味はマッコルリに似て酸味が聞いている。木製のお碗が印象的でした。
ただ,すでに一軒目で4人で3本の焼酎を空けていたので,料理の味はあまりよく覚えていない。おいしかったこと,楽しかったことだけが記憶にあります。
いろんな話をしたはずですが,わずかに覚えているのは,私の娘たちも通ったケポ洞の日本人学校が,いよいよマッポ(麻浦)に移転することになったという話。次女はつい最近,ソウル時代の友達と同窓会を開き,その話を聞いていましたが,みなで埋めた「タイムカプセル」が行方不明になり,回収不能になったことを残念がっていました。
三次(サムチャ)は,明洞で唯一知っている行きつけの飲み屋に向かいます。ところが,いつも閑散としているお店がその日に限って満員。ママの話では,もうすぐ帰るというので,近くのポジャンマチャ(布帳馬車)でしばらく待つことに。ここでも焼酎を飲みましたが,アンジュ(つまみ)は何を頼んだか覚えていません。
30分ぐらいしたところで,さきほどのお店に行くと,客は全員帰っていた。例の「金が出る話」(→リンク)の続きを聞くと,いまだにその話はまだ生きていて,金を掘ろうとしているのだけれど,モンゴルは寒いので,一年で6~8月の短い夏の間しか掘れないんだそうですね。
前回ちょっと聞き間違えていたようですが,彼女は11人兄弟。下から二番目の弟の奥さんがモンゴル人だそうで,その兄弟に政府とつながっている人がいて,金が埋蔵されている山を安く買ったんだそうな。どう見ても,怪しい。まさにM資金(モンゴルのM)ですね。
ただ,彼女自身は,実際に金鉱石を見せられているらしく,すっかり信じている様子です。投資などをさせられて,損害が出ないことを祈ります。
もう一つ嬉しいことは,やはりソウル在住で,ときどき当ブログにコメントを下さる「高木正雄」さんがいらっしゃること。私のブログの熱心な読者で,最初から旧知のように打ち解けました。
クルジョンのお店は,クル(牡蠣)専門店のようで,クルジョン(牡蠣のお好み焼き),クルパジョン(牡蠣とネギのお好み焼き),クルテジポッサム(牡蠣と豚肉のキムチ巻き)など,牡蠣の入ったメニューがずらりと並んでいます。正直いうと,牡蠣は今,旬とはいいがたい。本当は生牡蠣がおいしいのですが,時期的にちょっと危ないので火の通ったものだけにしました。
クルパジョンとビールで始まり,クルパジョンを追加。話がはずんで,焼酎の杯を重ねます。ただ,今日のメインは「チベット料理」なので,腹八分目にして店をでます。
チベット料理はその店のすぐ隣。看板には,「チベット,インド,ネパール料理」とあります。この店を見つけた「留学生」さんによれば,北京五輪直前,チベットに対する弾圧問題が盛り上がったときに,韓国在住チベット人と韓国の運動圏の学生(体育会系ではなく,学生運動に熱心な学生)が,この店をアジトにして,抗議行動の計画を練る密会を重ねていたそうです。ソウルの中でもディープなお店の一つです。
そして「高木」さんと「留学生」さん,Sさんは,ディープソウル探検隊(?)を結成し,すでに5回ぐらいの探検を敢行したとのこと。その中には,このブログでも紹介した馬場洞やカリボン洞,ノリャンジンもありましたが,東大門のロシア料理店やウズベキスタン料理などといった,私が11年間の駐在中にも未開拓だった店も入っています。駐在3年にして,ここまでディープコリアに踏み込んでいる「高木」さんはすばらしい。
さて,チベット料理。
肉料理は豚と羊が多かった。牛肉がないのは宗教上の理由か,気候的な理由か。マンドゥーに似た料理(kothey)に,メインは韓国の神仙炉(シンソルロ)に似た鍋物(Gyako)。中華風のパンといっしょにいただきます。
酒は,お米から造ったチベットの濁り酒(chang)。アルコール度数は低目で,味はマッコルリに似て酸味が聞いている。木製のお碗が印象的でした。
ただ,すでに一軒目で4人で3本の焼酎を空けていたので,料理の味はあまりよく覚えていない。おいしかったこと,楽しかったことだけが記憶にあります。
いろんな話をしたはずですが,わずかに覚えているのは,私の娘たちも通ったケポ洞の日本人学校が,いよいよマッポ(麻浦)に移転することになったという話。次女はつい最近,ソウル時代の友達と同窓会を開き,その話を聞いていましたが,みなで埋めた「タイムカプセル」が行方不明になり,回収不能になったことを残念がっていました。
三次(サムチャ)は,明洞で唯一知っている行きつけの飲み屋に向かいます。ところが,いつも閑散としているお店がその日に限って満員。ママの話では,もうすぐ帰るというので,近くのポジャンマチャ(布帳馬車)でしばらく待つことに。ここでも焼酎を飲みましたが,アンジュ(つまみ)は何を頼んだか覚えていません。
30分ぐらいしたところで,さきほどのお店に行くと,客は全員帰っていた。例の「金が出る話」(→リンク)の続きを聞くと,いまだにその話はまだ生きていて,金を掘ろうとしているのだけれど,モンゴルは寒いので,一年で6~8月の短い夏の間しか掘れないんだそうですね。
前回ちょっと聞き間違えていたようですが,彼女は11人兄弟。下から二番目の弟の奥さんがモンゴル人だそうで,その兄弟に政府とつながっている人がいて,金が埋蔵されている山を安く買ったんだそうな。どう見ても,怪しい。まさにM資金(モンゴルのM)ですね。
ただ,彼女自身は,実際に金鉱石を見せられているらしく,すっかり信じている様子です。投資などをさせられて,損害が出ないことを祈ります。
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