犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

娘の独立

2015-02-26 23:53:34 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)

 私の家は、いちおう首都圏ですが、かなり外れのほうにあるので、通勤に片道1時間50分かかります。

 ですので、私が今常住している生家(伯母の家)が勤務先(品川)から30分であることがありがたい。それでついつい自分の家に帰る頻度が少なくなります。

 事情は娘たちにとっても同じ。

 長女の勤務先は最近六本木にかわり、また昨年から大学生になった四女は渋谷から乗り換え。どちらも片道2時間近くかかります。

 長女は広告関係のベンチャー企業でめちゃくちゃ忙しいらしく、いつも終電。四女も、大学の授業に、体育会ホッケー部の練習、ファミレスでのバイトを目一杯いれているので、やはり早朝出て深夜に帰る生活パターンです。

「このままじゃ体こわすから、私、会社の近くに住むわ」

ということで、3月より、長女が独立、そこに四女も同居することになりました。

 次女と三女はこれまで、それぞれ二人一部屋で使っていた部屋を専有できるので大歓迎。

 4姉妹の利害が一致して、六本木、渋谷、品川から近いところに物件をさがすことになりました。これまで広くもない家に家族6人、犬一匹がひしめいて暮らしていましたが、これで人口過密が緩和されそうです。

 ノミネートされたのが川崎市の武蔵小杉。私は知りませんでしたが、近年、大変貌をとげた町で、タワーマンションが林立し、おしゃれなショッピングモールもできているらしい。そのため、都内じゃないのに、家賃がけっこう高いんですね。

 結局、金額的にちょっと難しかったため、その一駅手前の多摩川沿いの物件にしました。

 ミャンマー語のレッスンが終わった土曜日、私は勤務先からのアクセスを確かめるために、勤務先最寄り駅から物件まで行ってみました。

 品川から横須賀線で10分、長大な通路を通って東横線の駅まで徒歩7分、電車で一駅、1分。ドアtoドアで30分程度で行けそうです。途中、乗り換えでけっこう歩くので、運動も確保できます。

 晴天で風もないうららかな日だったので、その物件から、伯母の家まで歩くことにしました。マンションからすぐの多摩川土手は、休日の散歩コースです。

 橋を渡り、川沿いのジョギングコースを30分ほど歩き、計45分で着くことができました。

 (環境もいいし、駅からの道も安全そうだし、娘二人で住んでも安心だな)

 その前夜、多摩川のもう少し下流の河川敷で、例の中学1年生殺人事件が起こっていたとは、知る由もありませんでした。


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