日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

そうだの京都

2013-12-28 10:27:02 | 旅行記
仕事も年賀状も大掃除も、終わりました。
だから、京都、行こう。

昨晩ビリヤードに興じて眠い眼を押し開き、28日朝から新幹線に乗りました。

彼女との旅では珍しく快晴、冠雪の富士が青空をバックに、まさしくそびえ立ちます。

しかーし。
一眠りして目が覚めた関ヶ原は横殴りの雪で真っ白の風景で、新幹線も徐行します。
さて、年末の旅行は、このまま荒れた天気の中を進むのか?
二年前に見た雪の金閣寺は絶景だったけど、ずっと滑りんではランニングもできないしね。

カッパの彼女との旅には覚悟が必要だと、改めて思い知らされる旅立ちの日です。


府中納め

2013-12-23 13:28:03 | マスターズ陸上(オス)
完全な三連休が取れたので、たっぷりやりたいことができました。
年賀状投函終了は恐らく社会人になって最速。
大掃除も、ベランダにブラシをかけて壁とガラスも拭いてピカピカ。埃のたまったオーディオの後ろやベッドの下、そして天井にはクイックルワイパーをかけて大いに自己満足。
栗本薫ロスで手をつけていなかったグインサーガ131巻も読み出してみると面白い。
夏の開店を知りながら、なかなか出かけなかったご近所の隠れ家イタリアンに出かけると、驚くほどの出会いもんで、料理もサービスも気に入って、通える店が一軒増えました。

そして、トレーニングも3日続けました。今日は府中陸上競技場で、Sコーチに30分見てもらったあと一人でサーキットトレーニングと補強運動をやりました。
ハードルジャンプ30センチ7台×10、45センチ7台×5
両足ジャンプ前進20メートル×10
ケンケン前進20メートル×左右2
バウンディング20メートル

このあと一人。
カーフレイズ15を3つの角度で3セット
次はサーキット
①バービー15②腹筋20③レンジ左右入れ替えジャンプ20④背筋20⑤腕立て伏せ20、以上をジョグでつないで4セット。
最後は台登りカーフレイズ左右10×3セット

休憩中に2013年府中納めとつぶやいて、100流しを一本入れました。
これが軽い!
膝下にパワーがついて、蹴り返しが自然にできるので、一歩が延びるようです。

そんなわけで、駅伝向けの練習はとんと進みませんが、体は進化しています。

今日はあと、彼女のお母さんと三人でクリスマスパーティーを開きます。
色々忙しくこなして、最後は暖かい一時。
できすぎた今年の年末に深く感謝です。


迷宮は誘う~イル ヴィスキオ@参宮橋~

2013-12-22 21:33:10 | ふさおまき(オス)日記

彼女と彼女のお母さん。

参宮橋駅と背中合わせのイタリアンでお昼ご飯です。

「イル ヴィスキオ」

この小路が参宮橋駅のホームと垂直の方向に伸びています。

つまり店に入ると、奥の窓の向こうにホーム、そして数分後とに電車が通ります。

 

今年春にオープンしたのは気がつきながら、

メニューも出ていない隠れ家ぶりに怖気づき今日まで過ごしてきましたが、

昨日の「チューボーですよ」で、街の巨匠として鳥の猟師風煮込みを作っていたのを見て、

いい機会だと予約をしたのでした。

放映の直後だと無理かな、とおもいつつ電話をかけると、3名なら大丈夫とのこと。

ただ、クリスマスメニューの特別コースだけになるということで、

お腹がインスパイアされた猟師風の鶏は次回に持ち越しです。

 

さて、店に入ると、個性的な空間を建築家が一生懸命考えて作ったレイアウトのようで、

テーブルが3つとカウンターが縦長の空間に配置されています。

ソムリエバッジを胸につけたウェイターさんは、そのあともずっと笑顔を絶やさない、

丁寧な物腰の男性でした。

お料理の説明も一品一品丁寧で、お楽しみくださいという気持ちがたっぷりと込められています。

 

