術日。
王子の手術は夜7時からに決定しました。
術前に面会が可能なのですが
Jは行くのを悩んでました。
手術の説明で
術中に亡くなる可能性もあります、と言われたのが
どうにもこうにもひっかかって。
Jの不安な気持ちをブラ君に伝染させたくなかったし
泣き出してしまいそうな気持ちで、きっと耐えられないだろうと。。
オットが面会に行く、と言うのでお願いしようと思いましたが
やっぱり最後の最後に
会いにいく事を決心しました。
王子が頑張るのに、Jがこんなへなちょこでどうする、、と良い聞かせながら。
元気そうな王子。
偉いね、君はいつも本当に。

7時からの予定の手術はその前の手術が早めに終ったため
6時半から始められる事になりました。
それでも終るのは深夜12時前と言う事で、いったん帰宅して
11時に病院に戻る事にしました。
(病院へは車で1時間位)
ところが、家に帰って9時過ぎにはあと30分くらいで手術が終るので来て下さい、との連絡が。
早く終った、、、ということが何を意味するのか分からず
緊張しつつ病院に急ぎました。
上手くいって早く終ったのか、、、
それとも、
術前に言われていた、開けてみたら手の施し用が無く
そのまま閉じる事もあります、と言われた事がよぎりました。
今回の手術の予定は
骨盤の一部を切り取ってから
前立腺全部&膀胱の一部を摘出し
王子の腸の一部を切り取って、
膀胱の切り取った所から尿道代わりにつないで使用する、というものでした。
ただ、王子は腸の病気もしているので
腸が使える状態かは分からない。
開けてみてその時に最善の方法を考えます、との事でした。
膀胱をいったん全部切り取って上下逆さまにする、という方法も考えている、等。
で、結局
開けてみたら、前立腺を覆う膜が思ったほど破れておらず
膀胱の全部を温存出来たため
自身の尿管どうしでつなぐ事が出来たので
腸を切り取って縫合する行程が無かったので早く終ったとの事でした。
麻酔開けの王子に会って帰りました。
取りあえず、目の前の大きな山を1つ越えました。
まだまだ、闘いはこれからなんだけど
それでもほっとした我々でした。