しろわんこLIFE

趣味の旅行と食べ歩き記録
最近yaplogより引っ越してきました。

ブラ王の病気 4-3

2008-09-09 21:33:03 | ぶらぶら闘病記
大学病院から帰宅。

腹水を200mLも抜いたのにブラ王は元気。
と言うか、身軽になって呼吸も楽になったようです。
これで、どの位の期間でどの位腹水がたまるのかもチェックするようです。

夕方、地元病院に行って先生とお話ししてきました。

胆汁酸の結果が届いていて
やっぱり高いそうです。
しかし、普通は食前より食後が高くなるはずなのに
ブラ王の場合は空腹時が高く、食事をすると低くなるので
一応機能はしているのだろう、と言う事でした。
空腹時 90
食後  53
どちらにしても正常は22位までなので、相当悪い数値です。

M先生はやはり「肝臓が悪い」と疑っている事、
腹腔鏡手術は開腹手術に比べてリスクは少ないし
大学病院(M先生の元職場であった事が判明)の体制だと
万が一の場合でも輸血の用意など万全な事、と説明されました。

そして、アルブミン値が
4日 1.1(小型犬正常値2.2-3.9)
9日 1.1

であった事を踏まえて、急激な下降を示していないので
今すぐ命の危険が、、という状況ではないようです。
ただ、ご飯を食べなくなったら危険と言われました。

絶対安静→出来るだけ安静
に変わりました。
ブラ王が負担に感じない程度の気分転換程度のお散歩も許可されました。
(これまでは排泄のための最低限の散歩のみ)
ただし、息があがったら即終了すること。
カフェも他のわんことあって興奮したら退席して落ち着かせる事
などを条件に出されました。

金曜日までに手術をするかどうか返事をしなくてはなりません。
まあ、ほとんど気持ちは固まってるんだけどね。



ブラ王の病気 4-2(大学病院へ)

2008-09-09 20:27:08 | ぶらぶら闘病記
順番待ちのとき、待合室で待っていると
先生がやってきました(地元病院のM先生)
私達には気が付かず、中に入って行かれました。
おお。ブラ王の為に来てくれたんだ。。
検査の結果を報告した方がいいですよね、と聞いた時に
「顔を出すんで大丈夫です」と言われたけど
こんなに早くから来てくれたんだ。。

そして、ブラ王の検査。
呼ばれて診察室に入るとのお医者さん&研修医の方達。(総勢7,8人)
さすが大学病院です。
まずは今までの経過を話します。
大学病院での主治医の先生はまだ現れず、研修医の先生とやり取りしました。

紹介状に詳しく書かれているはずなのですが
「紹介状は読んでいますが、飼い主さんの口から説明して下さい。」と言われます。
大勢に囲まれてのこのやり取りは「取調室の尋問」のようです。
ダックスの飼い主さんは主治医に「ここはすごく詳しく聞かれるからね」と言われて
メモを書いて来た、と言ってました。
まあ、実はJもノートを作ってmemoして来たんだけどね~。
予感??

一通り説明すると、
エコー検査、レントゲン、腹水採取、血液検査などをします、
とブラ王は連れて行かれます。

胆汁酸の検査をするので食前食後の採血をしたいので
検査が終わるのは1時過ぎ頃、と言われて
「あの~、2日前に同じ検査をして結果待ちなんですけど」と言うと
「あ、そうですか、でもウチでも見たいので」と言われました。
ええええ~~!!?
ま、やっぱりこれは後でしなくて良い事になったんですけどね。

2時間後に検査終了。
診察室に入ると、大学病院の主治医、S先生(肝臓が専門)と
地元病院のM先生が一緒にいました。(その他研修医多数)
検査は全て付き添ってくれたみたいです。
ブラ王は腹水を200mL抜かれてお腹がスッキリしていました。
(これでも全部抜いた訳じゃない、と言う事でした)

結果、結論を先に言うと
原因は分からない、との事でした。

・尿検査、血液検査ともに腎臓の機能は正常。

・腹水もやはり真水で腫瘍でもないだろう

・赤血球、白血球などの数値も正常。

・アルブミンを始め、タンパク関連はやはり低い。
 (アルブミン1.1)

・筋肉系の数値も高め(心臓?←心筋)

・異常値が示されるのはやはり肝臓系の数値。
 しかし、ある部分は正常値。
 そして、この低い数値は消化器系の異常でも起こる事がある。

・エコー検査によって肝臓の形は悪くなっていない事が分かる。
 (肝硬変などの所見なし)

・レントゲンでみると肝臓が正常より小さい


と言う事で
肝臓、もしくは消化器(腸)に問題が考えられると言う事でした。
S先生は多分こっちだ、という事は言えない。
どちらにも同じ位の可能性がある、との事でした。
(今でもM先生は8割型肝臓だと思っている)

今後は
腹腔鏡手術で肝臓の一部を取り、内視鏡で腸の細胞を取り
組織検査に出さないと何も議論出来ないのだそうです。

取りあえずの薬などで経過を見るにはアルブミンの値が低すぎる。
低アルブミン症の子は他の問題が起こった場合、致死率が非常に高い。
今のブラ王ならこの手術に耐えられる体力がある。
これ以上進行したらリスクが高すぎるので検査は出来なくなる。

腹腔鏡の手術は腹水をもっていて低アルブミンだと
血が固まりにくいため、普通よりリスクは上がる。
内視鏡はほとんどリスクはない(全身麻酔のリスクのみ)
また、これらをやっても原因が分からない事もある。
原因が分かっても治療法がない事もある。


最近の先生はいつも「最悪の状況」を繰り返し説明します。
いろいろなトラブルがあるんでしょう。(←推量)
ビビリのJは「今は一応元気そうなのに検査で死ぬ様な事があったら」と
心が乱れます。
即答出来ませんでした。

私達の気持ちが決まったら18日(木)が手術日になります。
やるしかないんだけどね。




ブラ王の病気 4-1(大学病院へ)

2008-09-09 19:24:49 | ぶらぶら闘病記
利尿剤が効いたようで、浮腫はなくなりました。。
ふう。でも良かった!

そしていよいよ大学病院へ。

9時半の予約は無理に入れてもらったもの。
遅刻厳禁です。
気合いが入り過ぎて、8時半前には病院に到着~。
どうするの??






待合室は開いていますが、受付などはシャッターが閉まっています。
我々のように早く来ている方も何人かいます。
みんな同じように我が子を心配して、なんとかしたいと思ってるんだろうなあ。

検査では待たされる可能性大、と事前から言われていたので
覚悟します。

検査中、大学病院なので、大学の図書館併設のカフェで
ダックスの飼い主さん2名とお話ししながら待てました。

ダックスさんは4歳で、腸捻転の手術の後、急に歩けなくなってしまった子と
2歳で門脈シャントという病気の可能性を言われている子でした。
2匹とも若い。。。心配ですよね。
ブラ王もまだまだ、って思っているけど
この飼い主さん達も本当に辛いだろうなあ、と言う事が伝わってきます。
4歳の子は本日全身麻酔でMRIとCTスキャンをするそうです。
2歳の子はブラ王と同じ、まずはエコー検査から。
門脈シャントだとしたらやっぱり肝臓の機能低下が疑われます。

次の記事に続きます。