きょうを生きて living in a moment アドラムの洞窟

できることに集中すると美しさが生まれる。

その美しさを感じて息を吸おう。

あそびをせむとやうまれけむ

2012-11-18 09:44:16 | 日記
NHKの大河ドラマ 平清盛 に何度か出てくる歌がとても気になり

調べたら

平安時代末期に実際に歌われていた歌だと聞いて相当びっくりした。

梁塵秘抄にでてくるようだ。


「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子どもの声聞けば わが身さへこそ動(ゆる)がるれ」

ゆるがるれ

自発の助動詞で

子どもが遊ぶときは、時の経つのも忘れて、夢中になる。子どもが遊ぶみたいに、夢中で生きたい

というメッセージを伝えたいそうだ。


それにしても、平安時代の日本に

凄いことだと思う。

神は、あそびをせんとや 人間をアダムをつくったんだと思う。

だから、額に汗してパンを食べるのが

罰だった。

あそびをせんとやうまれけむ

というだけで一日がリセットする。

小さな子どもが、あんなにしあわせと

笑い声を空気いっぱいにひびかせる

神殿でのレビ人の奉仕も時間がたてば

必要でなくなる奉仕だったように、

王国のよいたよりを伝えることも

時間がたてば必要となくなる活動だ。


なぜうまれてきたのか?

集会や奉仕にいって、ものみの塔聖書冊子協会という企業のような法人に協力するためでない。

あそびをせんとやうまれけむ

イエスもそういえば、頭が奉仕時間を
入れ再訪問と研究を何件するか一切考えない人だった。


ある日、葬式ごっこをする子どもたちを結婚ごっこをする遊びを観察するゆとりがあった。

あなたたちはなく悲しんだのになかなかった。笛を吹いたのに踊らなかったと。

毎日

あそびをせんとやうまれけむ

という気持ちで生きてゆこう。

そして、目でみるすべてのことに

夢中に生きて、儚く死んでゆきたい。