88(パルパル)と言えば、韓国ではソウルオリンピックが開かれた1988年のことを言います。 ソウルオリンピックは、当時NICsと呼ばれる新興工業国の一角を占めていた韓国が、軍事独裁国家から民主国家に脱皮し、発展を遂げていることを世界にアピールする一大イベントでした。パルパルというタバコも発売され、Thisが出るまで、売り上げ一位を誇っていました。 この年を前後して、アジアには民主化の風が吹きあれ . . . 本文を読む
ミャンマーは、ルビーだけではなく金もとれるのかもしれません。なぜならば、高田馬場に「シュエー・オー(金の壺)」というミャンマースナックがあるからです(またか)。 私が高田馬場に通い始めたころ、マンミャンマーでいっしょになったミャンマー人に、「レストランじゃなくて、飲み屋はないでしょうか」と聞いて、紹介されたのがこのお店。 ところが、その日に早速行ってみると、店は閉まっていた。扉に書いてあったミャ . . . 本文を読む
ミャンマーではルビーがとれるようです。 なぜならば、高田馬場に「ルビー」というミャンマーレストランがあるからです。(全く論理的ではありませんが) これまで、私が行ったミャンマー料理の店は、ミンガラーバー、ヤンゴン、マンミャンマー、ノングインレー(以上高田馬場)、ジレゾミ(雑色)。そこにもう一軒が加わりました。 実は、以前行ったネパール料理の店のご主人が、「ここは以前、ミャンマー料理の店だったけれ . . . 本文を読む
ミャンマー料理屋さん等で私が出会ったミャンマー人は、少数民族の人が多くて、ビルマ民族は少ない。 日本に移民したミャンマー人は少数民族が多いのかもしれず、そこには何か理由があるのかもしれません。 そこで、ミャンマーの少数民族について、すこし調べてみようと思って、ウィキペディアを読んでみたのですが、ミャンマーの民族問題は複雑だということだけがわかりました。 ミャンマーの行政区分は、7つの管区と7つの . . . 本文を読む
ミャンマーは、昔、ビルマと呼ばれていました。 小学生のとき、兄と競って世界の首都を暗記した際には、「ビルマの首都はラングーン」と覚えました。 その後、ビルマはミャンマーとなり、首都のラングーンはヤンゴンに。さらに2006年には、遷都が行なわれて新首都はネピドー。 先日、ミャンマー料理屋さんで、「最近、ミャンマー語を勉強しています」と言ったら、お客さんのミャンマー人に「ミャンマーは国の名前で、言語 . . . 本文を読む
先日は猛暑の中、東京は大田区、雑色(ぞうしき)に所用があって、行ってきました。午後のアポイントの前に昼食をとろうと、駅近くの商店街をあるいていたら、「洋食レストラン ミャンマー料理」という看板が目に入りました。「なんでこんなところにミャンマー料理が!!」 ミャンマー人は高田馬場近辺に集住していて、ミャンマー料理も高田馬場にしかないと思っていたのに意外です。 店に入ると、こぢんまりとした店内には二 . . . 本文を読む
久しぶりにミャンマー料理を食べに高田馬場に行きました。 今まで三回通って、常連になりつつあったマンミャンマーというお店。 ところが、今回は店の扉が半開きになっていて、外に靴やサンダルがたくさん並んでいた。 隙間から覗くと、店備えつけの椅子やテーブルが片づけられていて、ござのようなものが敷きつめられ、ミャンマー人らしい老若男女がたくさん座っていました。 その中に、店のおばさんがいて、私と目が合い、 . . . 本文を読む
少し前に安倍首相がミャンマーを訪問しました。 経済人が何十人も同行していたというから、いわゆるセールス外交なのでしょう。 2千億円の対日債務の解消、新たな910億円のODA提供…。 民主化が進むミャンマーに世界中から投資が殺到しているそうですから、日本も遅れてはならぬというところなのでしょう。 安倍氏は首相になる前にも「アジアに学校をつくる議員の会」会長としてミャンマーを訪れたこと . . . 本文を読む
一カ月ぶりの高田馬場再訪です。 一人で訪れたのは、前と同じマンミャンマー。お客さんは一人だけで、初老の上品そうなミャンマー婦人でした。 お店のおばさんが、「豚のもつ煮込みがおいしいですよ」と勧めてくれます。先客もそれを食べているようです。(さっき多めに作ったから、これを注文してくれるとありがたい)という意味だと察知して、勧められるまま頼みました。ビールはミャンマービール。 しばらくして、客のおば . . . 本文を読む
ミャンマー語の人称代名詞は多様です。 自分が男か女かによって「私」に当たる言葉が異なるし、相手の年齢によって「あなた」にあたる言葉が違う。 そのかわり、ミャンマー語の文において主語は必須の成分ではない。聞き手にとって自明であれば、主語を言う必要はありません。 日本語と同じですね。 文法的に主語が重要な言語(例えば英語やフランス語)では、人称代名詞は比較的単純。逆に主語があまり重要ではない言語(日 . . . 本文を読む
来日して、さまざまな場所で講演をしたり、かつての旧交を温めたりしていたアウンサンスーチー女史。 そのローマ字転写による表記は、Aung San Suu Kyi 三カ所に分かち書きがあるのは、音節単位で便宜上区切っているだけで、姓、名、ミドルネームなどを区別しているわけではありません。 ミャンマーでは、モンゴルなどと同様に、姓とか名字という概念がなく、人々はただ一つの名前をもっている。したがって、 . . . 本文を読む
ミャンマー語の勉強を初めてから、ミャンマーのニュースが増えているような気がします。本当に増えているのか、前から報道されていたのに私が気がつかなかっただけなのか、よくわかりません。 少し前には、仏教徒とイスラム教徒の衝突で、数十人が死亡したというニュースが流れました。 ほとんどが仏教徒で宗教対立とは無縁かと思っていましたが、実は、イスラム教徒やキリスト教徒、ヒンズー教徒などもいるようですね。昔はイ . . . 本文を読む
金曜日の夜、また高田馬場にミャンマー料理を食べに行きました。今回は会社の同僚の日系ペルー人と一緒です。彼は高田馬場にこれまで縁がなく、初めてだということです。 前回行ったミンガラバーではなく、早稲田口正面の黒いビルの脇を入ったところの店に向かいます。黒いビルの中にはノングインレイというシャン族の料理を出す店があり、そこを通りすぎるとヤンゴン、マンミャンマーレストランという二つの店があります。ヤン . . . 本文を読む
ここ数日、通勤時にミャンマー語のCDを聞いています。買ったばかりのiPhoneに入っているのはこれだけ。 タイ語に比べると音声は易しいようです。 母音は7つで、日本語より2つ多い。エとオにそれぞれ広めと狭めの二種類がありますが、どちらもタイ語、韓国語と共通するので苦にならない。 また、子音も無声音、有声音(濁音)の区別のほかに、無気音/有気音の区別がある。これもタイ語、韓国語と同じです。 声調は . . . 本文を読む
新大久保がコリアン街になって久しく、池袋は中国人が日々勢力を広げています。そしてその中間にある高田馬場は、ミャンマー人が多く住む地域なのだそうです。高田馬場はリトル・ヤンゴンなどという記事もありました(→リンク)。 軍事政権時代に政治的迫害を逃れて日本に渡ってきたミャンマー人は約8000人。そのうちの1000人ぐらいが高田馬場周辺に住んでいるらしい。ただ、高田馬場はかなりの繁華街なので . . . 本文を読む