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念願の松山で、湯築城址へ!

愛媛の旅、4日目は松山へ。

日曜日の朝、弓削島からまた快速船に乗り、今治港に到着。今治港ではイベントをやっていて、さかなクンも来ていたようだ。普段は閑散としている港もかなりの賑わいを見せていた。

今治港で記念品を買おうと土産物屋を訪れたが、そこで可愛いバリィさんの砥部焼の置物を発見。幾つか種類があったのだが、この子が気に入ってしまい、購入することに。腹巻に船を忍ばせているバリィさん、そして愛媛の有名な砥部焼という究極のコラボということでとても良い旅の記念品となった。

また今治でどうしても今回買いたいものがあった。おじいちゃんとの思い出の中で、今治のお菓子である母恵夢(ポエム)という名菓と、もう一つは良く今治港で買ってもらっていた今治名物、“鶏卵饅頭”だ。昨年の訪問では買えなかったが、今回今治駅で売られているのを発見して今回ゲットすることが出来た。本当に一口サイズなので、バクバク食べられてしまう手軽さが良いのだ。

今治駅から再び特急しおかぜに乗って松山駅へ。松山は愛媛県を代表する街であり、四国の中でもかなりメジャーな都市である。昨年も訪れた際に松山城と道後温泉に立ち寄ったが、今年は昨年行けなかった、市内にあるもう一つの“城跡”を訪れた。その城跡とは“湯築城”という城である。中世の伊予国の守護であった河野氏が居城としていた城なので、戦国時代よりも古いお城だ。

現在は道後公園として市民に親しまれているが、まさに道後温泉のすぐ南側。上空から見ると良くわかるが、公園は外堀で囲まれており、内堀もあって、中央は小高い丘となっている。如何にも要塞といった雰囲気が漂う。遺構は多く残っていないものの、城を囲った外堀と土塁は良い状態で残っており、土塁の断面なども展示されているので見ることが出来る。また敷地内には資料館などもあって、係員が色々と歴史について解説してくれる。当時の庭園なども残っており、城跡であったことを偲ばせる。

その後道後温泉も立ち寄ったが、来年まで改修工事中で、建物全体が大きなテントで囲まれてしまっている。正面入り口から歴史的な建物を確認出来るが、テントがあるとイマイチ雰囲気が出ない。改修中も温泉は営業している。

道後もなかに立ち寄って少しお茶をしたが、ここでタルトのデザインとなっている椅子を発見(笑)。さすが松山である。更に市電に乗ってホテルに向かった際には、市電が“タルト電車“になっており、手すりもタルトのデザイン。なかなか徹底したご当地デザインとなっていて面白い。

松山での宿泊先は、CADEO HOTEL松山。松山市内の中心地である市電の大街道駅前にあるオシャレなホテルで、快適なホテルであった。13Fにあるフロントからは松山城が良く見える。そして露天風呂からは市内が一望できる抜群のロケーション。朝食のバイキングも鯛めしがあり、とても美味しかった。

翌日、松山空港から羽田へと戻り、今回母との4泊5日の良い親子旅になった。空港ではゆるキャラのみきゃんがお見送り。バリィさんのお出迎えと、みきゃんのお見送りとは豪華なフルアテンドである(笑)。みきゃんの横顔が結構可愛い。

今回かなり盛りだくさんな旅であった。人生の大きな節目の旅として今回自分にとっても特別な意味があったが、今治では103歳のおばあちゃんと叔父さんと再会し、念願のおじいちゃんのお墓参りが出来たのは感無量であった。また弓削では叔母さんのお参り、祖父母・先祖の墓参り、そして美しい島の景色を満喫することが出来た。更に松山では念願の湯築城と道後温泉エリア散策が出来たので、大満足である。

最後は機内から美しい富士山を拝むことが出来たが、またぜひ時間を見つけて里帰りしたい。

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