平昌観戦記～マススタート

　今回のオリンピックで初めて正式種目になったマススタート。ここでも日本が金メダルをとりました。

　高木菜那選手です。

　高木は、パシュートに続く二つ目の金。金銀銅と３個のメダルを獲得した妹の美帆と合わせると、姉妹で５個！　すごい姉妹です。

　この競技、金メダルで大喜びをしている高木菜那のかたわらで、銀メダルの韓国選手の暗い表情が対照的でした。

　金がとれずに銀に終わったための落胆ではありません。

　実はこの選手、パシュートで問題発言をして、国民から「国家代表資格剥奪」を訴えられた金ボルム。

　太極旗をリンク上に広げて、そこに土下座して国民に謝罪。

　銀メダルをとった選手の行動としては異様でした。

　なんともやりきれない思いですけれども、国民はこれで満足したんでしょうかね。

　韓国の報道を見ると、このような事態を招いたのは、選手個人ではなく、韓国スケート連盟にもあるようです（リンク）。

　それにしても、全国民の非難を浴びながら臨んだレースで、みごと銀メダルをとった金ボルムはすごい！　

　あんな事件がなくて、万全のコンデションで参加できていたら、高木菜那の金メダルもあやうかったかもしれません。