毎年、代々木公園では、世界各国のお祭りが開かれます。タイ祭り、ブラジル祭り、ベトナム祭り…。しかし、ミャンマー祭りはなかった。 ミャンマーに民主政権が誕生したのが2011年。今年五月には、安倍首相が、日本の首相としては36年振りにミャンマーを訪問。今、ミャンマーは日本企業の進出ラッシュが起きているようです。 安倍首相の奥さん、昭恵さんも、ミャンマーに寺子屋を、という運動を続けていた . . . 本文を読む
11月17日、日本で初めてのミャンマー祭りが芝、増上寺で行なわれます。 その前の日、ミャンマー語のレッスンが終わったあと、久しぶりに高田馬場にミャンマー料理を食べに行きました。 いつも行くマンミャンマーを覗いてみると、入口の扉が半開きになり、店の中は食材であふれています。その真ん中で、顔見知りのおばさんが何やら一生懸命働いている。「ミンガラーバー」「ああ、今日はお店はやってない。明日の準備で大変 . . . 本文を読む
私のミャンマー語の先生は、2009年に初来日したそうです。最初の一年は研究生、その後2年間で修士を終え、いったん帰国。今回は博士課程で三年の予定とのこと。「日本に来たときに驚いたのは、日本では電気が一日中使えること」「ミャンマーは使えないんですか」「ヤンゴンはまだましですが、地方では一日に電気が使える時間が限られているんです」 日本でも、東日本大震災のときは計画停電があったことが記憶に新しい。「 . . . 本文を読む
大阪出張の帰路、品川から母の家に行く途中で雑色のミャンマー料理店、ジレゾミに行きました。前にランチで一度行って(→リンク)、今度は夜来ようと思っていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。 店に入ると、客はなし。この日は奥さんもいました。「久しぶりですね。夜来るのは初めてです」「ああ、ミャンマー語を勉強してるっていう…」「とりあえず生ビールください」「あの、それが . . . 本文を読む
ミャンマー語のテキストに出てきたミャンマー料理は、モンヒンガー(ナマズ汁の麺)、オンノウカウスェー(ココナツミルク入り麺)など、実際にミャンマーレストランに行って食べてみました。 ところが、ブーディーというのがない。ブーディーガ・チョー・サーイン・カウンデーブーディーは、揚げて、食べると、おいしい。 ちなみに、ミャンマー語は日本語と語順がまったく同じ(韓国語とも)。 テキストにある小さなイラスト . . . 本文を読む
私が使っているミャンマー語の学習書の例文です。A:きのうはどうして来なかったのですか?B:用事ができたからです。A:私はずっと待ってたんですよ。B:許してください。A:許せません。夕食をごちそうしてくれたら許してあげます。「Aさんはどのぐらい待ってたんですかね」「2時間ぐらいでしょう」「2時間!」「ミャンマーの人は、30分ぐらいまでは気にしません」「そうですか」 でも、日本も携帯が普及してから、 . . . 本文を読む
ミャンマー語で、習うはティンデーと言います。 じゃその反対、教えるはなんと言うかというと、これまたティンデー。 習うと教えるが同じというのは驚きでした。犬鍋さんはミャンマー語をティンデー 私がミャンマー語を習っているのか教えているのかは、前後の文脈またはその場の状況からしかわからない。「不便じゃないんですか」「いや、不便と感じたことはないですけどね」と、ミャンマー語の先生。 ただ、教え . . . 本文を読む
ミャンマー語の授業のあとの雑談です(もちろん日本語で)。「ミャンマーで韓国の評判はどうですか」「電気製品は日本製にかなわないけれど、ドラマが人気ですよ。」「どんなドラマですか」「時代劇もあるけれど、姑が嫁をいじめたりするやつ」「…」「韓国のドラマは長いでしょう。1年ぐらいやってます。」「DVDならどんどん見られるでしょう」「でも、DVDはテレビの放送が終わってからしか出ないから。み . . . 本文を読む
ミャンマー語で果物のことをアティーと言います。 ティーは「実がなる」という意味の動詞。そこに動詞を名詞化する働きをもつアがついて、果物という集合名詞ができます。 ティーは樹木を表す名詞に後接して、果物の名称を作ります。 例えばマンゴーは、タイェッティーバナナは、フンガピョーディー(語頭は、hngaという珍しい音節です)ドリアンは、ドゥーインディー ティーは直前に母音がくると有声化してディーになり . . . 本文を読む
ミャンマー語で肉のことをアターと言います。 アは、動詞について動詞を名詞化する接頭辞ですが、ターが動詞なのかどうかは、私には調べがつきませんでした。 ターは、動物の名前に後接して、「~肉」という名詞を作ります。 たとえばチェッ(鶏)について、チェッター(鶏肉)ウェッ(豚)について、ウェッター(豚肉)トー(羊)について、トーダー(羊肉) 最後の例でわかるとおり、ターは直前に母音がくると有声化してダ . . . 本文を読む
ミャンマー語の動詞(形容詞)がすべてテーまたはデーで終わると書きました。 実はこのテー(デー)は、動詞の一部ではないようなのです。 行くはトワーデーと言いますが、「行く」という意味を表しているのは、「トワー」であり、「デー」は、現在の習慣または過去の行動であることを表す語尾だそうです。 ジャパンゴー トワーデーは、日本に(よく)行く、または日本に行った、という意味になります。 未来の場 . . . 本文を読む
日本語の動詞と形容詞を区別するのはそう難しくない。形が違うからです。 動詞の終止形(辞書形)は、「う段」で終わります。食べる、飲む、行く、来る、読む、書く、見る… 例外はありません。 一方、形容詞のほうは「い」で終わります。
いい、悪い、大きい、小さい、おいしい、まずい、美しい、醜い… 形容動詞は、意味的には形容詞だけれども、形としては「だ」で終わる。日本語教育の世 . . . 本文を読む
ミャンマー語は、中国語やタイ語と同じく、声調言語です。 中国語の四声、タイ語の五声に比べ、ミャンマー語は三声ですから、少し楽です。 語の最初の子音に、有気音、無気音の区別があるのは、韓国語やタイ語と同じ。 さらに、英語のthの音や、ngで始まる音、hm、hn、hngなんていう珍しい複合子音もあるので、なかなか手強い。 拗音(チャチュチョ、ミャミュミョなど)が多いことも特徴です。 チャウンフマー . . . 本文を読む
ミャンマー語の授業が終わって、先生と雑談をしていました。「仏教徒とイスラム教徒の衝突のニュースが、新聞に出ていましたね」「そうなんですよ。私、イスラム教徒なんですけどね」「えっ! そうなんですか?」 今まで私が会ったことのあるミャンマー人は、仏教徒とキリスト教徒。ムスリムは初めてです。「先祖はパキスタンの出身です」「今日勉強した例文に、チャマ ウェッターヒン マ チャイプー(私は 豚肉のおかずが . . . 本文を読む
今月のはじめから、ミャンマー語を習っています。 最初は独学で、市販の学習書のCDなどを聞いていたのですが、やはり長続きしない。 語学の先生を紹介してくれるサイトを見つけ、ミャンマー語の先生がいるかどうか検索すると、たった一人だけ登録されていました。英語なんて、何百人もいるのにね。 政府留学生として東大大学院に留学中の39歳の女性。金属工学で、合金の勉強をしているとのこと。本国では公務員だそうです . . . 本文を読む