あれ、身体がおかしいな、と思い病名がわかるまでどのくらいだっただろう。
小さなことから思い起こせばやっぱり年単位のことだったと思います。
接骨院に行っても、
マッサージに行っても、
鍼をうっても、
メンタルクリニックに行っても、
いつも身体のどこかにある不調は治りませんでした。
やっとやっと病名が確定した時にはどこかほっとしたのを覚えています。
そして、
手術をして悪いところを取ってもらって、リハビリを頑張れば元通りに歩いて帰れると思っていました。
そもそも間違っていたのがリハビリの意味。
手術で落ちた筋肉を鍛え直し、元通りの身体に戻していく、と思っていました。
実際は、まあ、ざっくり言うと、
この身体で出来ることを身につける、という感じでしょうか。
リハビリをしていて、私にあまり感情の起伏がなかったのはどこかでそのことに気づいたからだと思います。
そして、100万人に一人という珍しい病気のため、私に関わるほとんどの人が手探りでした。
そのために、リハビリするにおいて、信じられるものが一つもありませんでした。
ただ、ただ、退院してから家族に迷惑をかけたくないという思いで、お風呂とトイレの練習は頑張りました。
ゴールが何だかわからないままですが、一つの目安である入院期限が来たので退院します。
歩くことを諦めたら楽になるかも知れない。
でも、まだそこには気持ちが向かないのです。
完全に麻痺したわけじゃない下半身にまだ希望を捨てていません。
希望を捨てるのが怖いのかもしれません。
正解などないのかも知れませんが、今はそれでいいんだよ、と自分に言ってあげたいと思います。
小さなことから思い起こせばやっぱり年単位のことだったと思います。
接骨院に行っても、
マッサージに行っても、
鍼をうっても、
メンタルクリニックに行っても、
いつも身体のどこかにある不調は治りませんでした。
やっとやっと病名が確定した時にはどこかほっとしたのを覚えています。
そして、
手術をして悪いところを取ってもらって、リハビリを頑張れば元通りに歩いて帰れると思っていました。
そもそも間違っていたのがリハビリの意味。
手術で落ちた筋肉を鍛え直し、元通りの身体に戻していく、と思っていました。
実際は、まあ、ざっくり言うと、
この身体で出来ることを身につける、という感じでしょうか。
リハビリをしていて、私にあまり感情の起伏がなかったのはどこかでそのことに気づいたからだと思います。
そして、100万人に一人という珍しい病気のため、私に関わるほとんどの人が手探りでした。
そのために、リハビリするにおいて、信じられるものが一つもありませんでした。
ただ、ただ、退院してから家族に迷惑をかけたくないという思いで、お風呂とトイレの練習は頑張りました。
ゴールが何だかわからないままですが、一つの目安である入院期限が来たので退院します。
歩くことを諦めたら楽になるかも知れない。
でも、まだそこには気持ちが向かないのです。
完全に麻痺したわけじゃない下半身にまだ希望を捨てていません。
希望を捨てるのが怖いのかもしれません。
正解などないのかも知れませんが、今はそれでいいんだよ、と自分に言ってあげたいと思います。