特別メニューは、前菜+パスタ+魚介と肉メインのフルコース、ランチながらゆっくり2時間かけての食事となりました。

前菜は、シェフのスペシャリテだという、煮タコとセロリのサラダ。これが旨みと爽やかさのベストマッチで、

私が野菜で唯一苦手とする生のセロリを、生まれて初めて美味しいと思わせてくれました。

愛媛は八幡浜から直送されたというタイのカルパッチョは、身の弾力も健康的で、

まぶされたカラスミが渋く味を締めていきます。

ポルチーニ茸の揚げ物も、天ぷら的な味の凝縮が豊かな水分と一緒にほとばしって

口に楽しみを広げてくれる小品。

4つ並んだ前菜を頂いただけで、

「イル ヴィスキオ」さんが、私たちのお気に入りイタリアンにランクインしていました。

 

続いて来たパスタは、ちょっと不思議な形。長い直方体をくるりと丸めた、初めて見たタイプです。

歯ごたえは十分。

蝦夷鹿のラグーソースの強靭な味を十分に受け止めます。

 

魚介の皿は、北欧のスカンピ。サフランのリゾットの上に、茹でた甲殻類独特のまろみが

加わります。

 

肉は北海道産の短角牛とのこと。

赤みの芯まで温もったレアな焼き加減で、脂身の少ない均一の肉質が

噛めば噛むほど味を出してくれて美味。その上にフォアグラのソテーが豪勢に脂質のシャワーを浴びせて、

まぶされたトリュフに香りのマジックが潜みます。

 

実に芳醇なコースの構成でした。

余韻に浸る中でのデザートも、

柔らかいチーズとナッツ主体のケーキ、にクリームのお菓子と

甘味にも広がりがあります。

 

店を出た彼女は一言「これまで東京で頂いたイタリアンナンバーワン」

そんなお店が家から徒歩6分にあるのなら、

生活の豊かさが一段と高まったと言えるでしょう。

 

ちなみに店の名前「イル ヴィスキオ」はヤドリギの意味。

テーブルの上にも、店の前にもヤドリギの橙色の身が線香花火のように光を丸くたたえています。

チェックアウトをするとき、

シェフが見送りに出てくれました。

この方がまたお話のうまい、暖かい言葉を使う方でした。

幸せな時間をみんなで持てたことを伝えると、

素直に喜んでくれたので、こちらまで嬉しくなります。

しかもお土産にと、ヤドリギの枝をわざわざハサミで切り取って

渡してくれたのです。

それがこちら。

我が家の玄関に、メリークリスマス。

 


大きな魚

2013-12-21 20:43:50 | ふさおまき(オス)日記
年末らしく、忘年会やパーティーが続き、胃が戦っています。
昨日は札幌の仲間と代々木八幡『おわん』さんで、酒の肴的おばんざいを頂き、多少の暴言もはきつつ、うさが晴れる明るい忘年会でした。

今日は彼女とお母さん、甥っ子の四人で、プレクリスマスイブ。
なだ万賓館に予約の電話を入れたら、
寿司カウンターだけが四人ぶん空いていたので即決し、握りの夕べとなりました。
二十代の若者と食べるのは久しぶりで、その健舌には舌を巻きました。
イシガキダイ、フエダイ、スズキと大きな魚が最初に続き、サヨリに甘エビ辺りで他の三人が胃のメーターをフルに近づいたのを尻目に、穴子、ホタテ貝、巻物にとまだまだ続きます。
気持ちいいたべっぷり、気持ちがスッとしました。

2013年12月21日の練習

2013-12-21 13:22:01 | 織田フィールド開放状況

土曜日冬の基礎トレーニングは、出かけるときにややブルー、

終わると充実という出来栄えです。

要は体にきつい、けど確実に衰えた部分が鍛えられて、

体幹がすっと立ちます。

場所は代々木公園、Sコーチが来るまでに準備運動を15分。

それから補助運動⇒サーキットに入りました。

補助運動は主にアキレス腱周りと腓腹筋の鍛錬を目指して

カーフレイズ系。これを15回×5を3セット。

けんけん20m×2を3セット

ベンチの昇降を15回左右×3セット

それからサーキットです。

①スクワットジャンプ15 ②バービー15 ③足降ろし腹筋15 ④high背筋15 ⑤手押し車20m ⑥おんぶ歩き30m

これを3セット 一番苦手な⑤が山場。②も二周目で体が伸びなくなりました。誤魔化しですね。

 

