Forest Sync.(水と光の幻影)

何時も季節を感じていたい・・・
飛騨高山発信フライフィッシングのブログです。

How can I make you mine?

2008-06-18 00:34:51 | Fly Fishing

近くに(車で15分)水力発電用取水堰堤があります。その上の瀞場は、そこそこ流速があるのですが、川底の変化に乏しいので水面はとても穏やかです。そのため渓魚にフライを見破られることも多い、私にとっては、難易度の高いところです。それなりの川幅があるうえ、川岸が高くバックが取れません。水深もあり、立ち込むことも、無理。渓への釣行が多い私に、慣れないキャストを要求するという点でも高難易度です。

日中にその流れを見ても、渓魚の気配はほとんど感じられません。
でも、夕方になる頃、ライズが始まります。日によって、季節によって、年によって、差がありますが。
変化の乏しい川底と記しましたが、川底が斜面になっている箇所があり、そこが、渓魚たちの、食事場所となっている様です。

6月14日のイブニング釣行。
17時過ぎに、そこに到着しました。
カディスが水に飛び込んで再び飛び立つのが、よく見えます。
虫たちを狙っているのは、渓魚だけではありません。ツバメやセキレイが水面すれすれを器用に飛び交っています。
でも、肝心のライズは、まったくありません。

最初から、ライズを待つつもりだったので、覚悟はできてますが、その日は、なかなか始まりません。

あきらめようとしたころ、1回、よいライズ。時計を見ると18時40分。
しかし、後が続きません。

19時を過ぎてから、ようやく連続したライズが…
でも、ライズまでの距離があり、何とかフライを送り込んでも、ドラッグがかかりうまく流れません。
やっぱり、無視されました。

19時30分、今日はもう駄目なのか?と思ったけど、別の箇所でライズ。距離は先ほどのライズとそんなに変わらないけど、自分の立位置より下流で、うまくフライを送り込めそうなところ。






最後の最後に釣れたのは、27cmのがっちりしたイワナでした。





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コメント (2)
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