犬鍋のヨロナラ漫談やで~

ヨロナラとは韓国語で諸国の意。韓国、タイ、ミャンマーなどの国々と、大阪の、人々・言葉・酒・食・歴史にまつわるエッセー。

さりげないカミングアウト

2019-07-07 23:01:20 | 大阪暮らし
 昨年末以来、語学学習のほうはフィリピノ語をやっていて、インドネシア語の学習はしばらく休んでいます。ただ、インドネシア語の先生とは連絡をとっており、ときどきいっしょに飲んだりも。

 彼女は、ムスリムでしたが、自分の意志でイスラム教の信仰を捨て、今は無宗教という珍しいインドネシア人です。

 彼女は、インスタグラムで盛んに情報を発信していて、私はそれを通して、彼女の家族がインドネシアから日本に遊びに来ていたことを知っていました。

先日、久しぶりに会いました。

「ご家族はもうインドネシアに帰ったんですか?」

「はい、昨日帰りました」


「ご両親が来ていたんですか」


「いえ、父とその家族です」


「お母さんは?」


「両親は離婚したので。私が小学生のときに」


「そうでしたか」


「父は再婚して、今回日本に来たのは、新しい奥さんとその子どもたちです」


 いろいろ複雑な事情があるようです。

「娘さんはボーイフレンドとうまくいってますか」

 私の娘がフィリピン人と付き合っていることを以前話しました。

「毎日、スカイプで話してるみたいです」

「遠距離恋愛は大変ですね」

「いちばん下の娘もスウェーデンから帰ってきて、どうもスウェーデン人の彼氏がいるらしい」

「へえ! 犬鍋さんの家族は国際的ですね! 実は私も外国人と付き合っているんですよ」

「そうなんですか!」


 今まで、先生から恋愛がらみの話を聞いたことがないので、びっくり。

「名古屋に住んでる日本人です。
彼女ですけど」

「彼女…」

「犬鍋さんの娘さんがそういうことになったら、きっと許さないでしょうね。ハハハ」


 じつにさりげなく、明るいカミングアウトでした。

 彼女が、性的マイノリティーに厳しいイスラム教から逃れた理由が氷解しました。
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