以上で一時間。

その後、バウンディングを30m×4セット、ちょっとふくらはぎが笑いました。

マッサージが待ち遠しいトレーニングでした。

 


久々水曜練 たまりま千

2013-12-18 10:23:06 | マスターズ陸上(オス)
色んな事を乗りきって、久々に水曜日織田フィールドに来ましたら、
高校の部活で人があふれていました。

さて私も、駅伝や10キロロードに向けて少しは体を改正しなければなりません。
で、1000メートルを200ジョグでつないで二本。
3分57秒と3分46秒で、イッバイイッバイでした。

これからですな!

東京の日曜はあと1回な2013年年末

2013-12-15 23:38:02 | ふさおまき(オス)日記

12月15日の日曜日、もちろんですね。
来週は22日、再来週は29日と7日ずつ3回足すと、
その頃は西に逃れているはずです。
逃れる、という言い方は、近所の床屋のオヤジの言い方ですが。

ってことは、大掃除は来週末にするしかない。
3連休のはずだけれど、クリスマスを来客とともにお楽しみですから
けっこう慌ただしい。
そうなると、今日は年賀状を作っておかなければ・・・
と遅まきながらの計算が成り立ったのが、
床屋のオヤジと会話している時だったのです。
だからそのままコンビニに出かけて、年賀はがきだけは買っておきました。
用意周到に形だけ一歩でも近づくと、達成感が勝手に胸に湧いて、
それ以上進めないまま今朝を迎えていました。

一方今朝は今朝で起きてみると、
恒例ワイシャツのアイロンあてがあり、
ハードディスクに入ったままの「薬師丸ひろ子 35周年コンサート」を見てしまい、
既に昼近く、僕の責任じゃあない、と逃げるわけにも行かず、
年賀状に載せる今年の思い出写真を、パソコンに並べてみるまでで、
昼の時間とあいなりました。

そんな時間の合間を適当に埋めていくようなことをしていると、
物事は進まないと知っている大人でもあるわけですが、
ちょっと気分だけせわしなくなってきたので、
彼女とご飯は外だね、と小田急線の駅前へ歩きます。
でも、参宮橋には、いま食べられるものがない。
頼りにしていた、昨日本屋で立ち読みしたBURUTASコーヒー特集号で見つけた
新しいカフェも、人が並んでいつ食べれるやらという感じ。
いらちなのは私か彼女か、つっかけサンダルにボーボー髪
おまけにすっぴんにも関わらず、電車に乗って新宿に向かってしまいました。

ただライトに昼ごはんを済ませようとするとファストフードがいいのに、
参宮橋にはたよりのマクドでさえ消滅する理不尽が
2013年のご近所ネタとして広がっているくらいの土地ですから、
わざわざ新宿でカフェ・ロッテリアに入る選択をしてしまったのです。

ライトなチョイスが必要なのは、17時に夕食の予定が入っていたからで、
平日ならきっと何も食べないくらいでしょうが、
休日は我慢が先に立ちません。
そんな言い訳ごかしのロッテリアは、絶品バーガーが確かに美味しくて舌鼓。
せっかくだからと、小田急ハルクの地下であす朝のレタスだけ買って、
おうちに帰りました。

わざわざ自分で時間をなくすようなミニ新宿トリップをすると、
再び出かけるまでには2時間を残すのみ。
ガーッと写真のレイアウトを済ませ、
古い楽々はがきがうまく受け付けてくれないのに天を仰ぎつつ、
なんとか形だけ整えたところで残り1時間、
彼女が「じゃあ私は夕飯前に走ってくる」と非人道的なことを申すので、
もちろん私もすぐに後を追って行きました。
が、3時の冬は、芯まで冷えて、ダウンを着て歩いているだけでも
手先に血が通わなくなります。
歩いているのに手を大きく振って、踏切ではマンションの花壇で踏み台昇降運動をして
体温を一生懸命上げました。
さすがに代々木公園を2周すると軽く汗ばみましたが、
これはこれで風邪を引きそうな予感がするほどに、
立ち止まった時には気化熱が身を襲ってくるわけです。

