疑惑の玉ねぎ男、曺国(チョ・グク)が、大方の見方に反し、文在寅大統領によって、法相に任命されました。 文大統領は、なぜ、これほど問題の多い曺国氏にこだわるのか。 報道によれば、「検察改革」をしたいから。 韓国の検察は力を持ちすぎている。権限をすこし小さくしよう。特に、政治家を捜査する権限を剥奪しよう。というのが文大統領の狙いのようなのです。 よく言われるように、韓国の歴代の大統領は、あわれな末路 . . . 本文を読む
韓国語で、ネギのことをパといいます。ネギを使ったジョン(煎、お好み焼き)、パジョンのパです。 パは、辞書を引いても漢字が出てこないので、漢字起源ではなく、固有語(日本語の大和言葉のように、漢字が伝来する前からあった言葉)のようです。ネギという野菜も、朝鮮半島に古くからあったのでしょう。 これに対し、玉ねぎは100年くらい前に韓国に持ち込まれたようで、パの前にヤン(洋)をつけて、「ヤンパ」といいま . . . 本文を読む
岩手県の石川啄木記念館で、啄木の代表作として東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむるという短歌が挙げられていました。(これ、啄木の歌だったんだ) 30年近く前、韓国に関係した仕事を始めて、最初の頃に読んだ『「縮み」志向の日本人』(学生社、1982年)」という本に、日本文化の象徴として分析されていたのです。 著者は李御寧(イ・オリョン)。小説家、文学者で、盧泰愚大統領時代には、文化部長官( . . . 本文を読む
長女夫妻は岩手で、できるだけ自然の中で子育てをしようと考えており、合成洗剤などを使いません。テレビはあることはあるけれど、ほとんどつけない。 それで、私たちも滞在期間中、テレビは見ませんでした。 その間、日本では恒例の終戦の日特番がいくつもあり、韓国では、8月15日に、文大統領が光復節の演説を行っていました。 私はその内容を、お盆休み明けに読みました。 どんな日本批判をするかと思ったら、日本批判 . . . 本文を読む
日本政府は、8月2日、韓国をホワイト国(優遇対象国)リストから外すことを閣議決定しましたが、韓国は、これを徴用工判決に対する「経済報復」だとして、反発しています。 日本製品に対する不買運動、日本への観光旅行キャンセルの呼びかけ、日本映画(ドラえもん)の公開延期、さらには東京五輪ボイコットなど、韓国の「反日」はエスカレートするばかり。 韓国政府の対応を見ていると、日本の措置が予想外のもので、対応に . . . 本文を読む
ジャカルタからの帰路、機内で「バーニング」という韓国映画を鑑賞しました。 2018年のカンヌ映画祭で、パルムドールを「万引き家族」と争ったという作品。原作は、村上春樹の「納屋を焼く」だそうです。(昔読んだはずだけど、覚えてないなあ) 映画を観れば思い出すかと思いましたが、観た後もまったく思い出せなかったので、帰国後、改めて原作を読み直しました。 『蛍・納屋を焼く・その他の短編』(1984年、新潮 . . . 本文を読む
先日行った大阪のコリアンタウン、鶴橋のことが書かれている韓国の記事を見つけました(リンク1、2、韓国語原文)。 日本語版には著者名がないのですが、韓国語の原文を見ると、著者はパク・チャンイルという料理人。自ら2店舗を運営しながら、エッセイストでもあるらしい。 以下、全文です。焼き肉、在日同胞が苦労して守った韓国プルコギ 日本・大阪は南の難波と北の梅田に観光客が集まる。地図で見ると都市 . . . 本文を読む
6月12日、米朝首脳会談が行われました。 米国が求めるのが北朝鮮の完全な非核化。一方、北朝鮮は体制のほしょう。つまり、米国が金正恩体制の転覆を図ることなく、体制を存続させることを約束してほしい、ということです。 ところで、この「体制のほしょう」を漢字でどう書くかというと、日本のマスコミは大部分、「体制の保証」と書きます。 ネットで「体制の保障」を検索すると、引っかかるのはロイター通信のみ。 保証 . . . 本文を読む
連休中の5月4日、テレビで女子卓球の世界選手権を見ました。 日本は男女とも、順調に勝ち上がり、女子は準決勝進出を決めました。 ところが、その相手が、急遽結成された「南北合同チーム」になったというのですね。 韓国と北朝鮮はともにベスト8に勝ち上がり、5月3日に準決勝進出をかけて戦うはずだったのです。ところが、両チームが入場したとき、突然、この「南北合同チーム」の結成が発表されたんだそうです。 これ . . . 本文を読む
世界が注目する北朝鮮と韓国の首脳会談が行われました。 韓国のマスコミをざっと見ると、保守系も含め、この会談に一定の評価を下しているようです。 以下に、日本語版のない進歩系の京郷新聞の4月27日の社説を訳出します(原文)。 [社説]核なき韓半島と平和への偉大な旅を始める 南北は、完全な非核化を通じた核なき韓半島という共同の目標を確認した。南北はまた、停戦協定締結65周年の今年、終戦宣言を行 . . . 本文を読む
SNSで、ある韓国人と知り合いました。 香港在住の47歳男性。香港で中国人相手に、韓国語を教えているそうです。 韓国人はLINEよりもカカオトークを使っている人が多い。私もカカオトークに登録し、カカオで会話をしました。「今度、スカイプで話しませんか?」「いいですよ」 私は以前、スカイプでタイ語のオンラインレッスンをしたことがあります。でもここ数年、スカイプはぜんぜん使っていないし、PC用のヘッド . . . 本文を読む
韓国語でセクハラのことを、性戯弄(ソンヒロン)ということを、前に記事に書いたことがあります(リンク)。 最近では、Me tooとも呼ぶようですね。 昨年から韓国では、政治家、財界人など、著名人のMee too暴露が熱風(ヨルプン、ブームの韓国式表現)になっています。 最近では、高名な詩人のコ・ウン(高銀)が槍玉にあがっている。 高銀といえば、その作品が国民にほとんど読まれていないのにもかかわらず . . . 本文を読む
韓国はこの大会で「8484」を目標としていたそうです。 これは、金8、銀4、銅8、総合4位というもの。最後の「総合4位」というのは金メダルの個数の国家順位。日本ではあまり馴染みのない記録です。 結果的に韓国は「5847」、すなわち金5、銀8、銅4、総合7位。 計17個のメダルは、バンクーバーでの14個をしのぎ過去最多。「アジアで断然1位」ということです(日本は金4・銀5・銅4の13個、中国は金1 . . . 本文を読む
今回ほど長時間、カーリングを見たことはありませんでした。 特に女子は決勝トーナメントにも進み、試合数も多かったので、全国民の注目を集めました。 競技時間も2時間近い。競技中の選手の顔がこれだけアップで放映されるというのは、フィギュアスケート以上でしょう。 顔だけじゃなく、試合中の話し声も中継される。今回は、「そだねー」「うん!」という言葉が流行語のようになりました。 なんか子供っぽいしゃべり方だ . . . 本文を読む
今回のオリンピックで初めて正式種目になったマススタート。ここでも日本が金メダルをとりました。 高木菜那選手です。 高木は、パシュートに続く二つ目の金。金銀銅と3個のメダルを獲得した妹の美帆と合わせると、姉妹で5個! すごい姉妹です。 この競技、金メダルで大喜びをしている高木菜那のかたわらで、銀メダルの韓国選手の暗い表情が対照的でした。 金がとれずに銀に終わったための落胆ではありません。 実はこの . . . 本文を読む