カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

千歳船橋 「Kalpasi(カルパシ)」 千歳船橋でついに始動したインド亜大陸の素晴らしきスパイスの魔境!!

2017-06-18 | 世田谷区
samuraiです。

今日は千歳船橋にある『インド亜大陸食堂酒場 Kalpasi(カルパシ)』というお店にやってきました。



こちらは千歳船橋駅から農大方面に下り
徒歩5分ほどの場所にあります。
周りは全て住宅街という、オドロキの立地。
近所のおばあちゃんには”蕎麦屋”と間違えられているらしいですねw
(;・ω・)

それでは行ってみますか!!



店内はカウンター4席にテーブル4×2席、そして小上がり席があります。
元々はバーだったというこちらのお店、
非常にユニークで独特な形状ですね~!

さて、メニューはこちら。



浅草時代とは打って変わって、店名に「酒場」が付いたことから
とにかく酒の種類が豊富!!
ウイスキー、ワイン、サワー類に、
国内外のクラフトビールも非常に充実!
酒呑みには、非常にウレシイポイントと言えるでしょうw!
(゚▽゚)ノ

そして、何と言ってもこのお店の最大の特徴は
週替りでメニューが変わること。
ある週はネパールだったり、ある週は南インドだったりと
シェフのその時の気分で自由自在に変化します。
いつ行っても新鮮な驚きが味わえますね~!!
(・∀・)

そして、この週のメニューはこちら。



なんと今週は”フリースタイル”!!
コレは楽しみですね~!!
(*゚▽゚)ノ

ということで、まずはスターターの「ローラッサム」から宴はスタート。



こちらは冷製のラッサムスープ
この季節にはピッタリですね~!



さらりとしたラッサムの中にはカレーリーフ大葉がたっぷり。
シャープな辛口ですが、どことなく和の風味を感じるあたり、
まさにフリースタイル!
コレはスターターとしてもってこいですね~!!
(´▽`)

そして、待つこと15分。カレーがやってきました。



うぉぉっ、コレはハンパなく期待出来そうな見た目ですね~!!
(◎□◎;)

もうこの見た目にガマンが出来ませんねw
それではいただきますか。



まずこちらがネパール風チキンカレーサンバル



いきなりネパール南インドがタッグを組んだ組み合わせ!
チキンカレーはホロホロと柔らかく、鶏の旨みがガッツリ出ています。
サンバルはインゲンと豆の食感が面白く、実に優しいお味。
いや~、いきなり軽々と国境を越えてきましたねww!!
(*^¬^)ノ

お次はサツマイモのポリヤル



青唐辛子が効いたポリヤルは、サツマイモの甘さを的確に引き出しています。
この辺の食材使いもさすがですね~!!
(*^▽゚)

お次はパリップポルサンボル



こちらはグッとスリランカテイスト
パリップ豆のクリームシチュー的な優しい甘さ。
ポルサンボル小エビが入ることで、香ばしさを増し、
ライスとの相性もバツグンですね~!!
(ノ*^▽)ノ

お次はポークビンダル



こちらは南インドのゴア地方を代表するカレー
しっかりとした酸味辛さの中に、
ホロホロと崩れるぐらい煮込まれた豚肉が合い混じり
これまた非常にグレードの高いカレーですね!!
横にあるポルサンボルとの組み合わせも秀逸!
こちらもインドとスリランカの意外なタッグですね~!!
(*゚∀゚*)

お次はタコとひよこ豆とうずらのサラダ



こちらは非常にさっぱりとした酸味で
箸休めにピッタリですね~!
(´ω`)

お次はピックルラムキーマ



ピックルは酸味と辛さがはっきり出ていて、
ライスの付け合せとしてもとても秀逸。
そして、ラムキーマはまさかのゴーヤとの組み合わせ!!
ゴーヤの苦味がラムのクセをきれいに消し去って、
カスメリティの香りも実にイイですね!
これまた実にグレードが高いカレーですね!!
(≧∇≦)

こちらはパチャディというビーツとヨーグルトの和え物



ピンクの色合いはビーツから出ている色。
ヨーグルトの酸味とビーツの歯応えが面白く、
こちらもライスとの組み合わせが最高ですね!!
(σ'∀')

そして、全体の上にはオクラのポリヤルミョウガ



ミョウガを混ぜていただくと、これまた不思議な和のテイスト
ネパール、スリランカ、北インド、南インド、西インド
そして和のテイストまで感じる、まさに渾身の一皿!
皿の上の満漢全席、いや、
皿の上の大東亜共栄圏とでも言うんでしょうか、
ボーダレスな国境なきカレー的平和主義w!
そう、コレは黒澤シェフのフリースタイルのラップですねww!!
(=゚Д゚=)ノ



さて、だいぶカレーに脳みそが犯されまくった頃にw
本日の〆のデザートが。



こちらはインド産ケサールマンゴーのシャーベット
このマンゴーは糖度が19度以上あるらしく、
シャーベットは、ホント濃厚なマンゴーそのもの
〆までグレードが高いですね~!!

いや~、こりゃどれを食べてもおいしいですね!!
( ゚∀゚)ノ シュク☆カイテンーーー!!

ということで、こちらはガチもガチですよ!!
一つ一つの料理のグレードの高さは、もはや説明不要なレベル
ココへ来たら、することはただ一つ。
黒澤シェフの腕に身をゆだね、カレーの海を堪能するのみです。

酒類も豊富ですし、カレーも酒も楽しめる、
非常に欲張りで贅沢な時間を楽しめますよ!!
(゚∀゚)ノ

現在は完全予約制で、夜のみの営業というスタイル。
毎週土曜日の22時から翌週分の予約をメールする形です。
なかなか予約が取れないことも多いですが、
未訪の方は是非行くべきだと思います。

こちらはわざわざ電車を乗り継いで行く価値のあるお店ですよ~!!
みなさんも是非!!

※浅草時代のお店の記事はこちらです。


【お店情報】

『インド亜大陸食堂酒場 Kalpasi(カルパシ)』

住所:東京都世田谷区経堂4-3-10

電話:ご予約はTwitter、またはFacebookで

営業時間:18:30~24:00(第1部18:30~20:15/第2部20:30~22:15)

定休日:月・火


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