ビゼー(BIZET)
歌劇「美しいパースの娘」 (1998)
インヴァ・ムラ (Inva Mula) (S)
ソニア・ド・ボフォール (Sonia de Beaufort) (Ms)
ジェローム・ピルマン (Jarome Pillement) 指揮
ハンガリー・ファイローニ室内歌劇場管弦楽団 (Orchestre de l'Opera d'Etat Hongrois Failoni)
スペッツァーティ合唱団 (Choeurs Cori Spezzati)
〇1998年10月、コンピエーニュ帝国劇場にて収録
〇国内盤、ドリームライフ、DLVC-8025
〇2005年12月2日、長瀬産業通販、2293円税込み、2183円税抜き
〇フランス語歌詞、153分
〇日本語字幕
〇2005年12月1日現在、店舗販売価格、2940円税込み
〇インヴァ・ムラ (S)は、リック・ベッソンのSF大作「フィフス・エレメント」で宇宙人のディーヴァが歌う「ルチア」のアリアの吹き替えを担当している。
〇2005年12月2日長瀬産業通販で
歌劇「美しいパースの娘」ジェローム・ピルマン盤 DLVC-8025 2293円税込み
歌劇「偽の女庭師」マックス・ポマー盤 DLVC-1081 3129円税込み
歌劇「魔笛」ベルナルド・ハイティンク盤 GNBC-5007 3849円税込み
歌劇「フィガロの結婚」イッセルシュテット盤 DLVC-8021 2293円税込み
歌劇「魔笛」ホルスト・シュタイン盤 DLVC-8023 2293円税込み
の合計5点(13920円税込み)を購入。
〇あらすじ
1500年代のスコットランド、パースの町。
武器職人ヘンリー・スミスの工房では、職人たちが仕事に精を出していた。漸く仕事も終わり、一人になったヘンリーが、愛するキャサリン・グラヴァーとの未来に夢を馳せていると、女の叫び声が聞こえ、ロマの女王マブが助けを求めて駆け込んでくる。ヘンリーは、彼女を匿うが、現れた恋人キャサリンに疑惑を抱かれてしまう。
グラヴァー邸に近いパースの広場では、夜警たちが歩き回っている。村人たちは「カーニヴァルだ」と歓声を上げ、ロスシー公爵が祭りの始まりを宣言する。公爵は村人たちに酒を振舞い、マブが現れて、ロマの踊りの余興が始まった。公爵は、キャサリンと真夜中に密会しようと思ったが拒絶されたと告げ、マブは呆れる。
一方、ヘンリーは、キャサリンの家の窓辺で、キャサリンへの想いと心が離れた悲しみを歌い、去ってゆく。そのあとに、酔いつぶれたラルフがやってきて、愛する人に振り向いてもらえない悲しみを嘆く。キャサリンの居場所を探っていた公爵の家令がラルフに話し掛けたところに、仮面の女性が現れて、キャサリンを連れ去ってゆく。ラルフの声を聞きつけてヘンリーがやってきたので、ラルフは、キャサリンが家を出て行ったことを話し、ヘンリーは後を追う。
公爵は、仮面の女性を見つけ、漸くキャサリンがきてくれたと思い、早速口説き始める。そして、二人が部屋に入るところをヘンリーは見てしまう。夜が明け、ヘンリーの前に公爵が現れる。続いて、公爵と夜を共に過ごしたはずのキャサリンが、父親と現れ、一同は疑問を抱く。キャサリンの父は、娘はヘンリーと婚約しているので・・・と話すが、ヘンリーは、キャサリンを不実な女と罵り、公爵もまた、キャサリンと共に一夜を過ごしたと語るので、身に覚えのないキャサリンは動転する。
山で一人もの思いに耽るヘンリー。そこに心配した職人たちとラルフが現れる。ラルフは、キャサリンが潔白だと告げ、彼女に会うようにヘンリーを説得する。そこにキャサリンが現れ、ヘンリーは、彼女の名誉を回復するために自らいのちを絶つと言って立ち去る。
聖バレンタインの日。マブは自分の犯した罪を悔やみ、キャサリンを探してグラヴァーを訪ねてくる。正気を無くしたキャサリンが、ヘンリーが死んでしまった絶望を歌っているところに、ヘンリーが戻ってくる。仮面の女性の正体は、マブだとわかり、すべての誤解が解けて、一同は歓喜の中で祭りを祝う。
〇インヴァ・ムラ (S)のサイト。http://www.inva-mula.com/
〇Inva Mula
〇オペラのあらすじのサイト。
http://homepage2.nifty.com/aine/opera1/opera200.html