早かったように思うので、
比べると今年2014年の桜は
ほぼ平年並みであっただろうか？
しかし、日本人は桜が好きである。
いつの時代にも、桜は我々日本人の
心を捉えてきた。うまく言えないが、
桜が満開になるこの時期を迎えると、
不思議と日本人で良かったな～という
感覚に見舞われるが、桜は和の美しさを
代表する花であろう。
桜の時期は本当に短い。
そして決まって桜満開の時期に雨が降るし、
風がとても強くなる日もある。
そうすると、桜が早く散り出してしまい、
更に観賞出来る期間が短くなって
しまうのだ。でも、短いから故に
その儚さがより一層美しさを
際立てるのである。
我が家では特にお花見に出かけるような
大げさなイベントは毎年無いが、
近所に幾つか桜が美しいエリアがあるので、
近場で楽しむことにしている。
近所ではたまプラーザ駅前の桜並木も
なかなか美しい。
そして一番近所での桜の名所はあざみ野の
カリタス女子短期大学と三庭亭の間に
ある桜並木である。地元では昔から
ちょっとした桜の名所であるが、800メートル以上
続く道の両側にある桜の感覚が詰まっており、
ちょうど見事な桜のアーチを作りながら、
行き交う車や通行人を楽しませてくれる。
そして同じくあざみ野の劇団四季のオフィス周りに
ある桜もコントラストがなかなか美しく、
どちらが良い写真を撮れるかと、
娘と桜の写真撮影大会を実施して楽しんだ。
会社は愛宕にあり、東京タワーが近いが、
東京タワーと桜も、とても絵になって美しい。
桜が終わると、また近所の並木道では
真っ白や濃いピンクの花が咲き乱れる。
暖かくなる春は、やっぱりとても気分的に楽しく、
美しい季節である。
