いつも行く渓流のほとりに住んでいるお百姓さんとは、ずいぶん前からの顔見知りです。
5月の或る日、雨のあとの釣行のとき、
「降った割には、川の水があまり増えていないですね。」
と話かけると、
「この季節は、山の木々が葉を出すためにたくさんの水を吸い上げるから、雨が降っても川の水はそんなには増えない。樹を切り倒すと、切り口から水が滲み出てくる…」
と、答えられました。
確かに、言われてみれば、秋は少しの雨でも増水して濁りが入って釣りにならないこともあるような…
やっぱり、森って、大切ですね。
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