三丁目のひこうき雲

★べー坊ワールドへようこそ♪
楽しく面白く、ポエム&エッセイ風に落書きします。写真も大好き♪月1~2回程度更新中★

礼文島の思い出、旅人の忘れ物‥

2005-05-02 23:40:35 | たび、タイムトンネル
みなさん、GWはいかがお過ごしでしょうか?
僕は、熱心にお仕事で~す!(泣)

礼文島!それは北海道の最北の島です。

かつて僕は旅びとだった!・・・
と、以前書きました。
風来坊の一人旅を、合計すると1年以上はしていたかな?
気の向くまま、風の吹くまま、持つものは時刻表とパンツ一枚のみ!
・・・というのは大げさですが、そんな感じです!
朝起きて、今日は北へ行くか、南へ行くか、考えるんです。

同じ宿に泊った女の子が「西」に行くと言えば、僕も「西」に行った!(ただのスケベじゃん?すんませ~ん!)
お金が無くなれば、そのつど働きました。
宿が無ければ、シュラフで寝る。
たいていは貧しく、一日食パン3切れという日々も続きました。
移動はヒッチハイクと夜行列車。

旅の大部分は、大好きな大自然がある、北の大地でした!
だいぶ昔の話ですけどね!
むかしむかし、浦島が‥じゃないけど。(亀は助けずに、ペットにしましたが?)


礼文島、薄雪草、落陽、桃岩荘・・・

北海道には、礼文島、利尻島、奥尻島、焼尻島、天売島と5つの島があります。
もちろん、僕はすべて旅しました。

泊る所は、いつもユースホステルでした。
礼文島では、桃岩荘というユースに10連泊以上したと思うけど。
そこから見る夕日はすばらしい!
水平線に消える、真っ赤な夕日に向かって、大声で唄うんです!
そこのユースの宿泊者が全員で、「落陽」(吉田拓郎)という歌を踊りながら、絶叫して唄いました!
あまりにも美しい夕日と、歌声で、女の子なんかはみんな夕日が沈んだあと、涙を流します。
男の僕だって、屋根の上に登り、夕日を見送って、毎日しんみりきました。

夏の混雑期などは、10連泊以上の常連者は、離れの小船の中で雑魚寝したっけな。
ちなみに、桃岩荘の建物は、伝統的なニシン番屋です。
むかしは沿岸でニシンが大量に取れて、裕福だったそうです。
宿泊者が帰るときは、港に見送りに行き、ギターを弾いて唄って踊って見送るのです!
もちろん僕は、いつも見送る側でしたが。

礼文島には、レブンウスユキソウという美しい花が咲き、小さな目立たない花びらは、エーデルワイスに似ているとか。
そこから眺める利尻富士も、言葉を失うほどの絶景です!
海岸では、水深50cmの足元で、ウニが取れ、その場で食べました。(これは密漁!このときは地元の漁師のおばちゃんの了解で)

島には、信号機が一箇所だけあります。(昔の話だが)
車がほとんど無いので、本当は必要ないけど、子供の教育のために作られています。
沖縄の西表島も、子供の教育用に一箇所だけあるらしいです。
・・・このことは、カノンさんのブログで知りました。
また、この礼文島の記事を書きたくなったのも、カノンさんの西表島の記事(4月30日)を読んで触発されたからですが
(僕の憧れの女性、カノンさんのブログ、素敵ですよ!大好き!)

思い出話って、つまんないですよね!(あくび、出た?あ~~~)
まあ、自分史?と考え、たまには読者を無視して語るのも、快感?か・い・か・ん?(自己満足?ごめんチャイ!)
旅の話は、そのうちまた、つづく、かも?

なお、僕はもう「旅」はしません・・・
「旅びと」は卒業しましたから・・・
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする