<ポメリー、そして激走>
ツーリストオフィスで次に予約しているカーブ、ポメリーの場所を聞く。
歩くと1時間位かかると聞いていたので
タクシーで行く、とお姉さんに言うと
近くからバスが出てるから、バスに乗れば?と提案される。
バスの終点の名前や、降りる停留所の名前まで
聞く前に教えてくれたので、バスで行く事にしました。
バス停でバスを待つ。
時刻表の時間が過ぎてもバスは来ない。
他の路線は来るのに。。。
次のバスの時間を過ぎても来ない。。。
おかしい。。。。
もう一度バスの時刻表をみると
上の方にオレンジ色の紙が貼ってあった。
解読するに
10月15日
市民マラソンのため、時刻変更または運休
まぢで?今日じゃん!
しかも私たちが乗るバスだけが一日中運休だ!!
あのツーリストインフォメーションの職員、嘘を教えたわねーーーむきーっ
だって知らないはずはないよね??
忘れてたんでしょうけど。
しかも、バス停もその路線の時刻表の上にメモは貼ってくれたまえよ~
慌てて駅まで戻りタクシー乗り場に行くがタクシーはいない。
焦る私達。
やっと1台が来たのでポメリーまで行ってもらうようにいう。
途中、マラソンランナー通過のため停車したりしましたが
ふう。間に合った。
ポメリーは完全予約制です。
本当はヴーヴクリコに行きたかったのだけど
日曜はお休みなので諦めてポメリーにしたのです。
ポメリーはモエと打って変わって俗っぽい仕様。。。
受付のお姉さんも感じがいいとは言えないし。
しかも!3時半からのツアーだったのに始まったのは既に45分。
待ちくたびれたし
カーブの中も分け分かんない安っぽいオブジェが所かしこに置いてある。
未だに謎。
ただ、ガイドの方の英語は分かりやすかった。
モエ+ポメリーで理解出来た事も多かったです。
私達はヴィンテージワイン1杯のコース(10ユーロ)を選択しました。
美味しかったです。
しかし!!!
ここで重要な事が
電車の時間は5時19分
なんと後30分程度しかない。
外に出てタクシーを拾おうとしたけど、そんな雰囲気は全くない。
呼んでもらっても多分間に合わない。
まずい。。。
歩いて1時間かかる道のりを大爆走することになった。
古い石畳の街。
土地勘がある訳でもない。
新しいブーツを履いていた。。。。
オットが私の荷物を全部持ち(ワインフルボトルもね)、先導者となって走る。
Jは涙目になりながら走る。。
途中、タクシーが来ないか探すけど気配ゼロ。
いやーーーー
本当に死ぬかと思いました。
間に合ったんですけどね。
涙がでました。
だって、シャンパーニュ、なみなみグラス一杯飲んでの全力疾走ですよ。
ブーツですよ。
最短距だって分かんない。体調だって良くなかった。。
この旅一番の辛い思い出となりました。
(しかも後々、これが原因で筋肉痛に悩まされ、機動力ダウンしてしまったのです)
死ぬ思いで電車に乗り込むと、私達の席にはフランス人のおば様達が座ってました。
ま、ちゃんと移動してもらいましたが。
電車は混んでいて立っている人も多かったので
予約しておいてよかった(予約していた電車に乗れて良かった)と思ったのでした。
パリまで約2時間ちょっと。
走り過ぎて気分が悪くなった私も途中で復活しました。
感想としては、
午前中のモエの素晴らしいツアーを最後に持って行った方が良かったなあ、
でした。
行きたかったヴーヴも良い雰囲気らしいので
もし行かれる方はエペルネーで途中下車出来る人はモエへ
ランスのみの人は(行ってないから分からないけど)ヴーヴを、
と言いたい気分です。
シャンパンカーヴはモエだけで、ランスには世界遺産巡りだけで良かったのかも。