blue deco design lab

九州地方の城攻め、2014年春の陣!

今年のゴールデンウィークは
九州、熊本&長崎旅行に出かけたが、
今回初めての九州上陸ということで
行く前からワクワクしていた。

熊本の食と文化を満喫し、長崎でも
同様に食とその異国情緒溢れる町並みや
原爆による悲劇の歴史などにも触れる
機会があり、とても勉強になった旅行であった。

それぞれ熊本、長崎に就いては
また詳しく取り上げるが、
まずは今回の旅行で攻略した
3つのお城をご紹介したい。

まずはやはり熊本城。
大阪城、名古屋城と並んで、
日本の三大名城の一つとして有名な
熊本城は昔から見たいと思っていたので、
今回の熊本旅行で念願がついに叶ったのだ。



熊本中心部に位置する熊本城は
何ともスケールが大きく、ド迫力!
城を囲む堀や石垣が見事であり、本丸への
アプローチの石垣がまた実に美しい。
さすが加藤清正の築いた名城である。




そして何と言っても有名なのが
武者返しと呼ばれるこの石垣の高さと急勾配。
これではさすがの武士や忍者は上れない。
また石垣職人のプロ集団である穴太衆が
手がけた石垣は何とも件p的な美しさだ。



本丸を目指して進んで行くと、
黒光りした大天守、そして小天守が
目の前に圧涛Iな存在感で現れる。



大天守が従える小天守も他の城であれば
天守とも言えるくらいの大きさ。
そして白と黒のコントラストや
機能美を追求したそのデザインは何とも秀逸で、
実に男らしい魅力で満載である。



熊本の街や近くの山を見渡せる
天守からの眺めは抜群である。



本丸にはこれ以外に宇土櫓があるのだが、
これも櫓と言いながら、地上5階建てで、
ちょっとした城であれば天守に匹敵する
大きさと威厳を誇っており、デザインも美しい。
熊本城の大小天守は明治時代に西南戦争で
焼失してしまい、1960年に再建されたものだが、
宇土櫓は昔のまま残っている点で国宝級の櫓である。



そして2008年には本丸御殿大広間が復元され、
大御台所、数寄屋(茶室)、大広間(対面所)などを
見学することが出来る。



今回宿泊したのは熊本日航ホテルだったが、
部屋の窓から熊本城が一望出来る絶好の
ロケーション。昼間、夕暮れ時、ライトアップ
された夜とそれぞれに素晴らしい熊本城の
景色を眺めることが出来たのは幸せである。





今回の九州旅行では、熊本からフェリーに乗って
島原に渡り、その後レンタカーで長崎に
移動したが、島原ではやはり島原城を
見逃すわけにはいかず、少しだけ立ち寄った。
島原城もなかなか立派なスケール。




安土桃山様式を色濃く残すそのデザインは
そのシンプルさが故にインパクト有り。
天守閣からは雲仙や海を望むことが出来る。



ちょうどゴールデンウィークということで、
島原城でもイベントを開催しており、
甲冑などの試着体験や人力車に乗ったり
しながら家族で楽しんだ。



そして、最後にご紹介するのが人吉城。
熊本から南に約1時間半の小さな
町で、球磨川下りが出来ることで有名。
ここには人吉城跡があり、今は天守こそ
無いか、見事な石垣や堀が残っており、
当時のスケール感を偲ばせる。
特に苔や蔦が一面を覆うお堀の石垣には
歴史を感じさせる佇まいがあり、とても印象的。




特に球磨川から望む長い石垣は
雰囲気があって人吉市民の憩いの場と
なっているようだ。



今回初めての九州旅行で、熊本城、
島原城、人吉城跡を攻略した。九州には
他にもまだまだ城や城跡が多いが、
また機会があればその他の城も攻略したい。
特に豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に居城とした
名護屋城跡は資料館などもあって
歴史を知る上では興味深い。
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