押しに押したスケジュールは、
結局、夕飯を済ませて家に帰り、
八重の桜、最終回に浸り込むこともできないまま横目で見つつの
年賀状印刷となりました。
そして、NHKスペシャル・和食で麹菌を西洋人のような呼び名で扱うのを聞きながら
なんとか終了。
さて、あとは余白に一筆を書いていくのが、平日夜のミッションとなりました。

 

 


2013年12月15日 土曜日の練習

2013-12-15 01:26:17 | マスターズ陸上(オス)

冬期練習が2週目に入りました。
今日もSコーチの基礎トレだ、と9時でも眠い、直りきらない風邪の体を起きあがらすと
”今日は子どもの国の大会をやるので、練習できません”メールが。
残念、一人で代々木公園です。

快晴に温もりを吸い上げられた公園は、シンと冷たい空気です。
ウォークと体操で少し暖気を取ると、土道を走ります。
ゆっくりゆっくりと踏み込みを注意しながら走っていると
前を行く人の背中が見えました。
駄目だねえ、まだまだ。人を見ると追いかけたくなる→スピードアップ
=アキレス腱痛
いてて、と思いつつ、息が少し上がるくらいまでスピードを上げて、
3キロほどを走りました。

そのあとは、ヒマラヤ杉の森に行って、高さ70センチの切り株周りで
ぐるぐるとサーキットトレーニングに取り組みました。
できるだけ先週と同じ負荷を全身まんべんなくかけたいので、
切り株の大きさが重要でした。

①4つ足歩行
②切り株昇降 上がって足首延ばしとモモ上げ 10×左右
③手をついて、足前後入れ替え 20回
④切り株に足を乗せて腕立て10回+前の手で”手踏み10回左右+腕立て10回
⑤重心を意識したケンケン 30m左右
⑥バービー 引き足の内転を意識しながら20回

以上を4セット。とにかく、バランスをとれるように体幹を強くするように
運動の姿勢も気をつけていきましょう。

 


12月の節分

2013-12-15 01:12:18 | ふさおまき(オス)日記

金曜日の夜は長いつきあいの後輩と、でも15年ぶりという夕ご飯。
舌を肥えさせようという意欲のある彼が選んでくれたのが、白金にある
「福わうち」というお店。向かいに「鬼わそと」という系列店もあります。
dancyuで見たことあるなと記憶の隅をつつきつつ、親しげに店主と話す
後輩の話を聞いていると、あちこちの雑誌やテレビでの出演歴もお持ちとか。
カウンターに座ってガラスケースを見ると、
「玄界灘」「呼子」「長崎」と短冊に書いてあります。
九州出身の見るからに人柄太そうな方が包丁を握ります。

単品もありますが、おすすめが6000円、8000円、10000円と並び、
私たちは中くらいにしました。
つもる話を美味しい物が入れ子になって、
もちろん写真をとったりする間はないのですが、
長さ60センチはあろうかという細い舟形の皿にお作りが2切れずつ8種並んだのは
壮観でした。
佐賀旅行では食べられなかった、呼子のヤリイカはコリッとした歯触りととろける甘みがありました。
椎茸のすり流しはコクがある一品。
クエやアラの名前が出てくるのも九州らしくてワクワクしました。
締めのご飯は「肉じゃがカレー、卵かけご飯、おにぎり、お茶漬け」からえらべます。
こりゃあ、悩みます。
私は、最近でこそ増えてきたものの、あまり店でお目にかかることはない、卵かけご飯をチョイス。
割ると、オレンジに近いまん丸の黄身が笑っている卵はもちろん濃く深い味で
香り付け程度に醤油をかけてご飯と共にかき込めば、そりゃあ至福というものです。

懐かしい後輩との話の数々と、今年旅が重なった九州の美味しい食べ物の数々が
師走の私を一時緩い時間へと向かわせてくれたのでした。