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認知症になりにくい性格とは? (みんなの介護 2018/05/08)

2018年07月19日 | ネット・ニュースなど

認知症になりにくい性格とは?

(みんなの介護 2018/05/08)

認知症になりにく性格は責任感、自制心、勤勉さ

まずは認知症になりにくい性格があるのかどうか、あればどのような性格なのかをみていきましょう。

米国フロリダ州立大学の研究者が、最大6年間の期間中に1回以上の認知機能測定を実施した1万1,181件について分析した調査研究があります(Sutin AR, et al. Psychological medicine. 2017)。分析の結果、さまざまな性格のうち、認知症の発症リスクと最も強く関係していたのが「責任感」で、責任感が強い人はそうでもない人と比べて、発症リスクが約35%低下していました。また、「自制心」と「勤勉さ」も認知症の予防につながっていることがわかりました。

これらの3つの要素を合わせ持った人、すわなち、責任感があって、自分をコントロールでき、勤勉に働く人を大概は「誠実な人」と称しますが、誠実な性格の人は認知症になりにくいということかもしれません。

この研究では、誠実さと認知症の発症に相関関係があることがわかりましたが、そのメカニズムまでは明らかにしていません。ただ、誠実な人なら取りそうな行動パターンにそのヒントがあるのではと考えています。誠実な人は概ね以下のような行動パターンをとっているものです(もしくは、こうした行動パターンだから誠実な人といわれるのでしょう)。

認知症になりやすい性格とは?

認知症になりやすい性格

別の研究からは認知症や認知機能障害(認知症予備群)になりやすい性格が指摘されています。50歳以上の1万2,307人(認知機能が正常な人:1万457人、認知機能障害の人:1,850人)を対象に、2〜8年後の認知症の発症を調べた米国の研究があります(Terracciano A. et al. Journal of Psychiatric Research. 2017)。

この研究結果からは、

  • 協調性がない人
  • イライラしやすい、気にしやすい人

この2つの性格と認知機能障害の発症リスクには関係性がある、ということがわかりました。社会的孤立は認知症の大きな危険因子といわれています。いずれの性格も周囲との人間関係をうまく築きにくいため、社会的孤立を招きやすく、そのことで認知症の発症リスクを高めていると思われます。

また、認知機能の低下により、日常生活や社会生活に支障が出ている状態が認知症です。何か困ったことがあったとしても、人間関係が希薄なため、周囲からの助けがなかなか得られず、そのまま困った状態に置かれやすい、つまり認知症を発症しやすいと考えられます。

また、気にしやすい人はストレスの影響を受けやすく、うつになりやすい傾向にあります。ストレスは記憶を司る脳の海馬にダメージを与えるといわれており、うつは認知症の危険因子でもあります。また、気にしやすい人は何かあったときに周りの目を気にして外出を控えてしまいがちです。そのことで活動量が減ることにより認知症を招きやすくなっていると思われます。

○○のなさは認知症になるおそれあり!?

認知症予防は危機感から始まる

認知症予防につながる生活習慣を継続することで、認知症の予防や発症を遅らせることが可能となります。しかし、良い生活習慣を身につけたいと思ったら、まずは減らすべき悪い生活習慣から抜け出す必要があります。悪い生活習慣は良い生活習慣を形成するために必要な資源(お金や時間、体力ややる気など)を奪ってしまうからです。とはいえ、一度身についた生活習慣はそれが良くないものであっても続けるほうが居心地が良いため、何かがなければ、人は生活習慣を変えようとはしないものです。

人が生活習慣を見直そうとするのは、「このままではまずい」という危機感を感じたときです。逆に危機感がない人は、認知症予防を勧められても、聞く耳を持たないか、話を聞いても行動しません。

危機感があれば、決定的にどうしようもなくなる前に対策を打ちます。危機感があれば、認知症の正しい理解に努めますし、何でも積極的に取り組みます。危機感があれば、自分や家族に生じた違和感を過小評価せず、また躊躇することなく病院にも行きます。

危機感は人を認知症予防に駆り立てる燃料であり、多くの場合、燃料不足、すなわち、危機感なしに取り組むので、認知症予防の取り組みが単発に終わると考えています。ご自身や家族の認知症発症リスクに対してどのくらい危機感をお持ちでしょうか?

認知症予防と性格まとめ

いくつかの研究を踏まると、認知症の発症と性格には関係があることがわかりました。

誠実な人ほど、認知症予防に真面目に取り組むため、認知症になりにくくなります。ただ、どのような性格であろうとも、加齢が認知症の危険因子である以上、長生きをすれば、誰もが認知症になる可能性があります。だからこそ、「危機感」を持って今できるところから取り組むことが大切になります。

そして、日々の思考や行動が積み重なったものが習慣となり、習慣は性格を形作ります。今は誠実さとはほど遠い!?性格であっても、誠実な人が考えそうなことを考え、やりそうなことを選択し、行動し続けるならば、それが習慣となり、やがては誠実さが身につきます。誠実な人は認知症になりにくいだけでなく、仕事でも人間関係でも良い結果が出せるため、総じて幸せな人生を送ることができると思います。

幸せな人生と認知症予防を両方とも実現したいと願うのであれば、誠実という品性を身につけるのが一番の近道かもしれません。そして、認知症予防を目的に誠実な人を目指す人が増えるのであれば、国が目指す「認知症になっても安心して暮らせる社会」も現実味を帯びてくると思うのです。

 

 

 

ということは、無責任で、自制心がなくて、怠惰な人が認知症になるということ、と解釈。

更に性格的には、研究結果からは、

1 協調性がない人 

2 イライラしやすい、気にしやすい人 

とのこと、失礼な記載だね。

研究の結果だから、真摯に受け止めるしかない。

フェイク・ニュースかもしれない。

話、半分だね。