カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

栃木・益子 「けらら」 鄙の地にある「アジャンタ」の初期のDNAを継ぐものたち

2014-07-30 | 東京近郊(埼玉・千葉・神奈川など)
samuraiです。

今日は宇都宮の仕事の後、益子へと行きました。
理由はSLが走っているからですね。



いや~、黒煙を上げて走ってくる様は、
男子なら必ず憧れる勇姿ですね~!!
ということで、早速乗り込んでみましょう。
(*´∀`)



そして、揺られること一駅。
七井という駅に降り立ちました。



いや~、すがすがしいぐらい何もねぇww!!
( ;д)゜ ゜

が、この駅で降りたのはある目的地があるためですね。
早速向かうことにしますか。



辺りは草原田んぼの組み合わせ。
見渡す限りの空と土。
湿った大地の風が頬を撫でていきます。



こうしてカリフォルニアを思わせる田舎道を歩くこと30分。
ようやく目的地に辿り着きました。
あー、遠かった!!
(◎□◎;)

ということで、今日は『けらら』というお店にやってきました。



見渡す限り何もない自然を抜けたところに
ぽつんとたたずむスカイブルーの建物。



入口はどことなく陶芸教室のような
わびさび溢れるたたずまい。
楽しみですね~!!
(・▽・)

それでは行ってみますか!!



店内はカウンター・テーブル席併せて20席ほど。
白壁の落ち着いた内装が、大正初期の
モボモガ時代の喫茶店といった感じですね。
そして、お昼時ともあってきっちり満席!
いや~、人気ありますね~!!
(´▽`)

さて、メニューはこちら。



うーん、実に悩ましい。
が、ココは「ミックスカレー(チキンとキーマのセット)(850円)」をチョイス。

棚には店主が作った陶器のお皿などが並んでいます。
さすが焼き物の街ですね~。
(σ'∀')



さて、待つこと25分。カレーがやってきました。



おぉ~、コレはそそる見た目ですね~!!

カレーには玉ねぎのアチャールが付いてきます。



アチャールはきっちり辛く、レモンの酸味が心地よいですね!
コレはライスにもしっかり合いますね~!

ライスは固めに炊かれた日本米というのも
ポイント高いですね。
(=゜Д゜=)ノ



さて、カレーはこちら。



おぉ~、コレは楽しみですね!!
( ´∀`)ノ

こちらがチキンカレー



澄み渡ったスープの中には手羽元がゴロンと入ってますね。

こちらがキーマカレー



こちらはドライタイプですね。
視認出来るほどに入っているホールスパイス
期待感を高めさせてくれますね~!!
(*^▽゜)

それではいただきますか。

まずはチキンから。



鶏肉は非常に柔らかく、骨からするするとはずれます。
ルーはさらっさらで、クローブの風味がしっかり。
辛さも程よく、脂分もほとんどないためか、
実にさっぱりといただけますね!!
(*^¬^)ノ

ではキーマを。



こちらもクローブブラックペッパーの風味が香ります。
こちらも脂分はほとんどなく、実にさっぱり
肉のうまみもぎっちりとあり、スパイス感もビシバシ!
辛さもしっかりしていて、味のメリハリもバツグン!!
コレはグレードの高いカレーですね~!!

いや~、こりゃおいしいですね!!
( ゜∀゜)ノ ケララ ト アジャンターーー!!

ということで、こちらはガチもガチですよ!!
(゜∀゜)ノ

店主は麹町の『アジャンタ』で修行をした、
いわゆるアジャンタ七人衆のお一人。
その後アジャンタから独立し、
30年以上前にこの地でカレー屋を始めたそうです。

店主に話を伺うと、開店当初はあまり客も来ず、
たまに客が来ても、日本のカレーとあまりにも違うため
なかなか理解されなかったとのこと。
今でこそこういったカレーは人口に膾炙したカンジではありますが、
当時ではなかなか受け入れてもらえなかったんでしょうね~。
(゜◇゜)

とはいえ、こちらは創業当時のアジャンタに一番近い味と評されるお店。
店主は当時アジャンタで習った手法を変えず、
その味を守り続けているそうです。
まさに鄙の地に歴史アリですね!!

ということで、こちらはわざわざ来る価値のあるお店ですよ~!!
皆さんも是非!!


【お店情報】

『けらら』

住所:栃木県芳賀郡益子町大字塙2365

電話:0285-72-4217

営業時間:11:00~19:30

定休日:火曜

AJANTA(アジャンタ) レトルトカレー 1957年創業本場インドカレーの老舗レストランアジャンタのチキンカレー 230g×1 RETORTCHICKEN
クリエーター情報なし
AJANTA(アジャンタ)


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